2019年10月29日火曜日

名張クラックへ行ったけど...

2019年10月27日(日)

27〜28日の二日間、名張の屏風岩でクラックの練習をしようと日曜早朝張り切って大阪を出発する。
西名阪〜京奈和道を走りながら名張方向へ目をやるとどんよりと雲がかかっている。嫌な予感...。橿原北で下り中和幹線を東へ走り、榛原へ入ると道が結構濡れている。県道81号に入るとつい先ほどまで雨が降っていた様子。が〜ん。

駐車スペースに到着すると先行クライマーが5人くらいいた。どうしようかという感じで川を見ている。うち二人はウェイダーを着用して渡渉準備万全。

結構な水量&速い流れ。ウェイダーを持っていない私たちはどうすることもできず。諦めて周辺の他の岩場を見にいくことに。いつの間にか先の5人組はどこかへ行ってしまった。

駐車場に到着する直前えらいものを見つけた。

写真真ん中に注目。写真では全く何があるのか見えないが、肉眼で見えたのでびっくりした。ズームインすると...

ものすごい大きいスズメバチの巣。ちょうどカーブになっており曲がったとたん、目線少し上に見えたものだからびっくり。目で見た大きさがこのくらいだったので、ほんまにでっかい巣。直径1mはあるんじゃないか?

ということで名張は諦めた。最近雨にやられることが続いている。とほほ。

関西で見ない食べ物

金峰山荘の売店で気になっていたもの...。「レタスアイスクリーム」1つ360円。二人でシェア。食べてみました。


中蓋の裏についたアイスをぺろりと舐めると「うっ。レタス...。草の味」と最初はひるみました。レタス嫌いではないですが。少量やのにあまりにレタスでびっくり。でも食べ進むと普通のアイスでほんのりレタスの味が時々する程度。食後の感想は「初めびっくりしたけど、美味しかった。」

次にスーパーナナーズで見つけたランチパック。関西で見たことないので買いました。

鶏つくねは、八幡屋磯太郎の唐辛子を使っているだけあってややピリ辛。少しでも辛いの苦手な人はやめといたほうがいいかも。フルーツの方は「ごろっと」と書いてあるだけあって、コロコロっと果物が入っていて食べ応えありおいしかったです。

ご当地商品を試してみるのって楽しいですね。でも美味しかったら、おかわりをすぐに入手できないので、それはそれで葛藤が生まれますが...。



小川山クライミング その2


10月21日、月曜日。夕方以降雨が降る予報だったので、3時頃まで登って帰ることにしていた。朝いちで「小川山レイバック」を目指す。すでに2人がアプローチ道を登っている(うち1人は忘れ物を取りに帰っていた)。到着すると2組目。すると「先に登りますか?」と声をかけられた。「トップロープをするので(時間かかりますよ)」と返すと「うちらもなんで」ということで、一人一回しか登るチャンスがないことを悟る。なので、先に行かせてもらうことにした。

きれいに伸びる1本のライン。いやぁ、ほんとにこんなにきれいなラインだとは思っていなかった。

私は、トップロープで。テンションかけずに登れた。いつかリードしたい、と誰もが思うだろう。私もその一人。


「小川山レイバック」の裏側にある「クレイジージャム」これまたきれいなクラックだった。

この後「ガマスラブ」へ行き、スラブを数本登る。写真下の白い部分まで土が被っていたが、去年の台風で土が流れ=取付の地面レベルが低くなった=登る距離が長くなった。60mロープでちょうどよかった。
この後、スラブ状岸壁へ移動する。移動開始すると先ほど小川山レイバックで譲ってくれた方々が移動してきて、数歩の差で先行。ついていくことになる。スラブ状岸壁は、この2組だけの貸切状態で楽しめた。
思ったより雲が下りてくるのが早い。雨が降り出しそう。3時前だったけど、数本登って楽しめたので終了して下山することにした。

お風呂は、金峰山荘で。一人500円だが、シャンプーリンス、石鹸なしなので、入浴前に受付でパウチのもの(リンスインシャンプー20円、石鹸20円)を要購入。ドライヤーの備え付けなしなので、風呂上がりに受付へ戻って50円で要レンタル。

一泊二日のショートトリップだったけど、概要が分かったのでよしとしよう。いつか2週間以上のロングステイで楽しみたいなぁ、と話をしている。

2019年10月25日金曜日

小川山クライミング

2019年10月20日〜21日

ほんとは22日までの二泊三日の計画でしたが、天気予報悪く一泊二日で。関西からだと結構遠い。

天気が思ったより悪い...
日曜早朝に到着。テント場の申し込みをまず済ませる。今回はクラックの練習が目的なので、事前に100岩(小川山だけで1/3くらいのページを使っている)の全ルートを見てハズに登りたい(登れる)ルートをピックアップしておいてもらった。
登りたいルートが集まっているのが「藐姑射岩(はこやいわ)」。廻り目平からカモシカ登山道を登ると近い、と20年ほど前の某クライミング誌に書いてあったので信じて進む。
結果、40分ほどで到着すると書いてあったのが倍の90分かかった。反対から登った方がはるかに近かった(結構怒り&疲れた)。

途中の「唐沢の滝」は立派だったが...
着いてみると岩壁にはびっしりキクラゲのような植物が張り付いている。おまけにクラックからは雑草が伸びている。ここがほんとに藐姑射岩か?と二人でトポ図と照らし合わせながら周辺を歩き回る。間違いないようだが、トポに載っているルート数ほど登れるルートがはるかに少ない。しかも雨降りの後で、天気どんより見た目悪く、がっかりして登るのを諦める。

