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2022年1月30日日曜日

広河原沢右俣クリスマスルンゼ

山行日 2022年1月27日〜28日

去年はアイスは行けず、今年こそはと燃えるハズ。ということで、ハズが行ったことがない、という広河原沢右俣クリスマスルンゼへ行ってきました。大阪から行くのでどうせなら、ということで二俣にテントを張って一泊してきました。二日目は武藤返しの滝を登りました。

船山十字路に車を止めて歩き出すこと1時間20分ほどで二俣に到着。テントの跡があったので拝借。近くの木に、おそらく有名であろう看板がかかってありました。
その通り。山をなめてはいけません。一泊二日の八ヶ岳ですがそんなに甘くはないのです。ということで、テントを張り、身支度整えて装備などしっかり確認しクリスマスルンゼへ向かいます。

先週または先々週くらいに入山した人のトレースが残っているので迷うことはありません。助かります。ちなみに私は10年以上前に「連れてきてもらった」ことがありますが、メンバーの足の速さについていくのが必死のパッチだったのでアプローチ道の記憶はほぼありません。

沢の奥に阿弥陀南稜の上部が見えます。おぉ登ってみたいなぁ〜。

二俣から1時間20分ほどで到着。2022年1月末の滝はこんな感じでした。

上の段はこんな感じ。結構立ってました。ちなみに私はビレイヤーに徹してました。

時間来たのでテントへ戻ることに。歩き出してすぐにハズがカモシカを見つけました。
大きなカモシカで、こんなに大きいのを見たのは初めてです。時折こちらを見るのですが、ひょっとしてこちらに向かってくるかも、とちょっと心配に。毛色が焦茶色でかなりの年齢だと思われました。でも陽の当たる斜面での〜んびり木の枝を食む様子はほのぼのします。

途中、沢水を汲もうとするのですが今年は雪が多いのか沢が埋まっており、なかなか適所がありません。コップと漏斗があれば問題なしだったのですが、テントに置いてきてしまいました。苦労しました。

夜ご飯はアルファ米とスープ。雪水と違い沢水で作ると味は別格。焼酎のお湯割りを少々飲んでご機嫌さんで就寝。

翌朝は冷え込みました。かなりキンキン。さすが八ヶ岳。
予定より1時間も遅れて出発です。しかも途中ちょっと道を間違える。(考え事してるとあきまへんな)
滝はかなり立っている。ちょっと苦戦して登り、TRをセットしてさらに練習。
武藤返しの滝の場所ですが、アルパインクライミング本の説明と合ってない気がするのですが...。これでいいんですよね?

私はアイスはほんと苦手で、膝の心配もあって今回はビレイヤーに徹しましたが、凍った滝の横に立っていると大型冷凍庫に入ってるような気分になります。どうしたらそこそこ暖かい状態でビレイできるのでしょうね〜。登らなくてもいいんです。ただ、心地いいなぁ〜ってくらいでビレイすることができればどこにでもついていくんですがね〜。

2020年2月18日火曜日

八ヶ岳 峰の松目沢

山行日 2020年2月9〜10日

去年初めて登った峰の松目沢。美濃戸から赤岳鉱泉へ向かう登山道の途中から入り、いくつかの滝を登ってF9まで。この後、稜線まで抜けてピークの峰の松目を通過し赤岩ノ頭経由で鉱泉小屋まで下ることもできる。

さて、昔の「岳人」やネットの情報なんかを見て去年登ったが、どうもやっぱり違うような気がしていたので、去年の下山時に下見をし、これだろうと目星をつけておいた。帰宅後、調べてみると私たちが登った沢は「峰の松目南西沢(仮称)」というものだったようで、今年はほんとの峰の松目沢を登りに行った。

2泊3日の予定で、1日目に沢を登り(同ルート下降)、2日目に鉱泉小屋から硫黄岳、横岳、赤岳、文三郎道の縦走、3日目に下山、という計画。

さて、峰の松目沢の入口から入るとすぐに二股がある。直進方向奥に沢が見え、稜線まで伸びている。F8のような(F8がこの沢のハイライト)滝が見える。一旦荷物を置き、偵察に行く。少し進み、ここだろうと思いギアを取りに戻り準備をしていると二人組が上がってきた。先頭を歩く女性となんとなく話をすると、峰の松目沢はここではないと断言するではないか!話を聞くと私たちが去年登った沢が峰の松目沢らしい。
とりあえず、ギアを担いで直進することにしたが、先ほど見えていた滝、近くなればなるほど単に雪が積もっている傾斜だけのように見えてきた。沢全体を見ても雪が積もった雪壁が稜線まで続いているだけに見える。
これでは登っても面白くないので、去年登った(女性がいうところの)峰の松目沢へ登りに行くことにした。

