2023年6月29日木曜日

雄阿寒岳(1370m 北海道)

山行日 2023年6月5日(火)  曇り一時雨

北海道最後の山行は雄阿寒岳。翌日に雌阿寒岳に登る予定でしたが、膝の状態がちょっと芳しくなかったのでやめとくことに。

登山口は、温泉町から車で5分ほどのところ。国道240号線、まりも国道の道沿いに登山口こっちの看板。入るとダート道ですが、普通車でもお腹をこするようなガックンガックンの道ではなかったです。

登山口には車4台ほど停められるスペース。後ろの建物はトイレですが、ボットン便所&紙がないので使う場合は紙にご注意。
このスペースから少し奥に行っても4台ほど停められるスペースもあり。

登山口すぐに阿寒湖。とはいえ、ここは湖の端っこの端っこ。さて出発です(午前6時10分)
ここには登山届け提出箱がありますが、拾い物の届出箱状態になっており、とりあえず提出したけど、個人情報的なこともあり、下山時に回収することに。

ここでも「熊注意」の看板。実際、登山口近くの林道などで目撃情報があるとの張り紙がコンビニなどにありました。



登山道脇には可愛らしい花たち。

ここまで歩きやすい道でしたが、ここから急な登りが続きます。木の根や崩れてステップが大きくなったところなどがあります。(午前8時半)

五合目あたりから雨が落ちだし、六合目でカッパを着てザックカバーをつける。ここら辺で雨が大粒になってきた。これ以上激しくなったら嫌やなあ。(午前9時45分)

八合目は、昭和の初期にあった気象観測所跡でもあり、地面が平になってます。よく見ると小さい部屋3つ分くらいあり、おそらく観測用、居間、寝室の3部屋だったのかな?と人が滞在していたはるか昔の様子を想像。かなり厳しい仕事だっただと思う。

九合目(午前10時過ぎ)。雨が止んで晴れ間が。目の前のザレたところを登り返すと頂上です。左側に小さい、小さいひょうたん池がありましたが、水が枯れていてなんとなくひょうたんの形をした地面があるなぁ、といった感じでした。

頂上とうちゃ〜く(午前10時14分)晴れていて展望あってよかったぁ。

阿寒湖のほぼ全貌。写真真ん中あたりが温泉町。この写真には写ってませんが、ちょっと前に観光船が湖を運行しているのが見えました。

右の方にはパンケトーとペンケトーの2つの湖が見えました。その奥には摩周湖も。
この2つの湖が見えるのは雄阿寒岳頂上からだけだそうです。地上に湖畔へ近づく道はないとのことです。

頂上でパノラマ写真を撮ってみました。iPhoneで簡単に撮影できました。
写真を撮ったり、行動食食べたりして20分ほど頂上で過ごして下山開始。この後、九合目あたりで登ってきた人たちとすれ違いました。

登山口には取水口があるんですが、その橋を渡る寸前にだんさんが見つけた鹿の全身骨格。近くには毛が散っていました。
冬眠明けのクマが、冬の間に餓死した鹿の肉を食べるそうですがこれはどうなんやろ〜?

ということで、無事下山(午後2時)。写真撮ったり足元に注意を払って歩いたからか、コースタイム6時間のところ8時間ほどかかってしまいました。

この後、一応、雌阿寒湖岳の登山口を確認しに行ったのですが、行ったところでやっぱり膝がよくないなぁ、ということで登山中止を決めたのでした。

登山口確認のためにオンネトー国設野営場へ。野営場手前に駐車スペースがあり、駐車してちょっと湖畔へ。

オンネトー湖と雌阿寒岳(左)と阿寒富士。こうやって見ると登りたかったなぁ。けど、無理は禁物。

こうして北海道山行旅行で計画した山を登り終えたのでした。なんとか無事に何事もなく終了できてよかったです。

2023年6月22日木曜日

羅臼岳(1660m 羅臼温泉からのルート)

