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2015年8月26日水曜日

シャモニー・モンブラン(仏) ガイヤンの岩場とシャモニの町編

2015年8月13日(木)&14日(金)

13日(木) ガイヤンの岩場へ
この岩場も以前に来たことのあるところで、初級者用の岩場。シャモニの町からバスで5分ほどかな。でもどのバスに乗ればいいのかよく分からなかったのと、観光局がまだ開いてなかったので記憶をたよりに歩いていくことに。20分ほど歩いたら到着。ちなみにバスの料金は片道大人1人1.50ユーロ。

トポ図を持っていないので壁を見て登れそうなところを登る。
ロープは50mシングルロープとダブルロープ用を1本の計2本を持って行く。地元の人達は60m以上のシングルロープを使ってる人が多かった。1つのルートが30m前後なので、フリークライミングだけをするなら60m1本でこと足りるかと思うが、念のために2本持って行ってもいいかと思う。

グレードは高くないので、子供達が多い。3歳とか4歳くらいの子達をおじいちゃんが教える、というのは8年前と変わらぬ風景。ガイドさんのような人がクライアントを連れてきていてTRをセットするのにオールフリーで登っているのは日本と違うなぁ。どこに手と足があるのか完全に頭に入っている様子。でも落ちないでね。

この週は、毎年山岳ガイドフェスティバルが行われる週のようで、この時も岩場の半分がイベント準備のために封鎖、登れなかった。ハズはイベントに興味津々で、シャモニ市内で行われるイベントをチェックしていた。

そしてこの岩場。ここも南面に向いているので日中、天気がいいとむちゃくちゃ暑い!11時頃になると人がいなくなり、17時頃からまた人が集まってきて、逆に夕方の方が人がおおくすだれ状帯でトップロープが壁一面にセットされるという状態になったのでもう少し登りたそうにしていたハズだが切り上げて帰宅することに。3日続いた好天気もとうとう雨が降った。この日午後から下り坂。予定通りの行動ができたので翌日は町をぶらぶらするこにした。

 ガイヤンの岩場
上の写真の岩場の右半分はイベント準備で封鎖
岩場の上に照明器具などセットされていた
さすがに固定するロープワークなどはお手のもの、といった感じ


上の岩場からさらに奥に行ってみるとさらに壁があった
広場前だけじゃなかったのかぁ。知らんかった。
21時半まで明るいから17時頃から集まり出しても十分登る時間ある。うらやましい... 

〜・〜・〜・〜・〜・〜

2015年8月14日(金) 曇りのち雨

夜の間に雨が降ったようだ。朝起きると道路が濡れていた。
空を見ると降りそうにないので傘を持たずに町に出る。小さい町なのでぐるっと回っても30分もあればほぼ全部のお店を見て回れる。途中、本屋さんに立ち寄ってシャモニ周辺のクライミングのルート本を2冊買う。次いつ来るのか分からんけど。

ところがお昼12時頃、アパートに一番近いお店まで戻ってお土産を買ってると、雷鳴り出し大雨に。ひやぁ〜、傘持ってこんかったよ...。少しお店で時間を潰してたけど止みそうにないので思い切ってアパートまで戻る。目と鼻の先なのにかなり濡れた。

ここから雨が降ったり止んだり。
ランチを食べてせま〜いアパートで午後は過ごす。夕方になって最後の夜の晩餐にでかける。
ミディの駅やモンブラン山頂の稜線はすっかり雲の中(↓)
シャモニ市内

ボリュームいっぱいの大満足の夕食をいただいたらお腹がぽっこりでるくらいに。ちょっとお腹をこなさなくては、ということでぐるっと遠回りをして帰る。でも観光地とはいえやはり21時を過ぎてのぶらぶら歩きは危険なので、暗いところには近づかずなるべく明るい人の通りのあるところを歩く。

シャモニ モンブラン
 パッカール広場 レストランやバーは金曜の夜ということもあって
まだまだ賑わっていました

〜・〜・〜・〜・〜・〜
2015年8月15日(土) 雨

あっというまに1週間は過ぎ去りシャモニを出発して暑い日本に戻る日がやってきました。名残惜しい...。
空港タクシーの時間までしばらくあるので朝一で教会前の広場へ山岳ガイドイベントを見に行く。リタイヤしたガイドの方々だろうか?とんがり帽子にニッカボッカを履いた昔のガイド風の人達がたくさんいる。