天気はよい。F1を登るだんなさん。いい具合に雪があり氷が柔らかく、フリーで登った。

F2ではTRで楽しんでる人が。いい天気やし、寒くないしたのしーなー、と思うのはみな一緒。

去年は氷の状態が悪く、この下までしか来れなかった。お初の景色。写真中ほどがF8。

天気がいいとはいえ、夕暮れも迫る。まだ明るいと思っていたらあっという間に時間は過ぎるので、ここらで下りることに。
5時ごろ鉱泉小屋に到着。今回はテント泊。満月の夜、きれいに晴れた空。そして強烈な放射冷却による冷え込み。寒くて寝ることができなかった。

翌日。縦走は止めて沢を最後(F8)までつめることにした。
朝は天気がよかったので、やっぱり稜線縦走したらよかったかな、と思っていたが、F3あたりから曇りだしてちらちらと落ちてくるものが。
貸切だったので順調に登っていき、とうとうF8まできた。
思ったより発達していない。写真で見る、よく登られている左側の氷柱が折れている。全体的に細いつららが重なっているだけで厚みはない。少し立っているが右側を登ることに。

雪降る中、果敢に攻めただんなさんだったが...。氷が硬くてバイルが跳ね返され、スクリューもすんなりねじ込めない。1/3くらい登ったところで下降を決めた。

阿弥陀岳の頂上もすっかり雲の中。風はきつくなさそうだが、やっぱり稜線に向かわなくてよかった。

沢を下りた後、荷物をまとめていると、何か動くものが。オコジョだった。冬毛のオコジョを見たのは初めてだった。一旦、岩陰から飛び出たものの私たちに気づいて驚いて岩陰に戻った。じっとしていると、ひょっこり首を出してこちらを伺う。「かわい〜!」だんなさんとじっと見ていると、いつの間にか雪の下をうまく進んだらしく、かなり離れたところから飛び出して雪の上を走っていった。尻尾の先が黒いというのもこの時初めて知った。

前夜から寒くて、この日も日が陰ってからは寒かったので暖かいうどんを食べたいなぁ、と思いながら登っていた。だんなさんに言うと、美濃戸山荘で何か食べよう、という話になって、うどん目指してずんずん歩く。

雪が降ったり止んだりの中、1時間半ほどで美濃戸山荘に到着。この寒さの中、小屋前ではジュースや牛乳を冷水に浸けて販売してたけど売れるんかなぁ?

天ぷら玉うどんを注文。かき揚げと玉子が入ってた(850円)。美味しかったです。ごちそうさま。お腹いっぱいになったところで、さらに1時間美濃戸口までテクテク歩く。

駐車券と引き換えに無料コーヒーをいただき、いつものお風呂(もみの湯)でさっぱりして帰宅。途中、虎渓山PAで休憩。このPAではお店で焼いたパンが食べられる。8時頃ということで値下げしていたので(ラッキー!)ハンバーガーとキッシュ、コーヒーをいただく。これまたおいしかった。

🖋まとめ
世間一般が言う「峰の松目沢」は、厳密には「峰の松目南西沢」で、ほんとの「峰の松目沢」は、南西沢より2本(間に細い沢とも言えないようなほそ〜い沢があるのでこれをカウントする)東側。アイスクライミングをするのであれば、世間一般がいう「峰の松目沢」、厳密には「峰の松目南西沢」を登るべし。

2018年2月5日月曜日

大峰地獄谷右俣 シェークスピア氷柱群

2018年2月4日(日)

三度目の正直でたどりついた大峰のシェークスピア氷柱群。
2年前に初めて行ったものの、時期が早かったのか誰も入っておらず、トレースもなく地形と簡単なアプローチ図だけを見るだけでたどり着けず別の滝で遊ぶ。2度目はGPSを持っていたメンバーがいたにも関わらず、なんでだかその情報を信用せず進んで登ったのが地獄谷左俣の名もない滝(これはこれで面白かった)。で、今回、前日に行った山岳会のメンバーから「トレースばっちしなので迷うことはないです。」と教えてもらい行ったものの...。
トレースはばっちしだったが、本当に合っているのか不安。違う滝に行ったらどうしよう、と。またたどり着かれへんかったって、笑うで〜と話しながらトレースをたどる。
もう1つ不安だったのは、大台ヶ原ドライブウェイのゲート前にざっと10台ほどの車(別の場所にも5台ほど)が駐車してあったこと。盛況すぎて登れないんじゃないか?