 山行日 2023年6月2日(金) 天気 曇り時々晴れ

5月31日に礼文島から稚内へ移動。その後、車で網走市へ。「オホーツク公園てんとらんどオートキャンプ場」のキャビンで一泊し、網走監獄を見学し羅臼町へ。

今回登ったルートは羅臼温泉からのルート。斜里町から登る岩尾別ルートの方が時間が短いが、周辺に予算に合う宿泊施設がなかったので羅臼町から登ることにした。

まずは網走からのドライブの話。
国道244号線を走る。斜里岳がすぐそこに見えたり、遠くに羅臼岳が見えたり。そして国道335号線に出て海岸線を走って行き海が近づいてくると、右手に島が見える。ん?あの島はなんだ?ひょっとして。そんなことをダンさんと話しながら走る。
国後島だ。え、こんなに近いの?近いとは聞いていたけど、まさかこんなに近いとは。すごそこやん。ほんまにすぐそこ。予想以上に近くて正直、衝撃を覚えた。

国後島 こんなに近いのか!

この日の宿泊地は、ライダーハウス「熊の入った家。」知ってる人は知っている宿泊施設。一部屋借りてもよかったが、雑魚寝のライダーハウス、1人一泊2000円にした。
建物の外になるが、ガス火を使え、(おじさんに炭火じゃないよね?と聞かれたので、こういう書き方をした)テーブルといすがあるダイニングスペースがあるので、買ってきたものを調理できる。トイレも外。口コミではなんだかきれいじゃないって書いてあったけど、普通にきれいなトイレ。ちなみにウォシュレット付き。あれできれいじゃないって書く人、普段どんなトイレ使ってんだ?

さて。予習段階でとにかくクマを見た、という目撃情報が多いこの山。クマといってもヒグマなので恐ろしい。登山口となる知床羅臼ビジターセンターに前日立ち寄った。剥製が展示されていてやはりその大きさにおののいた。こんなんと出会い頭に出会って、向こうが右手(右利き?)をぶん!っと振ったら私の頭半分、絶対無くなる。わぁ、恐ろしい。

当日、午前3時半に起きて出発。4時ごろビジターセンターの駐車場。キャンプ場が営業開始していないので、センターの駐車場に停めておいていい、と言われたからだ。

朝ご飯食べて準備していると、車が一台やってきた。山服を着ているけど、なんか普通の登山者と違うような...。と、声をかけられる。もう一台やってきた。レンジャーの人だった。羅臼側から登る人は少ないので、一緒に入山する人がいてちょっと安心する。

ビジターセンター出発(午前5時)

間欠泉がある。時間が合わずに見られず

ふわっと白いのが湯気です
登山口の看板を過ぎたところで右側の沢から湯気が立っている!急斜面で下りて行くのは無理だったが、沢水じゃなくて沢湯ってこと?!

このルートも花が少なからず咲いていて楽しませてくれます。これはなんだったっけ?

レンジャーチームと抜きつ抜かれつで途中まで行きます。時々笛を吹いたり、大きな声を出したりされてます。私たちは例の鉄砲でパン!パン!と半時間に一回くらい鳴らします。

第一の壁、第二の壁が過ぎたあたりで頂上方面が見えました。
うぉ〜まだまだ遠いなぁ〜(午前7時10分)

頂上が見えた場所からやや急な道を下って沢に近づいてきました。その名も「登山川」。
日本では初めて見る川の風景です。
水の成分で岩が赤い。これは八ヶ岳にもあるな

岩に書かれた目印を探しながら主に左岸を進みます
途中、ぐちょぐちょの泥状の場所あり はまるの注意

この写真のあたりに黒いコロコロしたものがくっついたものが散らばった状態でありました。
以前見たことのあるクマのうんちと違うので、それとは思ってませんでしたが、帰宅後調べたらクマのうんちでした!食べるものによってうんちの色が異なるそうです。乾いてたので最近のものでなかったのですが、いやぁ、こわ!