広場では絵画やビール、スナック、手作りチーズが売られていた。チーズ!欲しい!持って帰りたい!でも、諦めた。今回の旅はチーズ、そんなに食べなかったなぁ。この時になってしもた!と思う。

教会には中に入りきれない人があふれていたのでひょっとしてピオレドールの授賞式でもやってるの?と思ったけれど、何をやってるのかは結局分からず。帰国後調べたら同授賞式は4月にイタリアですでにあったそうです。

12時半頃、空港タクシーに乗りジュネーブ空港へ。空港のチェックインで、チェックイン手続開始にも関わらず前にいたアラブ系の大家族&大量の荷物の手続きに時間がかかり約1時間待つはめに。早めにシャモニを出発したはずやのに、出発前の時間が少なくなり空港で購入しようと思っていたものを探して買うのに焦った。空港って何があるか分からないからほんとに普通の時間に余裕+αくらいの余裕を持って行った方がいいですね。

ということで、充実したお盆休みのシャモニ山行でした。






2015年8月24日月曜日

シャモニー・モンブラン(仏) コスミック稜編

2015年8月12日(水) 今日も快晴

コスミック稜を登るのが今回の山旅のメインイベント。標高1030mのシャモニの町からロープウェイを使って一気に富士山より高い標高3842mのアギィユデュミディ駅まで登り、そこからクレバスのある雪原へ下りぐるっと回りこんで岩々した岩稜帯を登ってミディ駅に戻るという4級程度のルートがコスミックルート。
 私は、このルート、2006年に一度登っている。あの時は何も分からず連れてきてもらった、状態だった。それを今回はハズと2人で登ろうという計画。

しかしいきなり出鼻をくじかれる。ロープウェイの切符を買うのに1時間並ぶ。まさかここまで待つとは思わんかった。ハズには乗り込む列に並んでおいてもらい、切符を買ったらすぐに乗れるように二手に別れる作戦を取ったけど、こっちの列が進むの早くて乗り場入り口で足止め。
私の隣にガイドさんが並んでいて、こちらもクライアントの男性と別れる作戦を取っていたけど、ガイドさん途中で(朝早いこともあって?)放心状態になっていた(笑)。でも、待ちくたびれてあないなるの、分かるわ〜。

ということで今回は文字より写真をごらんくださいませ〜。

アギィユデュミディまで1度乗り換えがある 正面の尖ったところがミディ駅、標高3842m
15分ほどで富士山より高いところへ上がる あぁ、酸素が少ない...
2015年はこのアギィユデュミディ開通50周年だそうだ

ちょいと暗い写真ですいません 柵を越えるのはうちのハズですが、
右横の用紙には「Alpinist Only」と書いてあります。アルピニストやって。ええ響きやぁ〜♪


急斜面を下り、見えている雪の割れ目の下にきれいに付いたトレースを歩く。向かって右方向へ進むと
テントが10張ほど設営されていた。モンブランに登る人、ミディ南壁を登る人、など色々いるみたいだ
正面左側にグランドジョラスが見える。かっこええ山やなぁ

思っていたよりトレース幅は広かったんですが、朝の9時やのにすでに雪がくさりはじめて
踏み込み感が甘い 途中、ぱかっと割れているポイントがあり先行者を
見て緊張したがたいしたことなくてよかった

いやぁ、かっこいいですな。ミディ南壁(向かって右のスラブ)
写真左端から見えている稜線を登りミディの駅に戻ってくるのがコスミックルート

愕然としたのは雪がない...。8年前は取付から雪があったのに。
アイゼン外して冬靴で登るが、細かいところに立てずちょっと緊張するところも。
いきなりルートを間違えて戻ったりもしつつ(汗)...とはいえ天気はええし余裕がある 楽しい、楽しい♪

ルートの核心部 ハズ、背がちょいと足りずに残置の杭に届かず(笑)
えいや!でちょいと体を浮かせた状態でなんとかランニングを取ったけど
アイゼン痕のスタンスに冬靴で立たれへん!ガイドツアーの人達もちょいと苦労してた