ゲートから2時間弱ほど歩いて行くと、滝が見えてきた。あれかな?なんか違うことない?写真で見たのとちゃうような...。
はたしてたどりついたのは...。

シェークスピア氷柱群でした。向かって左の滝が「ハムレット」、右側が「リア王」。リア王のように衣を広げている感じがあるでしょう?なるほどのネーミングですね。

到着したら、6人ほどパーティが2組おりまして、この人たち登るんかなぁ?順番待ちが長そうやなぁ、と思っていると、ハズがなんだか微妙な表情。どうしたんかと思ったら、この人ら登る人とちゃうで、とこそっと言う。え?なんで分かるの?というと持ってるのが縦走用のふつーのピッケルだと。見てみると全員がそうだった。ダブルアックスを持ってる人はおらず。滝を見るためにここまで来るの?しかも、道中、結構悪かったよ〜。ひえぇ〜恐るべしハイカーさんたち。さっむいのに15分ほど滝の前でしゃべって帰って行った。ひえ〜。見るだけ?見るだけ?そっかぁ、そういう楽しみ方もあるのね〜。しかし、よく来たなぁ、と。トレース付いてないと迷うよ、ほんと。


上の写真には入らなかったのですが、写真を撮っている場所の前にはこの滝「マクベス」が。で、そのマクベスを登るハズ。2段目の滝は、つらら状態になっているので登らずこの段だけ登る。

この後、別の2パーティが到着。この2パーティはアイスの人たちで、ハムレットとリア王を登ってはりましたが、リア王の下部は薄い&柔らかいみたいで、「ボスッ」というなんとも言えない怖い音が響いてました。登ってる人も「おわっ、おわっ」となんとも言えない声を発してはりました(ちょうどこの箇所↓)が、この後無事完登。アイスって、自分がいる場所が倒壊したらほんっまに危ないもんね〜。スクリューでランニング取ってても関係ないもんね〜。


うちらは寄るところがあったので早々に下山し帰宅しました。今週はまた寒波襲来らしいですが、あと1〜2週は持ってくれるのかな?

天気 晴のち雪(滝の辺り)
時間 8時 ゲート〜9時頃 F4側壁(かなぁ?1つ目の渡渉地点を過ぎて右側に見えてくる滝)〜
   9時55分シェークスピア氷柱群
   下山は1時間半ほどでゲートに戻る。歩くと暑いくらいだった。風がなかったが滝の近くは
   寒くなる。衣類のこまめな調整を。
お風呂 中荘温泉 大人700円 JAF会員だと500円になるようだ。露天風呂なし。
    リンスインシャンプーとボディソープあり。18時までの営業やけど、17時頃までに入館した
    方がいいようだ。以前、そう言われた。詳細はリンク先を参照してください。


2018年1月13日土曜日

尾白川渓谷 アイスクライミング

行った場所 尾白川渓谷(甲斐駒ヶ岳麓)
山行日時 2018年1月7~8日

八ヶ岳の赤岳鉱泉のブログを年末から読んでいると、氷の発達具合が今年はいいようで、それなら標高は低いけれど、尾白川辺りもそこそこいい状態では?と思い、またまた世間とは1日ずれた3連休で行ってきた。
が、結果はかんばしくなく...。錦滝のF1はつながっておらず、私たちの他にいた2パーティは登らず、F2から登って沢を詰めていってどこかへ行った。ルートを知らない私達はF2で貸し切り状態で練習。
あまりアイスに行けないハズも、今回の練習で氷への打ち込み具合を習得したよう。

この2パーティのうちの1パーティ、カップルの男性によるとこの辺りは八ヶ岳に比べてシーズンピークが遅いらしい。8年ほど前に蛍雪山岳会さんに連れて来てもらったときは2月の末だった。あの時は結構な寒さで凍り具合も立派なものだった。やはり1月上旬というのは早かったか。

夜になり、6時半に3人1パーティが、7時半過ぎに別の3人1パーティが、錦滝横に下りて来た。どのルートをたどってきたのか?しかし、なぜかテントの横あたりで用を足す人たち。なぜだ?嫌がらせか?
もっと離れたところでしてくれよ。