ここを渡ります

なんともいいようのない川の水の色
辺りはもちろん硫黄の匂いぷんぷんです
(以上、午前8時ごろ)

川を渡って少し登ったところでレンジャーさんがアイゼンを着けてました。私たちはちょっと休憩。話をすると、羅臼町から登る登山者の数は、斜里町側から登る数の20分の1だそうです。だからこっちを登る人と会えて嬉しいです、とおっしゃってた。
その後レンジャーさんが先に出発。

ちょっと道を探すところがあってうろうろ。雪がなければおそらくえぐれた沢のようになった登山道を進む。ここがその入り口(↓)
ここから屏風岩まで残雪上を歩く。靴はずぶ濡れ。半時間ほどで屏風岩(午前9時15分ごろ)
見上げると登りが急なので、ここでアイゼンをつけストックからピッケルに持ち替える。

右手に屏風岩。先にレンジャーさんの姿。2つの点がレンジャーさん。青空が見えてきたので少しほっとする。天気下り坂の予報なので、いつ雨降り出すか...。(10時前)

この後、半時間ほど雪渓を登り続ける。だんだん傾斜が急になってきて、6本爪の軽アイゼンだと不安になる。というのも私は膝痛でリハビリに通っている身。キックステップを強くできない。だんさんは4本爪の軽アイゼンでどんどん登って行く。

レンジャーの人が見えない。羅臼平のキャンプ場の方へ向かったようだ。2人きりになってちょっと不安になる。夏道はこのまままっすぐ登れば羅臼平との分岐に着くのだが...。

雪渓の末端でやってしまった。目の前にハイマツ隊が広がり、その向こうに(キャンプ場からの)登山道があるように見えてハイマツ隊に突撃してしまった。強烈な藪漕ぎ。大きな岩の上に上がっても道はなく、完全にハイマツの海の孤島にいるようだ。やはり雪渓の末端(左方向)へ進めばよかったのだ。もう一度雪渓へ戻るべく、ハイマツ帯を藪漕ぎ。ところが、枝の生え方で戻る方がすごい難儀。もぉ体がどっち向いてるのかよく分からない。何がどこにひっかかって動けないのかよく分からない。だんさんは、アイゼン片方失くしてしまった。

岩の上からハイマツ帯に入ったところ。この後が...

雪渓終わりから登山道を見つけ進む。なんて歩きやすいんだろう。曇ってきて風が出てきた。とりあえず一度休憩する(午前11時)この後、羅臼平との分岐点(午前11時25分)

岩清水を通過(午前11時28分)ちょろちょろとしか水が流れていない。地図上には水場マークがあるが、この水量だとかなり辛い。あてにしない方がいい。

岩清水の水

この後、頂上までの登りの途中で、ふとオホーツク海側を見ると、遊覧船らしき船が戻ってきていた。知床の遊覧船が再開してるんだなぁ。(後でラジオのニュースで前日から再開、と言っていた)

水場の後、頂上までの1つ目の雪渓(午前11時36分)。この後、小さいのが2つあった。まだかなぁ、まだかなぁ、と少し疲れてくる。

雪渓を過ぎて岩岩したところに出てきた。北アルプスの岩場ほど、足跡(=苔が薄くなったり、岩の表面がつるっとしているところ)がないので、やっぱりなんだかんだいって登山者数は多くないんだなぁ。それだけ厳しいってことやなぁ。アプローチも、道を歩く自体も。

やっと到着しました、羅臼岳頂上(11時58分)。知床半島の北方向を見て一枚。他に誰もいてないです。まぁ、6月入ったばかりの平日やからなぁ。記念写真を撮って下山開始。

あっという間に、屏風岩に続く大きな雪渓に入りましたが、ここからが結構難儀で。右へ行かなくてはいけないのに、なんとなく左寄りに歩いてしまって。で、上から見ると、大きな沢が3本見える。あれ?どの沢を登ってきたのかな?左じゃないのは確か。真ん中?右端?地図に「下り過ぎないように」と書いてあるのに納得。正解は一番右の沢でした。


登りでは気づかなくて素通りした「泊場」の標識。白い沢のところです。ここら辺も、なんとなくあっち歩いたりこっち歩いたりできてしまうので、気づかなかったみたいです。

レンジャーさんたちはすでに下山してしまったようです。2人でクマよけの火薬ピストルをパン!パン!鳴らしながら黙々と歩きます。

午後4時に里見台。ここでこの夜泊まる宿に到着が遅くなる時間を伝えるため電話します。そして午後5時過ぎ、ビジターセンターに帰着。あぁ、疲れた。片付けしているとレンジャーの方が声をかけてくれました。
頂上まで行ったことを話すと「まぁ、すごい。よく行かれましたね」とねぎらいの言葉。あぁ、その一言で疲れが飛んでく。ありがとうございます。

