2013年5月26日日曜日

登れた...裏六甲烏帽子岩

2013年5月25日(土)

梅雨に入る前にどうしても登っておきたかったとあるルート。最近通っている裏六甲の烏帽子岩の、初級レベルのルートやけど。これを登ったら、次のグレードに進むのだ。というか進めるのだ。自分で勝手に決めたルールやけど。

日曜はすでに山岳会で予定を入れている。行くとしたら天気がいい土曜日。でもこの日も色々としたいことがある。そして予報ではかなり暑くなる。となると、手がぬめって登りづらくなる。そして人が多くて順番待ちもありうる。ということは土曜の早朝しかない。

誰かビレイしてくれる人おらんかなぁ?と色々と考えたけど、土曜の早朝に始発の電車の時間に裏六甲まで来てくれる人はいないだろう。うぅん、うぅん、と考えてハズに相談。ハズは土曜日は仕事だ。なので、多分付き合ってくれるのは無理やろうなぁ。しかし!金曜の夜から現地に行って前夜泊してビレイをしてくれるという。しかし仕事があるので制限時間、7時。

うわ、めちゃくちゃ嬉しい!4時に起きて岩場に移動して5時にはアップ開始。7時までに数回トライできるやろう、とふんでいたけど実際起きたのが4時半。5時半前からアップの登りを開始。少々時間が押している。

そして1度目のトライ。イメージトレーニングしてたけど、頭と体がひとつになってない感じ。頭の中ではムーブ、分かってるんやけど。下部の核心ですでにテンション2回かける。上部の核心では右足が滑って落ちる。1回目のトライ失敗。気が焦る。

10分ほど休憩して2回目にして最後のトライ。梅雨入り前にかなりいい状態で登れるのもこの日が最後と思った方がいい。少々緊張気味に登り始める。迷いつつも下部、クリア。
上部の核心前ににしてここで落ちたらもったいない、という考えが頭をよぎる。構えたり、なおったり。数回繰り返した後、頭の中が無になって登りきる。成功。

ほっとした。

岩登り、楽しいなぁ。レベルは全然高くないけど、やっぱり楽しい。そして早朝からつきあってくれたハズに感謝。クライミングでも人生でもいいパートナーを持って幸せだ、とこの場でのろけてどうする、りょうちゃん。はい、すいませんです。でも、よかったです。
そして週2回のゴミ出しに間に合うよう家に帰れたのもよかった。



GWで出会った方々

今回のGW山行。単独だったけどなんだかとっても楽しかったのはやはり道中、出会った方々のお陰でもあると思う。ここにその方々とのエピソードを書きたいと思う。

瑞牆で。トレランの男性
瑞牆を下りて、事前にネットで調べた温泉と蕎麦屋を探していた時のこと。村のバス停で時刻表を調べてそこに座り込んだザックを背負った山服姿の男性を車で通りすがりに見た。結局、蕎麦屋も温泉も閉業しており、温泉の横にあった元市営、現在個人経営の蕎麦屋でランチをいただき、さてどこの温泉に行こうか、韮崎市内まで出ようかと先ほどの道を走った。
ふと思い出してバス停を見ると先ほどの男性はおらず、無事バスに乗ったんだ、と思った。そしたら前をてくてく歩いてるあの男性が。通りすがりに様子を見ると彼も気がついて振り返り、追い抜きざまに目が合った。どうしようか、と思ったが山の格好してるし私もそんなに体格ちっちゃくないので、なんとかなるか、と思い車を停めた。ルームミラーで確認すると満面の笑みを浮かべるその顔に、まぁ大丈夫だろうと思ったので車に乗せた。
聞けばトレランをしてる方で、7月だかにトレランの縦走(?)の大会がありそのルートをこのGW休みで下見しに来たとのこと。ルートは雲取山から甲武信岳、金峰山を経て瑞牆山という壮大なルート。で、下りてきたがバスの時間は未確認。午前中に2本という時刻表だったがGWなのでひょっとしたら午後からも1便くらいあるかも、と思い待っていたがやはり来ないので歩き出した、とのこと。現在は関東に在住だが今から実家のある大阪に帰るとのこと。バスでも電車でもいいからとにかく市内まで出ないとどうにもならない、という話でJRの韮崎駅まで送ることにした。
道中40分ほどだったが、話し相手ができてそれはそれで面白かった。無事この日の内に大阪の実家にたどりついたかな?7月の大会、がんばってくださいね。