登りも終盤にさしかかり...これまで登ってきたルートを振り返る
真ん中にそびえているタワーの向かって左側(南側)のフェースにフリーのルートがあるらしいが
15aだかのグレードがついていた(グレードうろ覚え)。
この標高においてこのルートが世界で最難関だとミディの駅内にある岩登り紹介スペースに書かれてあった

 このルートの最後は、ミディの展望台へあがる鉄製ハシゴを登り観光客に迎えられるという
劇的というか他にない終了点

 ハシゴは上は固定されてるけど、下がぐらぐらで地面から浮いてる状態で
妙にしなる...。観光客の中にノリのいいおっちゃんがいて私が上がってくると
「5、4、3、2、1!」とカウントダウンとしてくれた
「Yes! I did it!」とハイファイブをして盛り上がった

高度に弱い私ですが、その症状も出ず食欲もそこそこあり問題なく終了。でも、少し早く歩こうとしたり息を止めて力を入れた後は息が上がって高所にいることを実感。

この後、前述の展示スペースでシャモニ周辺のクライミングの歴史を見、お土産を買いロープウェイで下山。
下山後は荷物を置いて町へ再度繰り出し、ハッピーアワーをやってるハンバーガー屋さんで反省会。

POCO LOCOというお店で
15時半から18時半がハッピーアワーでこれ、どちらのサイズも1杯3ユーロ!
そら、飲むでしょ〜!グラスでチェーン店居酒屋の小さめ生中くらいの量あるかと。 

チーズバーガー(ダブルちゃうのにチーズが2枚入)となんとかバーガーとオニオンリング
バーガーが6ユーロ弱、オニオンリングはこれで3ユーロ
オニオンリングはどこでも高いですな モスバーガーのも少ししか入ってないし(涙)
もっと食べたいのに...

ということで無事今回のメインイベントは終了〜。明日はガイヤンの岩場でフリークライミング






2015年8月20日木曜日

シャモニー・モンブラン(仏) ハイキング編

2015年8月11日(火) 快晴

この日は足慣らしのハイキング。疲れもあり結局いつものごとく出発は遅れる。しかも歩くコースが未定というてきと〜さ。同じ山岳会といえどもこういうところで「家族モード」が勝る。

観光案内所に行きルートについて質問すると地図を売ってる窓口があるからと言われそちらへ行く。安い地図(4.50ユーロ)と高い地図(16ユーロ)のどっちにするか迷うがここは値段基準で安い方を購入。しかし、この地図、内容が古いのかルートが実際のものとは異なり、しかも地図上の地図記号の説明が各国言語で表示されているのに日本語のところだけ変換されておらず「日本語」という言葉が並ぶ。見本にはちゃんと日本語書かれていたのに。まぁ英語書いてあったら十分やからええねんけど商品の不完全さに50セントくらい負けてよ、と思う。

市内から北側を見上げると2本のロープウェイが連絡しており、そびえ立つ岩壁の上に最終駅(Brévent/ブレベント)の大きな建物が見える。よし、あれを目指そう、と歩き出したもののスタート地点ですでに10時。道しるべにはBréventまで4時間15分(別の標識には4時間30分ともあった)とある。行けるのか?いや、ちょいと厳しいだろう...。前述したとおり地図と道が違う。行ったり来たりしてちょい時間をロス。この際地図はあてにせずルートに立ててある道標をあてにして登ることにする。



森の中を歩いていく。時折下りてくる人とすれ違い「ボンジュ〜」とご挨拶。陽があまり当たらずここちよい。
1時間ごとに小休止を取りハイキング半ばにさしかかった。ここから森の中を抜け南面斜面をジグザグに登っていく道に変わる。「暑い!!」太陽ぎらぎら直射日光直撃のハイキングコース。水を飲み干しそうになるもぐっと我慢。これからの行程を考えるとここで飲み干すわけにいかん。

「これってこないだの穂高より暑い?」とハズ。...あの穂高より暑いかも。標高低いこともあるけどここはおフランス、シャモニーのはずだが暑い。

頭の上を悠々とパラペントが舞っている。楽しそうだけど高くてこわそ〜。私、多分せんやろな。

そうこうしているうちに突然たくさんの人が草地に座ってのんびりしてる場所に出た。いきなりだったので、こんなに人がいたのかと驚き。スキーリフトの終着点や小さい小屋も見える。目標のBréventはまだまだ先、というか目線よりかなり高いところに見える。
ここがロープウェイ中間駅のPlanplaz(上の写真で2番目の場所)。さてどうしようか?まだまだ長いよ、先は。とりあえずここで休憩しようか?