しかし長かったなぁ。往復10時間+休憩1時間。もう少し早く歩ければいいのだけど、膝治療中じゃぁ仕方ないか...。





2023年6月19日月曜日

礼文島 岬めぐりコースハイキング

山行日 2023年5月30日(火)

この日は礼文島の北の端から始まる「岬めぐりコース」を歩きに行きました。
スコトン岬、ゴロタ岬、澄海岬(すかいみさき)の3か所をめぐるコースです。車で行くとあとで取りに行くのが大変なのでバスを利用。

キャンプ場の前にバス停はないのですが、道端で手を挙げると止まってくれるというのんびりしたシステム。朝7時10分ごろ、この日もなかなか風がきつくて曇り空の下、バスを待ちます。手を挙げると止まってくれました。

終点「スコトン岬」まで20分ほど。バスを降りると、天気もあいまって日本の北の端に来た感じがします。なんというか、荒れた日本海、寂しい北の町、と言った感じです。

最北のトイレ公衆トイレです。風が強い日は、扉で
指を挟まないよう要注意

売店もありましたが8時オープン。温かいものでも飲みたかったのですが、15分ほどを強風の中待つのは辛いので歩き始めました。

誰も歩いていない車道を歩いていくと道標が。どちらへ行っても結局合流するんですが、左側は行き止まり、みたいに書いてあったので右側、鮑古丹(あわびこたん)方面へ進みます。

スネくらいまで草が茂っている踏み跡がしっかりついた道。よく見ると、毛虫があちこちにいること、いること。寒いからか動かずにじっとしているのが救いですが、出発日前日に義理で岩登りに行ったら、毛虫の毛にやられてた私とそのとばっちりを受けただんさん。
この日、すでに1週間経ってましたが痒いのがまだ残っているやら、だんさんの首はひどい様相で、毛虫を見るたび毛が飛んでこないか、毛虫がズボンにくっつかないかハラハラ。

先ほどの道標から少し進むと鮑古丹が見える高台。ここから下って浜辺に出ます。小さい漁港でした。人が住んでいる家が一軒。煙突から煙が出てました。奥まった笹に囲まれた場所にお墓も立っていました。
最果ての地に人々の暮らしの歴史を感じる。

鮑古丹から上り道を上っていくと、姿を表す柱状節理。地層があっちやこっちを向いている。地球のダイナミズムを感じる。

雲が切れてきて青空が見えてきました。こうなると印象が変わります。ゴロタ岬到着。

ゴロタ岬から次の通過地点、鉄府漁港へ向かいます。ここを下り再び浜辺へ出ます。木の階段は潮風などでボロボロ。砂で足が滑るので慎重に。
写真では小さくて見えないですが、朝、同じバスに乗っていた女性が反対方向から浜辺を歩いてきてます。この後、浜辺に座って海を見ながら休憩。なんかいつもと違うハイキングやわぁ。

浜辺をてくてく歩いていくと、
なんかバラバラと揺れてるなぁと思ったら昆布でした。昆布乾燥中。

そしてちょっと行くと「監視中」という看板があって、柵がしてある場所に来ました。なんだろう?昆布の盗難防止?でも昆布ないしなぁ。と思って草むらをよ〜く見ると、
おぉ!レブンアツモリソウが自生しているではないですか!!気づかず先を行くだんさんに声をかけて、2人とも大興奮。こんな浜辺で見れるとは!花の時期は6月入ってからという情報が多い中、昨今の温暖化で5月末でも見られるかなぁ、と淡い期待を抱いてましたが、本当に見られるとは!