温泉の受付の方
近くにスーパーがあるかどうか聞いたら地図まで書いて教えていただいた。スーパーはコンビニよりも食材調達に適した場所であるので地元のスーパーを知ることは大事である。ありがとうございました。

鳳凰小屋の支配人
なぜか私のことを気に入ってくださったようで、機会があれば声をかけていただいた。それだけのことだと言えばそれだけだが、やはり単独で行ってる以上、どなたかに気をかけていただいている、という意識があればそれだけ安全を心がけるようになる。
こんがり山焼けしたりりしい顔立ち。ハンサムで若い頃はもてたんだろうなぁ、なんて思ってました。また機会があれば訪れたいと思います。

鳳凰小屋のバイトの女性
朝9時半に小屋に到着したことに早い、ということでとても感動されて、色々と話しかけていただいた。特にびっくりしたのが「どうしてお客さんはそんなに色が白いのですか?」という質問。一応気にはしてるが、そんなに私は色白ではない。日焼け止めを塗っていても真夏にはある程度健康的に焼けるし、真冬も色白というほど色は白くない。けど、こう言ってもらって嬉しくない訳はない。努力が認められたということやから。
で、彼女はGW営業の間の数日でいい色に山焼けしていた。冗談めかして言うとひどく気にしていた。ごめんなさい。でも、日焼けの似合うかわいらしい方だった。
そして日焼け対策。もちろん一概に言えませんし、私の経験によるところですが、日焼け止めでは山では日焼けを防ぐことはかなり無理。バンダナとかネックウォーマー的夏仕様の薄い生地のものなどとにかく布で覆うのが一番の日焼け止めになる。そのことをお話すると早速、次の日の朝から実践されていた。いやぁ、なんだか照れるというかこっぱずかしいなぁ。こんな私の日焼け止め対策をすぐ実践なんて。そして彼女にも色々と気をかけていただいた。楽しいおしゃべりができて楽しかったです。ありがとうございました。

1日目、一番目に駐車場を出発されたシニア世代の方
一日目、途中で追い越し、テン場では偶然隣同士になった。テン場で言葉を交わすことはなかったのですが、2日目の朝、忘れ物をしたとおっしゃってもう一度登った地蔵岳。その理由は、3年前に子供が生まれないという娘さんのために祈願のために登られたらしい。それから2年。去年、やっと初孫が誕生した、ということで頂上に並ぶお地蔵さまにお礼のためのあるモノを持ってこられたのだが、前日登った際、それをテントに忘れてしまったらしい。なので、2日目のこの朝、そのモノを頂上に置いてくるためにもう一度登ったのだ。頂上で本当に嬉しそうな顔をしてお話されるのを聞いて私もじぃ〜んとしてしまって少し涙目になる。初孫ができて本当に本当に嬉しそうだった。

こんな出会いがあって1人の山行もかなりグレードアップした内容で終わることができました。たくさんの出会いに感謝!です。ほんまありがとうございました。



GW山行その3 鳳凰三山(南アルプス)

2013年5月5日(日) 晴れ

この日は、地蔵岳に登り下山、帰宅の予定。
4時起床、5時出発。テントは地蔵岳から下りてきたら撤収するつもりだったので予定より少し早く出れた。が。小屋から出発して、前日に人が下りてきたところをたどるも、すぐに道がなくなった。しかも、水を取るためのパイプがひかれている。うぅん、おかしいなぁ。こんなところ、アイゼン着けた状態で歩かれたらパイプに突き刺さったりしたら小屋の人、かなんやろうけどなぁ。と思いつつ、でも確かに前日ここ歩いてた人もおったしなぁ、とうろうろしてると小屋ノ人から声をかけられた。そしたら、このトレースは水用のパイプを引くための小屋の人用の作業道だった。
あらら、恥ずかしい。

