2024年1月30日火曜日

六甲山地獄谷

2024年1月30日(火) 天気 晴れ 暑いくらいの天気だった

六甲山の地獄谷へ。ずいぶん昔に夜間歩荷で歩いたことがあるにはあるが、なんせ夜の闇の中。ヘッドランプだけで歩いたってどこを歩いたか、どんな感じやったか覚えてるわけない。ということで、本日行ってみた。

高座の滝から少し登ったところで、左側にある広場へ下りる。水量が多いとこの広場が水に浸かるというのがなんとも信じられない。そのくらい水が少ないと普通の広場。奥にある沢へ向かう。

10分ほど歩くと小さい滝。高巻きだけど、両岸に踏み跡がある。左に進むと奥の方にテープを見つけたので進むとこちらは間違っていた。15mほどの壁を岩登り用のために付けられたテープのようだった。
違う方向へ進む

上から見ると、反対側に踏み跡が見えたので、もっかい沢に戻って沢の右側(左岸)を岩登りをこなして進む。

こんな感じで滝を高巻く

今日のだんさんはとても調子が悪い。なんか生あくびしてるし、途中でフラフラするといい出した!来るときの電車で熱心に本を読んでいたので乗り物酔いしたようだ。
けど、進める、というので進む。

もう1回小さい滝を高巻くと堰堤に突き当たる。右側の踏み跡をたどる。堰堤を越えて進む道もあるようだが、ここから右側、いつもの登山道に合流するだろう方向へ向かって進む。

途中、こんな感じで景色のいいとこもあったりして。すでにロックガーデンの中を歩いていたようだ。

ロックガーデンにはBケン岩とかA懸垂岩とかあって、これはどっちかな?アイゼントレの跡がすごい。

小さいプレートには「スヌーピー岩」とあった。確かに奥の岩、スヌーピーに見えなくもない。

奇岩があるぞと思っていたら「ロックピラー」だった(多分)風化が激しい。

ロックピラーからさらにさらに進むと、登山道に合流。奥の看板には「危険!」と書いてある。ここから風吹岩まであっという間。大休止を取る。今日はイノシシはおらんかった。

だんさんに調子があまりに悪いので風吹岩で引き返すことにした。
ゆっくり歩いてなんとか高座の滝に到着。ここから駅までもうちょっとX3くらい歩かなくてはいけない。がんばろー。てな感じで芦屋川沿いを歩いていると、カワセミがいるではないか!
ブルーの羽にオレンジのお腹。うまいこと堰堤のブロックに留まって川面を見下ろし、狙いを定めてピシッと川に飛び込むけれど、餌は取れず。私らが見てる間、3回飛び込んだけど収穫はなしのようだった。

地図にも詳しく書かれていないルートを行くのは探検しているようで楽しい。面白かった。次回は堰堤を越えて行ってみようと思う。



2024年1月27日土曜日

金剛山再び

2024年1月19日(金) 曇り

1月2日に毎年恒例の金剛山登山に行ったものの、葛木神社の前で撮った写真がピンボケだったので、もう一回撮影しに登りに行く。年初めの写真がボケているとなんだか今年一年すっきりしないような気がするし。

とはいえ、この前日まで歩きに行っていたので足が筋肉痛。結構痛い。
歩く速さも遅い。

とはいえぼちぼち歩いていくと、例の500段の階段にさしかかる。

200段目

400段目

段数を数えて登ってるといつのまにか420段だったか、450段だったか分からなくなる。

無事(?)葛木神社に到着してもう一度撮影。今度はきれいに撮れました。この後、有名な、ライブカメラに映る広場へ。この日は、前回と違って曇っていて大阪平野の景色もなし。ちょうど静止画か撮影される時間だったので、こんなチャンスもないと写真に3人で収まったが、しまった、静止画を帰宅後確認するのを忘れてた。もったいない😔

次に茶店(売店)へ向かう。さすがに1月も半ばの平日。人いない。ぜんざいを食べてのんびりしていると、幼稚園児が15人ほど入ってきた。

なんだ?なんだ?と思っていると、地元(大阪側)の幼稚園の遠足登山(?)のよう。ロープウェイはとっくの昔に営業停止しているので、下から歩いてきたそう。すごー。しかもみんなへっちゃらな顔してる。どんだけ強い?幼稚園児!