終わりかけの株が多かったので、本当に咲く時期が早まっているんだろうと実感。

時間をかけて写真を撮って漁港=船泊村へ到着。公衆トイレはありますが(とてもきれい)売店はありません。村を通過すると、車道を歩いてレブンアツモリソウ自生地へ向かう道と澄海岬へ向かう道の分岐点。私たちは澄海岬へ向かいます。

少し斜面を登ると、
きれいな海だなぁ。この崖の反対側が船泊村です。

ここからも笹野原を進みます。ゆる〜く登ったり下ったり。

振り返ると、ゴロタ岬から歩いてきた稜線、っていうのかな?丘と浜辺を一望。

もうちょっとで澄海岬かな?どこかな?どこかな?と岬のある西上泊村が見えても岬っぽい場所が見えないので不安に。まさか、あのむこーの方に見えてる突端まで行くんじゃないだろうな?と。

そしたら、神社のお社の前に出て標識が。右を見ると岬へ続く道が見えた。よかった。

澄んだ海と書くだけあって、そりゃぁきれいな海の色。日本の南の方ではなんとかブルーとかっていうけど、いやぁ、私はこの西上泊ブルーがすごいと思う。礼文ブルーとでも名付けましょうか。

観光用ポスターの写真にもなっている場所

写真右の奥にゴロタ岬

ここにもウミネコがたっくさん。目の前の岩の上に巣を作り、抱卵しているのが見えたり。
利尻や礼文では、カラスよりウミネコが多い。

ここで男女2人がやってきた。男性が着ていた上着の色が、ゴロタ岬から鉄府漁港まで私たちの後ろを歩いてきていた男女2人の男性の上着の色と同じだったので、てっきりこのお二人だと思い話かけた。するとどうも話が食い違う💦 ありゃ、人違いだった!と思ったけれど、山の話や熊の話で盛り上がる。このお二人は北海道、地元の方で日帰りで礼文島にハイキング&写真撮影(?)に来られたようだった。話が面白くて長く引き止めてしまった。ごめんなさい。でも、お話楽しかったです😀

さて、お昼時。岬の下に売店があったので入ってみる。さすがにウニ丼は手が出ないので、缶の甘酒とお芋さんを揚げた(お芋さんのアメリカンドッグみたいなの)を注文。これがおいしかった。しかし本当にボンビー旅行だな...ま、でも、礼文の後も旅は長い。あっちへこっちへ行かなくてはいけないので、さすがにこのハイキング中にウニ丼とか無理よな。うん。

売店を出て...そうそう。西上泊にも公衆トイレがあります。利用しませんでしたがここもきれいそうでした。利尻もそうでしたが、礼文も公衆トイレがとーーーってもきれい!ありがたいことです。

さて。売店を出て車道を歩き、キャンプ場へ戻ります。お日さんがカンカンと照り少し暑いくらいです。途中に、レブンアツモリソウ群生地があり、駐車場もあり観光客がいました。レンジャーの方がいて説明を聞くことができます。笹を刈り取ってアツモリソウが咲くように整地されていました。

さらにてくてく歩いていくと、鳥の鳴き声が。本州では見たことのない鳥がたくさんいます。
この全身真っ赤な鳥は「ベニコマシ」という鳥だそうです。全身赤いので調べがすぐつきました。手持ちの国語辞典によると、スズメと同じくらいので大きさで、雄は背が褐色,腹は白く,他は赤色、と書いてありました。ということはこれはオスやな。オスはいっつも綺麗やなぁ。メスは地味。

西上泊から1時間ほど歩いてキャンプ場(↓)に戻る。この日は本当にいい天気。
自衛隊の礼文分屯地の建物がきれいに見えた。

温泉(うすゆきの湯、フェリーターミナル近く)へ行く途中で、澄海岬で会ったお二人に教えてもらったレブンアツモリソウの自生地へ立ち寄る。
完全に個人のお家の裏手の浜辺で、お庭を勝手に通過して行くんですが、いいのかな?

で、そこに咲いてたレブンアツモリソウ。赤いのは普通のアツモリソウらしいです。白いのがレブンアツモリソウだということです。




ひょっとしたら見れないかも、と思っていたのでよかったです。ちなみに桃岩展望台コースですれ違ったレンジャーの人に、だんさんが聞いたところレブンウスユキソウは6月末から7月が時期だそうです。