天気下り坂の予報だったので、月曜の朝に平田ルンゼでも登って帰ることにしていたが、早朝のラジオの予報で雨が降り出す時間が前倒しになっており、また、電話インタビューみたいなんで大阪の女性が「大阪はすでにエラク降っており、文楽を見に行く予定をどうしようかと思っているんです」と話すのを聞いて、とっとと下山することにした。
とはいえ、そのまま下山するのはもったいないので平田ルンゼ、そして転戦してきた同じ山岳会の若者2人が登る岩間ルンゼ辺りを偵察して下山した。

ちなみに、林道のゲートまでの間に土砂崩れしている場所があるようでかなり手前に通行禁止の仮ゲートが設置されている。今回は、尾白川渓谷駐車場(竹宇駒ヶ岳神社駐車場)に車を停めて日向山までのハイキングルートを歩いた。荷物が重たかったこともあるのか、駐車場から錦滝まで2時間ちょっとかかった。

日曜の朝。よく考えると今年初の日の出だな。駐車場にて

ゲートから錦滝の間の林道も崩壊。足元がかなり不安定

錦滝F1

錦滝F2を登るハズ 落ち口から10mほど上の向かって右に
ある岩にしっかりしたボルトが4つ打たれていた

錦滝のある沢=ガンガノ沢。落ち口からさらに上流に向かって
歩いてみた。ここで右俣と左俣に別れる。男性2人パーティが
左俣の奥の滝を登ってた

翌朝の日の出。天気悪化を予兆する真っ赤な朝焼け

岩間ルンゼを登る同じ山岳会の2人パーティ

平田ルンゼの様子 ちょいとボケましたね
丸腰で行ったので見えている小滝は登らず引き返した

ちょいと状態が悪すぎましたね。また行くかと言われればぁ。さて、どうしようか?

この日の温泉 
駐車場からほど近い「尾白の湯」へ。大人820円 リンスインシャンプー、ボディソープあり。
露天風呂の「赤湯」(有馬温泉の金泉のような湯)は人がいっぱいで入れなかった。残念!
併設の食堂で鶏肝煮込み定食(850円)食べました。おいしかったです。

この後、表に出るとすでにしっかりと雨が降っていました。とっとと下りて来て正解でした。

2017年3月6日月曜日

八ヶ岳 南沢大滝アイスクライミング

2017年3月5日(日) 晴れ
山岳会メンバー3人とハズ&私

初めて南沢大滝に行ってきました。大滝の手前にある小滝には何度か行ったことありますが、大滝まですぐなんですが、レベルが高いので行ってませんでした。元々この日は奈良の大峰にハズと2人でアイスクライミングに行く予定でしたが、日に日に暖かくなり大峰でアイスは無理かなぁ、と話していたところ、山岳会のメンバー3人が八ヶ岳まで行くということで加わらせてもらいました。

土曜21時大阪発。中年以上の2人(ハズと私)が仮眠しながら行くのと違って若者は寝なくても運転を続けられる。6時間くらいかかるところを5時間くらいで到着した。ほんとはダメなんですが駐車場でテントを張って仮眠。早朝、案の定怒られました。すいません。

起きて美濃戸口から美濃戸まで車で入る。道が凍結しているので4WDで車高の高い車なおかつチェーンを巻いてないと通行は無理よ、と忠告のある手製ゲートをよけて進む。核心部分無事通過。ほんと早朝はかちかち。轍もかちかち。車高が低い車&こういう道を運転した経験の少ない人は難しいだろう。

徒歩で1時間かかるところを10分ほどで到着。車様々。
1時間弱歩いて大滝へ到着。
登山道はそこそこの雪あるけれど八ヶ岳は雪よりも凍結。氷の八、雪の北ア、といったところでしょうか?登山道も雪の下はかちかちに凍っていていつ滑るかどきどきしながら歩く。

美濃戸から見える阿弥陀岳には結構な大きさの笠雲がかかっていたのでちょっと天気が心配になったけど...

 
 小滝への道と分かれてトレースを進むと見えてきた...
 
 大滝と初対面。大きい〜!

私達が一番乗り!早速、準備をして登るも、うちのハズはそないにアイスを極めていないので(っていうか、大阪に住んでてアイス極めようとするのが結構厳しいねんなぁ〜)横っちょの短いルートを探して登った。それでも滝の上に出ると...

