2024年4月25日木曜日

六甲山 トウェンティクロスから徳川道を経て摩耶山

山行日 2024年4月20日(土) 晴れ時々曇り
メンバー だんさん、父ちゃん、私

日常に少し時間の余裕が出てきたのでひっさしぶりに歩きに行く。
場所は六甲山。
新神戸駅から市ケ原、トウェンティクロス、徳川道を経て掬星台、摩耶山、上野道を下って、摩耶ケーブル駅まで。
新神戸駅出たところ
新神戸駅の1階に去年7月にオープンした「トレイルステーション神戸」通称「トレコ」横にある電子掲示板(デジタルサイネージまたはビジョンと呼ぶそうだ)に「ソロモン主催トレールランニングの大会が今日明日開催」とあり、ありゃ、人が多そう、と思ったけれどここまで来たら行くしかない。

布引の滝など名所(?)に寄るたびに父ちゃんが「すごいなー」「ここ来たことあるかなぁ?」と喜ぶ声。多分来たことあるはず。山登り初めてかれこれ40年近くになるんやから。
市ヶ原でちょっと休憩。桜茶屋は午前9時オープンのようだ。一度ここで何か食べてみたい。

トウェンティクロスへ入っていく。崩れていて通行止めの看板があるけれど、一昨年の5月に初めてこの道を歩いた時に比べてだいぶ踏みならされていた。

六甲の河童橋にて。父ちゃん嬉しそう。知ってる人なら知っている、長野県の上高地にある河童橋と大正池の雰囲気。

ここからずんずん歩いて新穂高(648m)へ。来たのは二度目やけど、どこがピークやったか迷う。2つニセピーク(?)を通過し、648mのピークに着いた。しかし、前回あったはずのピーク標識が見当たらない。帰宅後、一昨年の写真を見てみたら、立ち木にサインペンで「新穂高648m」と書かれていた。今回、この木に書かれた表示も見当たらなかった。あったんかな?

笹薮の道を下って再び徳川道へ合流。穂高湖へ。

びっくり。ヤマケイのオンライン地図に「自然の家リニューアルのため...」と記載があったので、どうなってるんかと思ったら小洒落た建物が。
あらまー。おしゃれになって〜。「シェールミエール」という名のレストラン。
今回は利用せず、湖畔のベンチで行動食のパンをがっつく。食べた後、シェール槍へ。
ここも一昨年にはあった標識がなくなっていた。残念。

シェール槍から新穂高(写真真ん中のピーク)

シェール槍の上にいると、摩耶山(掬星台)の方面からアナウンスの声や賑やかな音が聞こえてくる。思い出した。今日はトレランの大会があるんやった。

シェール槍を下りて掬星台へ向かう。
ここまでもトレラン大会のルートを示すテープをあちこちで見たが。

摩耶別山への登山道へ入るところで、大会の関係者が立っている。なんでも「世界大会」だそうで、「そろそろ一番早い人が来ますが、ハイカーさん優先なのでどうぞ進んでください」と。「せ、世界大会⁉️六甲で?」驚いた。
で、てくてく登っていると、女子の部(が先にスタートやったみたい)で先頭ランナーさんが登ってきたが、その真剣な眼差し、真剣なオーラ、必死といえどもすっすっすと登っていくのを見て、なんというか...驚きしかない。
ハイカーさん優先と言われても、そんな足の速い人たちが後ろから(正確には傾斜がきついので下から)どんどん登ってくるので脇によける。

掬星台はすごい賑わい 和太鼓の応援などもあってお祭りやった

このレース正確には「GOLDEN TRAIL WORLD SERIES 2024(ゴールデントレイル・ワールドシリーズ 2024)」というそうで、なんと第一戦がこの日と翌日の2日間に渡って開催。
で、帰宅後だんさんが調べたら、女性トップのランナーは「世界ランク1位」のケニア出身の選手。ひえ〜、世界一の選手が横を走り抜けていったのね〜、と2人で感激する。

戻って掬星台。うちらはここでゆっくり観戦しているわけにはいかない。休憩後、摩耶山の頂上を踏み上野道を下る。が、結構足に疲れが。久しぶりに歩くとこぉなるわなぁ。あぁ、ケーブルに乗りたいと密かに思いつつ、だんさんと父ちゃんが何にも言わないので無言で歩く。下半だけでも乗ればよかった。

