2023年2月9日木曜日

甲斐駒ヶ岳黒戸尾根

山行日    2023年2月3日(金)ー4日(土)

2年越しの甲斐駒、黒戸尾根。去年の一回目は、左足のかかとがしもやけで腫れ、これが靴擦れになって痛くて敗退。ひと月後に再挑戦したけど、靴擦れがまだ痛んでとっとと下山。
今年は、細心の注意をはらいしもやけはできず。いざ出発。
とはいえ、膝には不安がある状態。

2月3日(金)晴れのち曇り
朝7時半過ぎに駐車場出発。準備をしていると小屋の人が小屋の荷物を担いで登って行った。速いんだろーなー。

しかし長いよなこの道、と言っても仕方ない。無心になって歩くのみ。

いわゆる一合目。去年と違って雪は少ない。

笹の平分岐

P1628mピーク横の休憩地。獣の足跡があっちこっちに これはその中の一つ
ここから苦しい「八丁登り」が始まる

「刃渡り」さきほどの休憩から1時間経ってるんですが、休憩なし?この辺りはまだ我慢できてたけど(狭いから休憩する場所ないし)、だんだん空腹に耐えられなくなってくる。「あともう少し」で刀利天狗、というけれど、人の言う「あと少し」は信用できない。家族であっても、とこの日気づく。

「刀利天狗」から1時間後、「五合目小屋跡」にて休憩中。黒く見ているピークが屏風岩のある(屏風岩見たことないけど)P2262。その奥に八合目御来迎場のあるピーク。一番奥が頂上のあるピーク(おそらく西峰)。
ここでストックからピッケルに持ち変える。

小屋に到着する最後のコル。小雪がちらつき始める。この雪はほぼ夜通し降った。
たくさんの梯子を登って午後3時前に小屋に到着。

去年と違って整地されたスポットなし。残念。整地をしてテントを張り終わったら4時。すぐにご飯の用意。おつまみなどを食べながら酒盛りをする。だらだら〜。

翌日、午前4時前起床。最近出発まで時間がかかる。
午後6時45分頃テント出発。天気良さそう...かな?
テント泊りの3人パーティと抜きつ抜かれつで登る。もう一人ソロの人がテント泊していたが、すでに出発された様子だった。

八合目の御来迎場。ここまで順調。風もほとんどなく絶好のコンディション。

去年の一度目はここまで来た。この先にある細いコルを渡る時、ずるっと滑り(そもそも靴擦れが痛くて足に不安があった)びびってもぉいや、戻りたい、と言ったのだった。
今回も同じところで(三歩目)ずるっといったが、「怖くない、怖くない」と呪文を唱えて突破。次に張り出した大岩を抱えるようにして通過。その後、剱岳の池ノ谷ガリーの20分の1くらいの長さの急斜面を登る。ここもずり落ちないか心配していたが雪が締まっていたので問題なかった(↓)

この後、ガスが湧き始め景色がなくなる。時折、雲が薄くなり明るくなるが遠望はなし。ただ歩くだけ。時々強風が吹き寒くもなる。
うっすらと頂上が見えるがすぐに見えなくなる。もう少し〜。この長い尾根ももう少しで登り終わる〜。上の写真は西峰を通過するダンさん。

頂上見えた〜

寒すぎてデジカメ完全に死んでしまった。ダンさんのスマホでなんとかこの写真を撮る。すぐに下山開始。

11時にテン場に帰着。撤収に1時間かけ12時に下山開始。
下りになると膝が痛くなってくる。コースタイム4時間のところを6時間かけてしまった。最後の30分はヘッドランプ点灯。午後6時に駐車場到着。

やはり膝痛っていうのがネックになるなぁ。今年は縦走の計画を結構な本数立てているのに大丈夫かなぁ、と今から心配。

しかしこれで黒戸尾根をもぉ登らなくて済むと思うと今はとても気が楽である。

















2023年2月1日水曜日

六甲歩き 芦屋川から宝塚まで でも今回は七曲りを登ったよ

山行日 2023年1月29日(日) 晴れ

前週に続いて再び六甲へトレーニングハイク。1月24日にほぼ全国を覆い尽くした大寒波の影響はもぉないかも...と思っていたけど甘かった。

9時前に高座の滝。なかなか寒いぞ。冬山本気服装で来てよかった。歩いていたら暑いので、ダウンジャケットは脱ぐ。

歩き始めてすぐに道に雪が...。あちゃ!軽アイゼン持ってきたらよかった。しまった!と思ったけど後の祭り。写真は風吹岩。

この後もほとんど道は雪が残ったまま。圧雪されていて滑りそうなところもあったりで、妙な緊張が続いた。

七曲りの、一軒茶屋までの途中

一軒茶屋近くの休憩所でカップラーメンを食べる。離れたところから「うどん、おいし〜!!」という声が聞こえてきた。いやぁ、分かるわぁ。暖かいものを食べると体が温まる。

この後、一軒茶屋に立ち寄ってホットミルクを注文。これまたおいしい。天気がいいので、最高峰へ行ってくるというダンさん。私は寒いので茶屋で待機。甘酒を注文。これまたあったまる〜。外に出たくなくなる。

宝塚へ向けてレッツゴー。車道脇「カーブNo.113」の標識から入ったところ。東縦走路の方が残雪量多し。

この日は、時間に余裕があったので、太平山へ。以前は、縦走路から車道に出たすぐのところに頂上までの道があったけど、ここ数年で消えてしまい、車道を歩いて頂上へ行く道につけかわったようだ。

残念ながら頂上の看板や札はなかった。三角点(二等かな?三等かな?)があるのみ。

宝塚市最高峰の岩原山への分岐を過ぎたところで、右へ入っている踏み跡が。雪があったので、踏み跡があり道があるんだな、と初めて気づいた。ダンさんは前から気づいていたようで(!)行ってみることに。譲葉山の頂上だった。ちなみにこちらは東峰らしい。

この後も、圧雪に手こずりながらもこけることなく塩尾寺に到着。が!ここで終わりではなかったデンジャラスゾーン。塩尾寺からのアスファルト道が登山道以上に圧雪されていて怖かった!

変な力を入れて歩いたせいか、帰宅後膝に違和感を覚えた。早速湿布を貼って処置、処置。後のケアも大切だとこの歳になると身に染みて感じます。