標識見るとここからBréventまであと約3時間。あかんやん。行って帰ってきてたら夕方越えて夜になるやん。21時半まで明るいいうたかて、翌日の行動に差し障るやん。しかもこの日は足慣らし。で見渡すとテラスのあるレストランが見えた。ということで...、

 はい、ここまでよ〜♪っと。ミディ針峰にかんぱ〜い!
このビール、おいしかった
向こうはビールをその銘柄を書いたグラスに入れてくる
 なのでここで飲んだビールはAffligem

 ビール飲んだレストラン。その名も「Altitude 2000」

 写真中央やや右の尖ったところにあるBréventまで行く予定だったけど遠かった
パラペントが空を舞っているの、分かるかな?

エギィユデュミディ、モンモディ、モンブランタキュールにモンブラン山頂が見えます
ちょこっと眼下に見えてるのがシャモニの町
最高の景色が楽しめるこの場所。登ってくる人が多いのも分かります

帰り際、デジカメで自分撮り(結構上手い私なのだ)をしているとバイク(自転車)に乗った人がこちら方向に登り坂を登ってきたので道を空けると「写真、撮ってあげるよ。」と言ってくれた。「僕、写真撮るの好きやねん。」と関西弁で言ったわけではないがそういう感じで話しかけてくれた。デジカメを渡すと「はい、もう一枚。」パシャ、「次はこっちの方をバックにしよう。」パシャ、と3枚も撮ってくれた。撮った後は「じゃぁね〜。」と言って仲間のいる方に走り去っていった。「メルシ〜ブクゥ〜」と数回言って手を振った。
いい人に出会った。個人で海外旅行...時々嫌な目に遭ったりすることもあるけどやっぱり海外の旅はいいもんだ。


2015年8月19日水曜日

シャモニー・モンブラン(仏)で岩登り

2015年8月9日(日)〜16日(日)

シャモニーと聞けばモンブラン登山...と思いきや。高いところに登るには日が少なすぎる、でも海外の山に行きたい!ということでシャモニー・モンブランに行ってきました。
時差ぼけ始まりそうな時に日本に帰ってくるというちょいと無理&滞在期間が短すぎて満足行くほど楽しめない、というちょっともったいない日程だったのですが...。

今年の4月に入ってハズの休暇が分かり、急いで飛行機やらアパートやらを手配。スイスのチューリッヒ経由にするかジュネーブ経由にするか色々と考えた結果、どっちにしても空港に到着してスイスで一泊する必要があるのであれば、別に早く到着しなくてもいいから行動しやすい時間に現地入りできる中近東経由の飛行機を手配。ドーハ経由だったのですが、まぁ、ちょっとどきどきしました。こんなご時世、世界情勢なんで。でもドーハ空港はかなり西洋化されておりましていたって怖いというような場所ではありませんでした。まぁ、国際空港で事件が発生するとなれば国の威信にもかかわりますからセキュリティはしっかりしてると思いますが不安はありました。

で、シャモニに到着。到着した日は食材買い出し。アパートに泊まって自炊するのが安上がり。一番安上がりは市内のキャンプ場にテント泊ですが。ちょいとしんどい。やっぱりベッドで寝たい。根性無しのアルピニストです。

シャモニに行くのはこれで3回目。2005年、08年そして今年。久々に来ましたがお店の入れ替わりがあるのは仕方ないとしても他は変わっていない山の中の観光地でした。ほどよい広さの町で居心地よく。

気候は13日までは運良く晴れてハイキング、バリエーションルート岩登り、フリークライミングと3日間楽しめました。気温20度台後半でちょっと暑いくらい。バリエーションルートでは、富士山と同じくらいの高さで登りましたが風よけの雨具の下は下着でOKなくらい気温が高かった。しかも期待していた雪はなく。これはがっくり。

ビールもワインもパンも野菜もサラミもなにもかも美味しかった〜。
これから数日は、シャモニ山行の書きこみが続きますがどうぞお付き合いください。