山行日 2023年2月3日(金)ー4日(土)
2年越しの甲斐駒、黒戸尾根。去年の一回目は、左足のかかとがしもやけで腫れ、これが靴擦れになって痛くて敗退。ひと月後に再挑戦したけど、靴擦れがまだ痛んでとっとと下山。
今年は、細心の注意をはらいしもやけはできず。いざ出発。
とはいえ、膝には不安がある状態。
2月3日(金)晴れのち曇り
しかし長いよなこの道、と言っても仕方ない。無心になって歩くのみ。
いわゆる一合目。去年と違って雪は少ない。
P1628mピーク横の休憩地。獣の足跡があっちこっちに これはその中の一つ
ここから苦しい「八丁登り」が始まる
ここでストックからピッケルに持ち変える。
たくさんの梯子を登って午後3時前に小屋に到着。
去年と違って整地されたスポットなし。残念。整地をしてテントを張り終わったら4時。すぐにご飯の用意。おつまみなどを食べながら酒盛りをする。だらだら〜。
翌日、午前4時前起床。最近出発まで時間がかかる。
午後6時45分頃テント出発。天気良さそう...かな?
去年の一度目はここまで来た。この先にある細いコルを渡る時、ずるっと滑り(そもそも靴擦れが痛くて足に不安があった)びびってもぉいや、戻りたい、と言ったのだった。
今回も同じところで(三歩目)ずるっといったが、「怖くない、怖くない」と呪文を唱えて突破。次に張り出した大岩を抱えるようにして通過。その後、剱岳の池ノ谷ガリーの20分の1くらいの長さの急斜面を登る。ここもずり落ちないか心配していたが雪が締まっていたので問題なかった(↓)
この後、ガスが湧き始め景色がなくなる。時折、雲が薄くなり明るくなるが遠望はなし。ただ歩くだけ。時々強風が吹き寒くもなる。
うっすらと頂上が見えるがすぐに見えなくなる。もう少し〜。この長い尾根ももう少しで登り終わる〜。上の写真は西峰を通過するダンさん。
頂上見えた〜
11時にテン場に帰着。撤収に1時間かけ12時に下山開始。
下りになると膝が痛くなってくる。コースタイム4時間のところを6時間かけてしまった。最後の30分はヘッドランプ点灯。午後6時に駐車場到着。
やはり膝痛っていうのがネックになるなぁ。今年は縦走の計画を結構な本数立てているのに大丈夫かなぁ、と今から心配。
しかしこれで黒戸尾根をもぉ登らなくて済むと思うと今はとても気が楽である。