気を取り直して登り始める。先に、前日、御座石鉱泉で私より少し先に出発された方に追いついて抜かす。そこで、前日も、私が帰ってきたらかなりテントが空きになってる様子で、3時頃に戻ってこられたので私と同じようにこの日に地蔵岳を登って下りる予定なのかと思って聞くと、前日、すでに地蔵岳に登ったが忘れ物をした、とおっしゃっていた。気になったが、立ち入って何を忘れたのか聞いてもあれかと思い、そうですか、と言って先に行かせてもらった。

15分ほどで雪がなくなり夏道だとザレ場で歩きにくい傾斜(←)、というところに出る。アイゼンを付けているので雪団子ならぬ泥団子が靴底にできる。
小屋から30分ほどで頂上に到着。2日前、町から見えていたオベリスクが目の前に見える。あぁ、やっとここまで来てんわ。とりあえず計画通りに頂上に立てたのでほっとする。



オベリスク(↓)に登ろうかと思ったが結局1人で登っても面白くないのでやめて下りる。
20分ほどで小屋に到着し、テントを撤収して下山に取りかかる。小屋の方に懇意にしていただいので、一言声をかける。すると、小屋主の方から「またおいでになってください。」という言葉をいただいた。とても嬉しかった。

この日も天気良く、気持ちよく下山することができるとは思ったが、燕頭山からの道がなんせ急登、すなわち下りるとなるとかなり体に負担がかかる、そして高度をさげるごとに気温は高くなるので心して下山した。
かなり暑かった、たしかに。でも、登山口に到着した時にはなんとも言えない気持ちが込み上げてきた。そんなに難しい山でもなかったのに。でも、なんでやろーなー。なんか、無性に「やった!」という気持ちが込み上げてきた。

そしてあの、緊張の林道を車で走り前日と同じ温泉に入って道の駅でお土産を買って、たまたま見つけた「ラ・ソバ(La Soba)」というお蕎麦屋さんでランチを食べたかったが、温泉に入ってから、と思ったのが運の尽き。温泉に入った40分ほどですでにお店の外まで人が並ぶ盛況ぶり。今回は諦めて帰った。

しかし、1人やったのになんか楽しかったなぁ。充実感がある山行でした。


この日の朝一番のお日様。
今日もいい天気だ。嬉しいなぁ。







地蔵岳から観音岳方向を見た。登ってる人が数人いた。











下山途中に見えた富士山。雲がちょうど真上にあって、まるで「ポンッ!」と噴火したかのよう。

2013年5月18日土曜日

GW山行その2 鳳凰三山(南アルプス)

2013年5月4日(土) 晴れ

今年のGW山行の目玉、鳳凰三山にやってきた。3日の早朝、中央道の八ヶ岳PAから、お風呂に入った「ゆ〜ぷるにらさき」の駐車場から、瑞牆山の山頂から眺めては、なんだか遠いなぁ、高い山やなぁ、と少々不安というか1人で来た心細さみたいなものを感じつつ、登山口となる御座石鉱泉に到着したのが3日夜。町のスーパーで買ってきたお総菜とビール、ワインを少々いただき早々に寝る。

4時起床、5時出発。なんだかもたもたしている。1人、先に出発された方がいた。挨拶はしたものの10分ほど遅れ出発。山地図に書いてあったようにいきなりの急登。荷物はそんなに重くないがやはり朝一は少々きつい。

木々の間から本日もお日様を拝むことができた。いい天気になりそうだ。

順調に進めるかな。久しぶりの1人の山行。しかも1日だけとはいえ山中泊も久しぶり。

途中で気がついてペースメーカーの為のラジオをつける。そのうちさきほど駐車場で挨拶した方に追いつき追い越した。


とりあえず、燕頭山(つばくろあたまやま)というところまでが急登で核心。ここまでどのくらいの速さで行けるか?荷物があるし1人やし、そんなに早くないやろなぁ。しかも天気予報は昼から雷雨がある、という。前日の予報では夕方、と言っていたのにこの朝の予報では時間が「午後」と早くなってる。午後って、ちょうど稜線を歩く時やん。嫌やなぁ。雨は仕方ないとしても雷は怖いよ〜。1人でいるとマイナス思考で頭がいっぱいになる。