この日はいい天気だったので乗鞍岳と北アルプスが見えた。大キレットはほんとに半円状にえぐれてる。

滝の裏側はこんな感じにミステリアスなアイスブルー色。

後からどんどん人が来て大盛況の大滝だった

しかし寒いのよ〜、アイスクライミングって、当たり前だけど。凍った滝の横にいるんだもんね〜。楽しいのだけど、この寒さ冷たさがかなり辛いの。だから私はそないにアイスにはのめり込めない。しかもバイルを振る力もものすごくいるし、2本ほど登っただけでもういいです、という状態。

この後、小滝に移動してハズが2回登ってお腹いっぱいに。今年のアイスはこれで終わりやな、と。
また来シーズン。でも、年々冬が暖かくなってきてるのでアイスの状態は厳しくなる一方だなぁ。



2017年2月17日金曜日

アイスクライミング 乗鞍高原

2017年2月12日〜13日
2年ぶりのアイスクライミング in 乗鞍高原(三本滝と善五郎の滝)

よく考えれば去年の冬から暖かい冬になりつつありアイスは行ってなかった。今年も概して暖かい冬ですが、一カ所集中型のような雪の降り方。夏は夏で、突発的集中豪雨(以前にも書きましたがゲリラ豪雨という言葉好きではないのです)があり、ほんとうになんというか予測不可能な降水の仕方です。

そんな中、長野まで行けば滝も凍っているだろうということで、以前から行ってみたかった乗鞍高原の三本滝と善五郎の滝へ行ってきました。

結論から言いますと思ったほど凍っておらず、氷も柔らかかったり雪が積もっていたりとあまりスカッ!!とするような遊びはできませんでした。

アプローチ
関西からだと、中央道と長野道を使い、松本ICで下りて国道185号をひたすら乗鞍高原方面へ走らせます。夜中で雪が少々降っていましたが、ま、スタッドレスタイヤだと特に問題となるところもなく安全運転さえできればOKでした。
岐阜側から安房トンネルを抜けてのアプローチも考えましたが、中央道経由の方が往来が多く道の状態もいいかな、と思い松本経由にしました。

駐車場
Mt.乗鞍スノーリゾート(旧称 乗鞍高原温泉スキー場)の第3駐車場(17年2月現在無料)に停車。お手洗いに更衣室もありました。

1日目 三本滝
 スキーのリフト(1回400円)を2本分使って三本滝レストハウスへ。2つ目のリフト乗り場まで歩けば10分ほどといわれたので、ウォーミングアップを兼ねて歩きました。2本目のリフトは歩くにはかなりの距離なので絶対歩き!というこだわりがなければリフトをお薦めします。

今回行くにあたって今はなき「岳人」2014年1月号を参考にしました。記事によるとレストハウスの裏側の林道を1つ目のピンカーブまで歩き、そこから谷へ向かって下りるとあったので素直な私たちは(いつものコンビ、私とハズです)、太ももあたりの深さのラッセル。天気がいいので汗もかき、いい運動といったところ。
ピンカーブからガードレールを越え、滝の方向へ向かってこれまた森の中を下りラッセル。下りて行くと滝方向へ木がまばらになっているところが。あそこを目指そうとラッセルを続けると...。レストハウスから夏道通りの遊歩道を歩いたトレースが。あちゃ!
最近は、滝を見に行ったりするスノーシューハイキングが人気のようで、そのおかげかトレースバッチリ。とほほ。ちょっと不真面目にトレースを探せばよかった。ちなみにワカンあった方がいいかな。

ここから10分ほどで滝に到着。結局1本と半分しか登らず下山。帰りはスキー場の端っこを歩いて駐車場まで30分でした。最終リフトが終わった後で、初心者のボーダーがちゃんと下山するのをパトロールの人が引率しているのを見て、ご苦労様だなぁと。

下るためにリフトは乗れないか係の人に聞いたら、下りで人を乗せる許可を得ていないので無理なんです、といわれた。へぇ、そんなのも許可制なんだぁ〜。ということは、夏の八方尾根のリフトは許可もらってるってことかぁ。どこのスキー場でもOKなんかと思ってた。

三本滝レストハウス 写真右方向にスキーのコースあり コースを20mほど下り森の中へ入る
かなりの確率でトレースあり
一生懸命ラッセルしたのだけど...
レストハウスからのしっかりしたトレースが。 まぁ、ありがちなオチ
三本滝 左の滝
三本滝 正面の滝 写真右手前に右側の滝という幅広、高さ5mほどの滝あり
下山後お風呂へ行き、再度駐車場へ戻り誰もいなくなったのを確認してから端っこで見えないところにテントを張らせてもらう。食事の用意を持ち込み酒盛り開始。ご飯は豆乳鍋。アテはあたりめ。おいしぃね〜。満月の次の日だったけど、まん丸のお月さんが煌々と駐車場を照らし放射冷却マックスの予感。果たしてこの夜は寒かった。