行儀の良い幼稚園児を見ながら、自分が幼稚園児だった頃のこと思い出す。なんかもっとおてんばやったんなぁ。落ち着きなかったし。

さて、ぜんざいをいただいてお腹いっぱいになったので下山開始。

駐車場に戻ったら、無人販売で野菜を売ってるのを思い出した。食料補給に買って帰らねば!
白菜(200円)と大根(100円)を買う。


この後、とある公衆浴場で汗を流して父ちゃんと解散。山を歩き通した3日間でした。

2024年1月24日水曜日

弥山(奈良県)狼平経由で行くはずが...

山行日 2024年1月17日(水)−18日(木)

以前から気になっていた「狼平」という地名。天川村役場からのルートは弥山、八経ヶ岳へ行くルートとしては一番長い(と思われる)。
暑い時期は、おそらくバテバテになるはずなので、寒い時期を狙っていた。
先週火曜日に確か寒くなって雪が降るような予報だったはず。狙ったわけではないけど、ラッキーなことにそこそこの冬山を楽しめた。

天川村役場の駐車場に車を停めさせていただき、いざ出発。登山口ですでに雪。
早朝大阪を出発したけど、ちょっと時間がかかってしまって8時過ぎ。

登り初めて40分ほどで鉄塔のある場所を通過したらまたちょっと雪が増えた。

ずーっと登りが続く。日が当たるところではなかなかの暑さ。やっぱり今年は暖冬、と感じる。林道に出るところ。先行する男女二人組と抜きつ抜かれつで進む。
宿泊道具を担いでるのでザックが大きい。女性に「大変ですね」と言われた。大変...ではないけどね。

本当にいい天気。南西の方向。ざっくり言うて伯母子岳方面。ただし、伯母子岳が見えてるかどうか不明。奈良県、山多すぎて分からない。

栃尾辻到着。避難小屋は緊急となればなんとか使えるかも。風よけくらいにはなるかなぁ。戸がないけど。

栃尾辻から先、雪が増える。先行する足跡は1組(2組?)だけに。もっと上に進むとわかんの跡が出現。そこからはこの足跡だけ。強者がいるようだ。

見晴らしが良くなった場所(天女の舞ってとこ?)からギザギザしたかっこいい稜線が見えた。「大普賢か?」とだんさんと二人で盛り上がるが(去年4月に奥駈道縦走で歩いたので)、下山後、私の父ちゃんに確認すると「稲村ヶ岳ちゃうか?」ってことだった。もっかい地図で確認すると、そうだと思う。さすが父ちゃん。
しかし、稲村ヶ岳ってこんなかっこいい山やったんやぁ!

ルートの途中で一つの目安になる「頂仙岳」がどこか分からん!遠いぞ〜。長いぞ〜。あぁ、こんだけ暑くなるんやったらビールの1本でも持ってきたらよかった😢


この後、「高橋横手」分岐手前ででっかいザックを担いだ男性とすれ違う。見るとわかんがザックにくくりつけてある。昨晩は狼平の避難小屋で泊まったらしい。上までわかんでトレースつけてますんで、と言われたのでお疲れ様ですと言って別れる。

で、すぐに高橋横手。八経ヶ岳に続く道、しっかりトレースがついている。左に曲がって狼平へ。意外と長い。ひっさしぶりの宿泊あり山行なのでやや疲れてきている。
小さい吊り橋を渡るとすぐに避難小屋があった。