ジグザグの道を上っていくとちょっとした台地に出た。お、これは、ひょっとして?第一関門の「燕頭山」だった。時間を見るとコースタイムより1時間早い。よっしゃ。嬉しくなる。木々の間から見える観音岳と薬師岳方面(←)。今から数時間後にはあの稜線を歩いてるんやわ。しかし遠いなぁ。改めて南アルプスって大きくて遠いことを実感。10分ほど休んで歩き出す。

ここから10分ほど歩くとちらほらと残雪が出てきた。まだアイゼンいらんなぁ、と思っていると北側に道が入って行くとどっさーと残雪(2200m付近)。しかもかたく締まっているのでここらでアイゼンをはくことに。1人先を行く男性が。挨拶すると、燕頭山で前夜、泊まったらしい。私、めっちゃ早いやん!

小気味よく歩いて行くと下山してくる人とすれ違う。1人目の若い人は少々疲れた顔。「いやぁ、昨日も地蔵岳登ったんですが、今朝も天気良くてまた登っちゃいました。はは。ちょっと疲れちゃいました。」とはいうもののとても充実したという顔をしてらっしゃった。稜線の風の様子を聞くと「まぁ、多少吹いてる、という感じですね。」とさわやかに言われたが、彼の「多少」は実は山ボーイ風に見えてすごい強者だったりして、私の「多少」よりはるかに強風かもしれない。なので、聞いても意味がなかった、とすぐに忘れることにした。

木々の合間から地蔵岳のオベリスクが見える(→)。街中からも見えていた、親指のようなオリンピックの松明の様な、よくもまぁうまいことこんな岩が立ってるな、という誰もが思うことを思う私。

てくてく歩いているとまた1人とすれ違う。「小屋はもうすぐですよ。」と言ってくださった。が、この人の「もう少し」と私の「もう少し」は違うはずなので、油断せずにあと半時間以上歩くつもりで進む。が、10分ほで到着した。おじさんと私の「もう少し」の感覚は一緒だった。

小屋に着き、テン場の手続きをして、少し食料を食べてさぁ、出発。この日は観音岳と薬師岳を登る。地蔵岳は翌朝に登る計画。一緒に登ってしまえばええやん、と今さらながらにして思うが、しんどくなったところを無理したくないのでこういう計画にした。

しかし。荷物が軽くなったはずやのに息が上がる。足も重たい。しんどいなぁ、と思いつつ登る。途中で他のことを考えていると違う方向に行くトレースを辿ってしまい少々焦る。稜線が近くなってきてるが稜線には傘雲が出現している。ひぇ〜。雷だけはご勘弁を!

シャリバテ気味かと思いまた食べる。でも雲行きも気になるのでがんばって登る。稜線に出た。しかし、すごい人だ。ロープとか必要なく残雪期に登れるので元気なシニア世代には取り付きやすいのだろう。ハイキングよりハードな山を求める山ガール&ボーイ風の人達も多い。

そしてまず、観音岳に到着。曇ってきてるけど、まぁ大丈夫かな。そしてここで食欲が爆発。我慢していたいもけんぴを開けてぼりぼりぼりぼり食べる。おいしい。でも、以前に紹介した高知のよこやまのいもけんぴよりおとる。100円おかしなので砂糖が少ない。しかし横で地図を見てたおっちゃん、うるさかったやろーなー。横でぼりぼり音が炸裂しててんもんなぁ。

お腹が落ち着いたので次は薬師岳へ。なだらかに下る道。すぐそこに頂上が見えている。10分ほどで到着。西側を見ると目の前に北岳がそびえる(←)。こう見えて日本で第二位の高さの山。そして真正面には数年前に登った第四尾根バットレスが見える。まだまだ雪がついている。

さて、テントに戻るか。ということでてくてく歩き出すがさすがに少々疲れている。足の運びが遅い。ま、でもこの分ではテントに帰るまで雨なさそうやし。ゆっくり行くついでに地蔵岳にも登っちゃうか、と考えたが所要時間を勘違いしていて、あと1時間も登る(ほんまは半時間)ならちょっとしんどいかな、ということでテントに戻った。


14時頃、粉雪がはらはらと舞い始めた。雨も雷もなく平和な夕方〜夜となった。水が美味しくてあのアルファ米がコシヒカリかと間違うほどの甘くおいしくでき上がった。アルファ米も水次第、ということが判明。
19時半頃就寝。テント場は満員盛況だった。明日も4時起き、5時出発。山の生活リズムにはすぐ慣れる...。



鳳凰小屋(←) 水は無料。テン場代1人1泊800円。外トイレもあり。ビールはGWのみの営業ということで前シーズンから売り切れの状態(ブログで確認してた)だったので、日本酒(200ml紙パック500円)を買った。日本酒には少々弱いので、おいしい水をチェーサーにしていただいた。ういっと!