旧天上寺跡の、2018年の台風で倒れた親子杉は切断されて撤去されていた。が、ひしゃげた案内板を見ると、どのくらい太い木が倒れたか想像できる。

その天上寺の階段は長くて急。昔の人はこの階段を登ってお参りしてたんだなぁと当時の人たちの信仰心の深さを感じる。

集中力が切れてきて、もぉそろそろ登山口のはず〜、たぁちょっとしんどいぞ〜、と思っていたら、人の声が聞こえてきて、やっとほっと安心の登山口が見えてきた。

登山口近くに咲いていたヤマツツジ
燃えるような赤に目が覚める。しかし今年はどの花も咲くのが例年より早い気がする。

無事に下山。駅まで歩く力と気力はなく、かもめマークのコミュニティバス「みなと観光バス」でJR灘駅へ。途中少し寝れるしやっぱり楽ちん🎵

JR灘駅前がえらくきれいになっていてこれまた驚く。この日は驚くことが多かった。
居酒屋さんが新しくオープンしていて、「反省会」でお寿司居酒屋に入る。ひっさしぶりの居酒屋で、いろんなメニューがあってこれまた嬉しい。家で作れない色んなものが食べられるのって幸せ〜。ちなみに夜7時までハッピーアワー(決して「ハッピー泡〜」ではない。happy hour=嬉しい時間、という意味)でほとんどの飲み物が半額というこれまた涙涙の嬉しいサービス。
ぎょうさん飲んで食べて満腹になって帰宅の途についた。やっぱり山は楽しい。





2024年4月16日火曜日

三峰山(1235m 奈良県 三重県)

山に登ってきた。なんかすっきりした。
実家にもご無沙汰していたので、実家に1泊して父ちゃんとだんさんと3人で山へ。
ずいぶん前に登ったことがあるけど、最近遠出してないので、実家から登山口までもなんだかとおーく感じた。

山行日 2024年4月10日(水)
天気 晴れ(快晴)

青少年村の駐車場に駐車して歩き出す。前日は結構な雨降りやったけど、この日はすっきり晴れてちょっと汗ばむ陽気。

大タイ林道を歩き、途中からトイレのある道へ。綺麗なトイレで地元の方または役所の方のご尽力、ありがたい。
男性用と個室(男女共用)が2つ。トイレットペーパーも
備えられていて、ペダルを踏んで水を流す


トイレの反対側から山道に入る。ちょうど男女ペアが下りてきた。父ちゃんが話したところによると、前日から入山して上で一泊していたらしい。男性が70リットルくらいのザックを背負っていたのでどっか縦走してきたかと思ったけどそうではなかった。

登山口から5分ほどで天狗さんに出会う。

「大和葛籠講」と書いてある。大和は「やまと」と読むことは知ってるが、葛籠がわからん。帰宅後調べる。「つづら」と読むらしい。「やまとつづらこう」。つづらってあれだよなぁ。おとぎ話の「舌切り雀」に出てくるヤツ。ここでどういう講をしているのかちょっと興味ある。
そしてこの建物の横にはカッパさんが。
人が座っているのかと思って、知らんかったら一瞬びっくりするわ〜。

で、建物の後ろに回ったら、
不動の滝が。これがまた立派な滝で。前日の雨で水量が多く迫力ある滝でした。落ち口の近くまで行くことができる。

ここからジグザグジグザク山道を歩く。本当に久しぶりなので、息が上らないよう歩くけど、途中でリズム崩してはぁはぁ言ってしまう。いかん、いかん。

40分ほどで「五本杉避難小屋」到着。お腹空いたのでパン食べる。小屋の中は大きい一間で、壁に沿って奥行きのある椅子が設置されている。寝ようと思えば寝られる幅(奥行き)。
電気もあった。屋根にソーラーパネルが設置してあったらしい(だんさん談)
ポーズをとる父ちゃん

ここから頂上に向けてゆるーい登り坂。途中から地元の小学生が制作した「あと◯m」という立て札が出てくる。

100mごとに立てられているので、ひとつづつ撮影しながら登るけど、逆に時間かかるやん!みたいな(笑)。でも絵とか模様が描かれているのが素朴で微笑ましい。

頂上到着。木々は葉が落ちたままなので、見晴らしがよかった。倶留尊山や古光山などがきれいに見えた。1300mほどの標高なのに風が吹くとちょっと寒かった。

次に向かうは「八丁平」
だんさんが前日に作ってくれたかぼちゃケーキを食べる休憩。と、大きな望遠レンズを装着したカメラを首から下げた男性が登ってきた。でーっかいレンズですね!と声をかける。
後で追いついたら、野鳥を撮影されていた。
「コガラ」がたくさん飛んでいて春を感じた。コガラの鳴き声は澄んでていて耳に心地よい。

休憩から約2時間後に林道に出る。
この林道の途中、崩れていて工事中。通過させてもらったが、あまりに大人数だとちょっと遠慮した方がいいかもしれない。って感覚で言うてるけど。

ちょっと長めの林道歩きを経て青少年村へ。事務所前に立派な桜の木が。
今年はあっちこっちで桜を見たけど、この木は立派。枝の広がり方がすばらしい〜。

久しぶりにハイキングできて気持ちがすっきり。
下山後のお風呂は「姫石の湯」で。午後3時という中途半端な時間だったけど、ざるそばをぺろり。だんさんが注文した鹿肉のフライが美味しかった。

2024年4月3日水曜日

山行きたい...

最終更新からひと月。色々と用事があって山に行けてない。その上、急に暖かかく(というより)暑くなって薄着してたら風邪をひいてしまった。

あぁ、山歩きに行きたい...