中はきれいで、小屋裏には沢が流れているので水は取り放題。ただし、煮沸はしっかりした方がいいかもなぁ。上流には山頂があるから。

で、ここから弥山に行こうと計画していた二人だが、トレースが10mしかついていない。がびーん。よく考えると、弥山より八経だわな、そら。みな目指すのは。
ラッセルで弥山を目指すか、高橋横手まで戻って、トレースたどって八経経由で弥山へ行くか?時間を考えるとどっちもなぁ。翌日は天気下り坂やし。うーん。弥山に行きたいなぁ。(なぜか弥山にこだわる二人)でもなー、二人でずーっとラッセルして頂上に届くか?そもそもこんなに雪あるっておもてなかったので(暖冬なので)わかん持ってきてないし。
ってことで、やめた。この山行はここ、狼平までとして翌日は暗いうちに出発して下山しようということになった。

夕食はおでん。おでん終了後、残った出汁にご飯を入れておじやに。お腹いっぱい。
二人にしては小屋が広いのでテントを張った。

翌朝、5時半過ぎに下山開始。だんさんは寒くなかったと言っていたけど、私はなぜかいつも寒い。M社の850フィルパワーのダウンシュラフなのに。もちろんカバーもかぶって、象足も履いて寝てるけど。結局、極寒用カイロをお尻の上らへんに貼った。

トレースついているので迷うことなく進む。天女の舞付近で明るくなった。台地にテントが一張り。女性が片付けをしていた。話をすると、前日の天気の良さから景色もよく、ここでいいかという感じで幕営したらしい。正面に稲村ヶ岳。そこに夕日が当たってとってもきれいだったらしい。二人がおでんをフーフーしていた頃か🍢

栃尾辻を過ぎて林道に近いところにやってきた。雪が溶けて根っこやら小石やらで冬靴では歩きにくかったので、林道を進んでみることに。通常は、林道の方が距離がながくなるので嫌煙するのですが。


昨日すれ違ったわかんの男性もここを通過したのか、下山方向の足跡が。写真の辺りまでは土砂崩れなんかがあったが、この先から、林業用の車が入ってくるのか急に道がきれいになる。

再度、登山道に入って鉄塔を過ぎ、階段をよっこらっしょと下りてなんとか雨が降り出す前に下山できた。

お風呂は、「天の川温泉」と言うところに行った。きれいな新しい(?)温泉でした。一番風呂に入れてラッキー。上がった後は、隣にある食堂へ。高級食材の玉子が入った月見そば(私)と親子丼を注文。おいしかった。温まった。


この後、実家へ行く。途中の黒滝の道の駅で念願のこんにゃく煮をゲット!夏にこっち方面の沢登りに来た時には売り切れていたので、よかった。ちょっと辛いこんにゃくに味が染みておいしい。こんにゃくはカロリーほぼゼロなのでもう1本頂こうかと思ったけど、だんさんの視線が気になったのでやめといた。

久しぶりの一泊山行。足が筋肉痛になったけど楽しかった。以前から気になって地名の狼平に行けたということで、目標一つ達成もできてよかったです。

〜温泉情報〜
天の川温泉 〒638-0321 奈良県吉野郡天川村坪内232 営業午前11時から 火曜定休
併設する駐車場は、お風呂の受付で駐車券をがっちゃんこしてもらえば90分無料。隣の食堂を利用する時間も含むので、ちょっとだけバタバタする感じあり。
お風呂は、シャンプー、リンス、ボディソープあり。ドライヤーもあり。

2024年1月9日火曜日

2024年初クライミング 白浜ニューいそぎ

岳友に誘われて3連休に和歌山は白浜にクライミングに行ってきました。
場所は「ニューいそぎ」という海岸の岩場。
朝6時過ぎに大阪(北の方)を出発して9時前に「いそぎ公園」の駐車場に到着。
アプローチはどのくらい歩くんかなぁ?と思っていたら、あっという間に到着。5分くらい?らくちーん。

トポですが、100岩の関西東海北陸の本に場所は紹介されているのにトポがないというどういうこっちゃ?という状況。岳友から教えてもらった個人のブログ「夕陽の衛兵」だけが頼り。