藐姑射岩の...どのルートだ?期待が大きかっただけにがっくり
せっかくなので、来た道とは反対側へ進んで廻り目平に戻ることにする。途中「カモシカサイドロック」の横を通ったが、見上げる限り、こちらも本で紹介されているほど本数ほど登られている様子はない。こちらも雑草、キクラゲびっしり状態。
紹介本数多い=登られている、という公式は成立しないようだ。

なんだかなぁ〜、と気分がだだ下りの二人。屋根岩への分岐近くになると、屋根岩を登っているパーティーのコールが聞こえてくる。充実した日曜を過ごしている人もいるのに、うちらは...(はぁ〜)。なによりハズの落胆度がものすごい。気を取り直して昼からはかの有名な「小川山レイバック」へ行くことに。ところが人気ルートだけあって5人ほどTRで登っていて、こちらに気づいてもなんだか譲ってくれる気配皆無。仕方ないのでこちらも諦めて、西股沢対岸の兄岩、弟岩へ行こうとする。が、水流多く流れも早く、渡渉はちょっとなぁ、とこれまた諦め(根性ある人は渡渉して兄岩登っていた)、他に渡渉地点がないか探りながらぶ〜らぶらと上流へ。マラ岩、妹岩へ渡る渡渉点が分かったのはよかった。(いいこともある)
その後、ボルダー岩「ビクター(ヴィクター)」の横からクライマーがたくさん下山してくるので、「ガマスラブ」の入り口だと思って進んでみた。事前の情報だとガマスラブ周辺は去年の台風で崩壊し、整備されたとのことだったが、えらく普通。登ったことある!と自信満々に言っていた私だが、結局ここはガマスラブでないことが判明。またホラ吹いてしもた。

ぶ〜らぶらしながら廻り目平周辺の地形、岩場は理解したので、かなり消化不良の1日目だったが、日も暮れる時間になったのでテント場に戻りトマト鍋を食べて早々に寝た。

2日目へ続く...。

2019年10月19日土曜日

三倉岳クライミング

2019年10月13日〜15日
広島県大竹市 三倉岳


冬の大イベントに向けてクラックの練習をするべく小川山へ行こうと計画していましたが、台風20号の影響を考慮して西へ向かいました。幸い、廻り目平付近は被害がなかったようですが、その近辺のことを考えるとクライミングに行く状況ではないと考え目的地変更。

台風接近ということで土曜日も仕事が休みになったハズ。夕方前に大阪出発。夕食休憩をはさみながら現地に午後11時頃到着。山屋さんにキャンパーさんにと賑わっていました。

日曜。晴れ。
数回来てますが、ついて行くだけだったり、高速料金の割り勘の頭に入れらただけだったりと、どこがどの岩場かうろ覚え。トポを片手に岩場へ向かいますが、ハズはちゃんと見て回ります。トポ図と岩の形状を見てだいたいの場所、ルートを確認します(が、覚えはしない)。覚えはしないが、ちゃんと見て回るところは見習わないと。

この日は旧Aフェース、Dフェース、Bフェースを登りました。そんなに高くないグレードを登りましたが、これが5.9?
Bフェース 「ノーマル(5.9)」
そもそも10aのルートだったらしいが、私の足元に左右に走るスリットに1本ハーケンがあっただけだから、との理由。危険すぎて誰も登らないのでボルトを足して登りやすくなったのでグレードを5.9に下げた、とのこと(両粂さん談話)。いやぁ、ボルトを足した=登りやすくなったんではなく、取りつきやすくなっただけだと思うんですがぁ...💧

話は前後しますが、登っていると下から声がするので見ると、な、なんと!開拓者の両粂さんとまゆみさんが座ってるではないですか!10年ほど前に初めてお会いした時からご無沙汰しており(両粂さんの記憶には私はなかったようですが、笑)、今回行くにあたってどうしてはるかなぁと思っていたので、会えて感激!岩の上から名乗るとまゆみさんが「え〜りょうちゃん?!」とまゆみさんの記憶に私はしっかり残されていたようで感激。
頑張って登って下りて、お話をして新しいエリアのことを教えてもらい、トポをお借りした。

月曜
晴れ。この日は暑かった。
前日教えてもらった新しいエリア「ロング・ビスタ」へ。
2人だけかと思ったら、5人チームが後から来た。譲り合って登る。
「爺が自賛」右隣の人が登っているのが「猿蓑」
「猿蓑(5.10a)」を最初に登る。が、後で下部を間違えて登っていたことに気づく。ま、いいや。次に「爺が自賛(5.9)」を登る。長いルートで楽しい。砂があって滑りそうで怖い箇所もあったけど、登ったぞ。
ランチを食べて中途半端な時間だったので下りるかどうするか迷ったけど、この日は世間の三連休最終日。この時間になると人気の源助崩れには人はすでにいないはずなので、源助へ行くことに。
「モアイクラック(5.9)」をトップロープでトライ。いやぁ、クラック難しい&痛い😢
手が決まったと思って体を上げると外れそうになる。足も痛い。クラック内の微妙なとんがりが手の甲に刺さる、などなど...。痛さてんこ盛り。

火曜
晴れ。3日連続晴れの天気で恵まれた。この日は風があって気持ちいい。
源助の東面に行く。帰る日なので午前中だけしか時間がない。
「ブー(10a)」をトライするハズ。でも難しい〜。諦めてトップロープをセット。
風が通るのでこの岩場は寒い。
私もトップロープでトライしたけど、3日目だからか頭があまり動かない。クライミングって結構頭を使う。
なんとかかんとか登りきった。ハズがもっかいトライ。どうやらムーブが解けた様。
天気がいいので名残惜しいが昼過ぎに下山、帰宅。

やっぱりリードしないと上手くならないのかなぁ?でも怖いんだなぁ。でも上手くなりたい。でも怖い。葛藤は続く。