稜線に発生した傘雲とからみつく渦雲。いつ真っ黒になって雷鳴り出すか冷やゝしたけど、余裕のセーフでした。よかった。山の神サン、ありがとう。

2013年5月11日土曜日

GW山行その1 瑞牆山(2230m)


2013年5月3日(金) 晴れ

前日、22時頃大阪を出発。思ったより渋滞ひどく山梨に到着したのは翌朝5時だった。途中1時間ほど寝たけど、どうもやっぱり体がだるいのでこの後に記録を載せる鳳凰三山を登る行程と反対にして先に瑞牆山に日帰り山行することにした。

クラッククライミングで有名な瑞牆山。その山容がかっこいいのでクラッククライミングはできないので歩いてでも登っておきたい、ということで登りに行った。

晴れてるが気温低く肌寒い。駐車場はほぼ満車状態。しかも一台の区画が小さい。少し余裕のあるスペースを見つけて駐車。いざ登山開始。

しかし周りはカップルばっかり。カラフルな山服を着た若者が多く、テント泊デビューらしきカップルが多かったが、明らかに山ガールでハイキング程度、という女性に60リットルザックに詰め込んだ荷物を背負わす彼氏はどんなもんだ?そら無理やろう?行き先は登山口から小一時間の富士見小屋。急登ではないが緩い登坂が続く。かわいそうに。彼女は辛そうだった。こんなカップルを2組見た。

富士見小屋から一旦下りに入り、小川山への分岐点を通り、沢出合いに降り立つ。ここから登り。途中で大きな奇岩がごろごろしておりボルダーするには楽しそう。でも草が付いており登られていない様子。

早い時間に登っていたのか3人ほどとすれ違った。数人抜かして1時間ほどで頂上へ到着。すでにシニア世代のご夫婦と数人がいた。風が少しあり、しかもかなり冷たい風。3月下旬くらいではなかったろうか?

今回1人で登るということでよっぽど何かない限り1回の休憩は10分以内、と決めていた。なのでここでも写真を数枚取り、お茶を飲んで行動食食べて10分ほどで下山を開始。

しかし、GW後半初日、しかも天気がいいということでか、すごい数の人が登ってくる。登り優先という概念は私にはないが、なんとなく待ったりしてると下りなのにコースタイムと同じような時間がかかってしまった。あ、それと。すれ違う人皆、挨拶をしてくれるのだが、これがだんだん億劫になってくる。30人くらい?と挨拶を交わしたが最後の方は、話しかけてくれるなオーラを発しながら下りた。結構これで疲れた。

駐車場に戻ってびっくり。すごい数の車が車道脇に止まってる。ひえぇ〜。こんなに人が来る山やの?そしてほとんど誰も下りてきていない様子。この時間になると入ってくる車もほとんどないので、靴の中敷きと靴下を強い日差しで殺菌させつつ、車の中で30分ほど寝た。

この後、目星をつけていたお風呂と蕎麦屋に向かったが両方とも廃業していた。残念。別のお店でお蕎麦をいただき、ちょっとしたハプニングがあって韮崎市内まで戻り、道の駅の横に併設されている温泉に入って汗を流した。駐車場から翌日から登る鳳凰三山が見える。久しぶりの1人の山中泊山行。しかも、なんだか山は遠いように見える。そして高い。あそこまで1人で行けるんやろうか?不安がず〜っと心の中にある。

この日初めてのお日さん
世界遺産内定初ショット?

頂上直下かっちんかっちん
アイゼン必携
翌日から登る鳳凰三山


富士見小屋テント場
駐車場に停めきれなかった車が...