2日目 善五郎の滝
第3駐車場の横に鈴蘭橋がかかっており橋のすぐ横に「善五郎の滝」という標識あり。実際は雪で埋もれているので「善」くらいしか見えてないのですが。ここからトレースあり。ちょっと紆余曲折する不安になるトレースでした。ツボ足でOK。
アプローチ道の終点が滝の終了点なので、クライムダウン10mほど(私は懸垂したけど)+15mほどの懸垂下降(下の写真でハズがロープを引いているライン)。この滝、登っている人がいるかも知れないので「ロープダウン」のコールをしてすぐにロープを投げないこと。のぞき込んで人がいないか一旦確認してほしい(危険ではないので覗けば下の様子はちゃんと見える)。ハズ、登りかけてて、私も上に人がいるのに気がつかず、コールが聞こえたと思ったらすぐにロープが落ちてきて当たりそうになった(ちょいと怒)。

善五郎の滝 下りたラインをこの後登った
コールしてすぐに投げるのどうかなぁ、と思う。こちらも「あ、ちょっと待って!」とかいう反応する時間がいるのだから機械的にしないよう注意して欲しい。

善五郎の滝 上の写真の左側 とにかく大きい滝だった

ところで滝を下りてから気付いたが、帰りは歩いて滝の上に行けないのだ。つまり荷物を持って下りてしまうと、帰りは荷物を背負って氷壁を登るか、荷揚げをするか、滝と反対側に向かう県道へ出る夏道の遊歩道(トレースあり)を15分ほど歩いて、さらに県道を15分ほど歩いて駐車場に戻るしかない。

遊歩道から県道に出た脇に5台ほど停められる駐車スペースがあるが、1日中遊ぶ間ここに駐車していていいのか不確かなので、その辺はご自身のリスクでどうぞ。滝を見るために往復半時間〜1時間くらいなら停めていてもOKみたいだ。登っている間も滝を見に数人の人達が来ていた。

さて、ここでエライなことに気がついた。ハズのスクリューが1本ない。よく考えてみると前日、三本滝の右の滝を登った時、スクリューを落としてしまった。ビレイしていた私が拾えばよかったけど、目の前のハズが危なっかしくてそっちに気を取られていたらすっかり忘れてしまった。
もぉええわぁ、と半分諦めかけるハズであったが、ここで関西人&主婦の計算機が動く。スクリュー1本5000円ほど。2人でリフトを2本使って登っても1600円。昨日のトレースもあり天気も良く道も分かっているから駐車場から往復2時間で拾いに行ける。よっしゃ、行こう!ということで、私自身、あんまりいい氷の状態と違ったし、登るのもなんだかなぁ、と思っていたのでここで切り上げ三本滝に向かうことに。
登った時にかぶっていた雪をどかどか落としたので50センチ以上掘って見つけた。よかった、取りに来て。

2年ぶりのアイスクライミング。やっぱり練習しとかなあかんな。楽しめたけど反省点てんこ盛りでした。

温泉・日帰り入浴

1日目「湯けむり館」午前9時半から午後9時まで(入館は8時まで) 大人720円 
2日目「天峰の湯」 休暇村乗鞍高原内 午前11時から午後5時まで 大人600円
*いずれの情報も2017年2月現在

2015年3月14日土曜日

八ヶ岳 ジョウゴ沢&楽ちん山行

2015年3月8日(日)〜9日(月)
八ヶ岳 ジョウゴ沢アイスクライミング

2月の真ん中から2週も山に行ってないのでハズも私も山に行きたくてなんだかもやもや。
でも、ハズの休みの関係であんまり長いところ、本気モードのルートには行けないので、なるべく楽にアイスクライミングできるところ、ってことで、今回は大枚はたいて小屋泊まり。持ち物はアイスのギアだけ。テントも食料もシュラフも持たない楽ちん山行でした。

土曜の夜の出発も遅く、途中で仮眠し3時間ロス。起きたらなぜかテンションが高くなってしゃべりまくっていて、高速下りたらガソリンがやばいことに気がついた。は!諏訪PAで入れようと思っていたのに通り過ぎてしまった。下りたところにスタンドはあるものの24時間営業ではない。ってことで、再度、諏訪市内方向(来た方向なんだな)へガソリンを入れに行き半時間以上ロス。まぁ、2人やからいいか。ここが山岳会山行でない気楽なところ。

駐車場に到着。思ったより天気よくない。そして気温が高い。3月も中旬に近いといえどもちょっと暖かすぎないか?氷は大丈夫か?
駐車場から約3時間歩いて赤岳鉱泉小屋に到着。この小屋に泊まるのは初めて。大きくてきれいな小屋でした。夏はお風呂も入れるらしい。
不要なモノを小屋に置き、ジョウゴ沢へレッツラゴー!が、いつものように出だしから方向を間違えてしまって小屋の周りをうろうろする。大丈夫か?!