初日(1/6)は、下りて左側の方へ。トップロープで遊べるルートもあって楽しい。
なにより、天気がいいせいか暑いくらい。頑張ると汗かくくらいに暑かった。

壁の左右どちらからでも歩いて登れるのでトップロープのセットが可能

ものすごく難しいルートに挑戦中 離陸できない人続出

1日遊んで「とれとれ市場」へ買い出し。新鮮な魚を刺身用にさばいてもらって宿で鍋にする。みなでわいわいお刺身に鍋にと舌鼓を打つ。

2日目(1/7)は、下りて右側の方へ。スフィンクスという名前の岩場がある方へ。
ここも歩いて上まで行けるのでトップロープをセットできるのがありがたい。
みんなであのルート、このルート、好きなように各々トライする。

スフィンクスに見えなくもない壁

上の写真とは反対側から。こっちから見た方がスフィンクスっぽい

この日は、晴れていたもの風が強くて前日と打って変わって寒い。日がかげると寒さ倍増。
とはいえ、この時期にこんなにほんわかクライミングができるとは、白浜デビューの私たちにとっては驚きの事実

さて、この日も「とれとれ市場」へ行く。この日の夜はぶりしゃぶということで、80cmくらいのブリの半身を捌いてもらう。ちなみに半身、頭なしで5000円くらいでした。
しゃぶしゃぶにしてもおいしかったけど、やっぱり刺身で食べたのがおいしかった。

翌日(1/8)は、ボルダラーの人のリクエストで「生石高原(おいしこうげん)」のボルダーエリアで行くことに。ところが。近づくにつれて空が怪しい。遠くから見ても明らかに降っている⛄️ 「あれ降ってるよな?降ってるよな?」と言いながら運転。到着すると...

思いっきり降っとるがなぁ〜!だんさんの上着のところを見てもらうと雪が降ってるのがお分かりいただけるかと。

とはいえせっかく来たのでエリアをぐるっと回って見る。ボルダーはやっぱりジムで登るのが楽しめるよなぁ。なんか10mとかありそうな大岩とかあるもんなぁ。そんなんをロープなしで登るって。落ちた時のことを考えると...。

で、コンディションが悪いので帰ることにしたけど、せっかくやから、ということで地元出身のNさんおすすめの和歌山ラーメン店へ行くことに。

和歌山市内の「丸三」という中華そばのお店。豚骨ベースの醤油味。和歌山のラーメン店では、テーブルの上に早寿司(サバ寿司)やいなり、巻き寿司(ハーフ)などがあって(写真上の方)ラーメンと一緒にいただく習慣があるとのこと。
ということで私たちも早寿司(メニューには「早なれ寿司」と表記)をいただいた。
食後解散し、ほんとはとれとれ市場で新鮮な魚を買って帰りたかったが、和歌山市内まで北上しているので、「黒門市場」という観光客向けお土産購入場所へ行って干物などをちょっと買って帰宅した。

しかし、ほんとに登れない自分が情けない。体重管理に筋肉管理、精神管理など全てだめだめ。同じ岩場でばっかり登っていても上達しないなぁということも痛感。というか登り方があかんねやろうなぁ。新年早々反省の日々。

2024年1月3日水曜日

2024年初登山 金剛山

2024年1月2日(火) 天気 晴れ

2024年初登山は金剛山へ。高天彦神社の駐車場から出発する郵便道ルート。
頂上では、山頂売店でお汁粉を食べるのが習慣。

高天彦神社から出発 無料駐車場があります

出発して1時間半ほどで500段の階段
丸太に時々番号が振ってある

最高地点である葛木神社
この日は天気よく、道に氷もなく気持ちよく歩けた

参拝する人多数 順番待ち

神社参拝の後、国見城址へ
ここからは大阪平野が一望できる

売店でぜんざいを注文 一杯700円
一昨年から100円づつ値上げ中
今年のぜんざいはあずきたくさん、甘味もしっかりで得した気分

今年もぼちぼち山登っていこうと思います。