2012年7月4日水曜日

高度順応1回目 富士山

2012年6月30日(土)〜7月1日(日)

あと1ヶ月とちょっとでマッターホルン本チャン。と言いつつなんだか準備が進んでいない。ちょっと焦りだしている。

この週末は第1回目の高度順応富士山へ。
静岡まで私1人で運転はつらいので今回はツアー、しかも安いのをパートナーの玉ちゃんが見つけてきてくれてそれに申し込んで行くことにした。

まぁ、7月1日は富士山の山開きやけど、そうそう人おらんやろ、と思っていた2人はバスを見てびっくり。47人乗りの大型バスが最終のピックアップ駅、京都で満席になった。恐るべし、富士山。

6月30日の朝に関西を出発して夕方、山梨側の吉田口コース5合目に到着。素人もいるだろうが、いくら日が長いとは言え出発してから2時間ほどで日は沈み真っ暗闇に。いきなりのヘッドランプ(or 懐中電灯)での夜間登山だぜ。
山屋は慣れている(?)とは言え、素人にあの暗闇の中、溶岩が固まった段差を歩くのは辛いだろう、と思えども皆さん
そんなことは知らずにとりあえず富士山で御来光というのを目的に参加した様子。中にはチノパンみたいなんを履いてる人もいた。大丈夫か?

ペースはゆっくりで30分に1回、10分強の休憩を取る。3000mを越えた辺りから20分に1回となり、2時間40分コースタイムのところをたっぷり5時間かけて登った。お陰でしんどさ、まったくなし。
小屋に入るとさっさと寝る。開山日前夜、ということもあって寝袋はサラ、枕もビニールがしてあったけど巻いたばかりのようでとってもきれい。耳栓装着して夜中の2時までつかの間の夢の中へ...。

2時に起きる。玉ちゃん曰く「風も無くていいですね〜。」お、そうか。ではお手洗いへ。小屋の外へ出ると風、あるやん。ちょっと並んで用を済ませてトイレから出てくると、小雨降ってるがな〜!
山の天気は変わりやすい。
準備をして小屋の前で点呼を取る頃にはなぜか結構な雨風。ひえ〜、これでこの素人さん集団は出発するのか?とどきどきしていると出発した。ひえ〜。でも、10分進んで渋滞。進まない。それどころから上からどんどん人が下りてくる。ということで、同じツアー会社の関東地方チームとか中国地方チームと登る、登らないを同じにしないと不公平になるから(多分)ということで他の地域チームが下りているので私達関西チームも小屋に戻ることに。

小屋に戻ったら同じ寝場所に戻り、また耳栓装着して二度寝。4時頃(?)、ガイドさんが曇っていますが御来光が少し見えますよ、と言いに来てくれたが、いやいや、私は寝る、と寝続けた。

4時半に再度起床。5時に下山開始。途中から各々のペースで下りていいということで玉ちゃんと私はとっとと下りる。7時には五合目に帰着。残念ながらバスの中で3番目の帰着パーティーだった。

ツアーに入ったのは始めてだけど、至れり尽くせりでそれはそれでよかった。ただ、山岳会やったら普通に行ってるよな、という天候で行かないのはさすがというか、仕方ないか。とりあえず、国内2番目に高い北岳よりも高いところには行ったので、第一回高度順応はよし、としよう。次回は今月3週目。さて、どうなることやら。

行きの双葉SAで見たトッポ君






















富士山フレームの信号
八ヶ岳付近は八ヶ岳の形をしてる
山屋にはたまらん粋なセンス
















五合目手前から見える富士山

マッターホルンクッキー...これに関してはまた後日