で、まぁ、なんだかんだいいながらジョウゴ沢の入り口へたどり着いた。
結局、そないに登れませんでした。ほいでもって山の中に入っても本当に暖かくてアイスの季節もほぼ終わりだなぁ、という寂しさただよう。
一通り登り沢をつめ引き返して16時頃に小屋に帰着。夕食まで2人で夕食前晩酌。ビールの種類も豊富でうれし〜。好きなキリンがあった〜。ワインもあったぞ、もちろん日本酒も♪

夕食は、脂が乗ったアジを焼いたのと付け合わせの野菜にフルーツ、鶏鍋でした。付け合わせの野菜が白菜とかにんじんかな?を塩もみしたのをごま油であえたもので、これ酒のおつまみやん♪という感じでアジと鳥鍋そっちのけで食べてました。家でも作ってみよう。

そろそろ春合宿に向けてのトレーニングが始まります。今年は剱岳。さてどうなることやら。

 

ちょっと分かりにくいですが、左と右の写真、時間で言うと3時間くらいしか違わない(左が早い時間)のですが、3時間の間に気温がぐんぐん上がり見事に崩壊してしまいました。左の写真の下辺りが崩壊したのが右の写真です。
下の写真はこの上の瀧を登った先なんですが、この沢の中を歩いて次の滝を目指します。行きはどうってことなかったのですが、行って帰る間に気温が上がりご覧の通り雪が流れ落ちてました。この他にも、上からだん!とちょっとした大きな音を立てて雪が落ちてきたり、こぶし大の岩がすっぽーん!と落ちてきたりとちょいとおっかなかったです。
帰りのジョウゴ沢。
両側の斜面を雪が落ちた跡があちこちに見て取れます
夕食前晩酌時に飲んだ日本酒。やはり純米酒(御湖鶴)がおいしかった♪

持ってったアテです。どれもおいしかった。
赤岳鉱泉名物アイスキャンディ
今年はこれは登らず。来年は登ろう。

2015年3月5日木曜日

もんもんもん...

山に行けてない...。ストレスが溜まってきたぞ。2週連続で行けなかった。膝の調子、少しよくなってきたといえばなってきたような...。あと2ヶ月で春の連休で合宿というのに膝のせいで体力ダウン、ダウン、ダウン...。焦るなぁ...。とはいえ、今週末、八ヶ岳行けるので今からわくわくですが!

で、ふと、慰めに昔の山行の写真を見ていたら、4年前の八ヶ岳ジョウゴ沢の大きな氷壁の写真を思い出した。これ、いつか登れたらなぁ、と初めてこの日に出会ったハズと話をしていたのでした。高さ、おそらく50m弱くらいかな?ほんとうに大きな滝で、きれいでもありました。


この日曜もジョウゴ沢に入る予定にしています。さて、どんな風景が見れるか...。わくわくします。やっぱり山が好きやなぁ。


2015年2月17日火曜日

2015年2月15日(日) 大峰アイスクライミング

先月に引き続き、再びシェークスピア劇場の氷柱を、今度こそ登るべく山岳会のメンバー2人と合計4人で行ってきました。
で、結局、またたどり着けず(笑)。笑うしかないというか...。ま、いいか、みたいな。メンバーの1人がGPSを持っていてネットから軌跡をダウンロードして持っていたにも関わらず、別のゲレンデに行ってしまった。
GPSで見たら、なんとなくこっちに行ってぐるっと回りこんだらシェークスピアの滝と合流するとおもてんもーん。ほんで進んだら合流せんと別の沢に出てしもた。別にGPSを信用してないわけではないけど〜。使ったことないし〜、ま、ええや〜ん、みたいな。

で、今回、アイスクライミング用のアイゼンを買いました。お店の人に色々聞いてモノポイントを購入しましたが、バランスを取るのが思ったより難しくてあと数回は練習が必要かな。

ペツル・シャルレのダートを購入しました

後から来た3人チームの人に聞くと、このゲレンデは、地獄谷左俣右ルンゼの左側にある名前のない滝、ということでした。何度も来られてる方らしく、シェークスピア演舞場はここから後の尾根を越えた向こう側で20分くらいのところにあるということでした。次はたどり着こう...(多分)

ハズがトップを行きます
ルート上、この辺りは氷が硬く、
バイルが決まりにくかった

トップロープで2人が登った後、私がリードを初トライ。怖いので、アイススクリューはセットしたままで登る。余っていたスクリューでセットの練習もしました。
気温は八ヶ岳よりは暖かく、セットにもたついてもあまり冷たさを感じず落ち着いてできましたが、下山のころには再び細かい雪が降ってきて車に着いたら小雨でした。

珍しく私の写真 お尻向けてますが
楽しい♪

大峰は1月よりも2月がコンディションがいいと分かりましたが、これも自然のモノなので、毎年変わるでしょうなぁ。今年はアイスに2回も行けた。あと数回、行きたいなぁ。モノポイントアイゼンに慣れときたいもんなぁ。



2015年1月14日水曜日

アイスクライミング&樹氷ハイキング

日時 2015年1月12日(月)〜13日(火)
場所 アイスクライミング 大峰山系地獄谷(奈良県)
   樹氷ハイキング 高見山(奈良県)

冬型の天気が続き、アイスクライミングができるかも、と初めて奈良県の大峰山系地獄谷にある、その名も「シェークスピア演舞場」というアイスクライミングゲレンデに行ってきました。

ハズがだ〜いぶ前に行ったことある、ということでしたが一応アプローチや氷瀑などの予習をしたつもりでしたが...。

11日の夜は実家に前夜泊。12日早朝出発。ん?朝まだ6時前なのにあちこちの美容室、灯りが付いている...。あ、そうか!この日は成人式。私は「成人式は15日」の時代なのでこの日が成人式であることをすっかり忘れてました。そして、この日はこんな早朝から美容室が始動しているとは驚きでした。(私は成人式は出席せずなので美容室事情、知らず)

圧雪&少々凍った国道を冷や々々しながら運転。車を止めて、冬期通行止めの大台ヶ原ドライブウェイを歩いて進む。少々迷ったが、トレースがあったので助かった。しかし奈良の雪があんなにさらさら粉雪とは。山スキーヤーにとってはものすごいパウダースノーで食指が動くような雪。
時々膝まで潜りながらゲレンデに到着。

2年ぶりのアイスクライミング。しかもハズは岩のクライミングでさえ練習できてない状態。大丈夫かなぁ、と不安がよぎる。そしてこの不安は的中。どかんと1回、落ちました。3本目のスクリューと右手のバイルが効いてない、と言い出したので私は構えていたので問題なく止めましたが、もののみごとに効いてなかった3本目のスクリューがハズと一緒にぶら下がってました。

祝日でしたが、他に誰も来ず、二人だけの貸し切り状態で楽しめました。
午前10時で気温−3.9度。午後12時を回るとこれが−2度台に。約1度(といってもマイナスの世界だ)上がっただけで、氷、溶け出す。氷の裏側を流れる水の勢いが増す。

翌日も上る予定だったが、氷の状態がよくなかったので、樹氷がきれいな高見山に転進することに。
樹氷ハイキング〜。この山には数年前まで、冬になると必ず樹氷を見に行ってた山。
頂上直下の稜線での北風は相変わらずきつかった&痛かった!!

けど、今回、ちょっとぷんぷん!だったことが。
登山道に伸びる木の階段。以前も下の方にあったのですが、更に更に、更に伸びて、頂上まで続くかというくらいの長距離。登山道に階段ってほんま迷惑で、上りは余計に足を上げなくてはいけないし下りは膝に来るしで、各人のペースで歩けない。本当に大きなお世話、な代物。
見ると、登山道脇の細い杉が切り倒されている。要は間伐した木の再利用?再利用は賛成!とはいえありがたくない方法。残念な山になってしまっていたのが残念。

落ちないか不安〜

樹齢推定730年の高見杉
大きいです この辺りは雪が少しあるくらい

樹氷のトンネル

エビのしっぽ

帰ってきて、登ったアイスゲレンデはほんまに「シェークスピア演舞場」やったんかなぁ?と再度調べたら...。やはり違ってました(あちゃ〜!) 「ブライダルベールゲレンデ」というところでした。なんか規模が小さいなぁ、とネットで公開されている写真を思い出しながら登ってたのでしたが。予習はもちっとちゃんとしなくてはね。でも、久しぶりのアイス、面白かったです。