2022年10月17日月曜日

恵那山(長野県 2190m)

日時 2022年10月12日(水)

祝❗️百名山踏破‼️

100座目の恵那山にダンさんと2人、付き添いで行ってきました。コースは広河原。前日は駐車場でテント泊。先客は1台だけ。平日ということもありテント張っても問題ありませんでしたが、早めに起きて撤収。日の出の頃には続々と車が入ってきました。さすが百名山。

さて、約30年かけて百名山を踏破した父ちゃん!
最初は、趣味で山を登り始めたわけですが、途中でふと100のうち半分登っていることに気づいてそれなら、と100座踏破を本格的に目指し始めたということです。
百名山と聞くと、日本中を旅しなくてはいけないので私としてはいやぁ、無理だなぁ、と思うわけですが、いろんな意味ですごい達成だと思います。おめでとうございます!

駐車場すぐのところにはセブンサミッツの看板が。

私はこれで3回目の恵那山。最後に来たのは2010年でした。干支が一周回ると色々と変化があるものです。セブンサミッツとか設定されてる。
前回2回は残雪期に来たのですが、今回は...


笹藪にやられました。こんなに笹が茂っているとは...やっぱり百名山踏破への道は険しい...(笹藪など藪苦手...)

時々、見晴らしがいいポイントがあり、
南アルプスが一望できます。標高が低いと富士山が見えないのですが、上に進むと少しづつ富士山が顔を出して、頂上ではだーん!と見えました。しかし南アルプスの同定は難しい。

方向を変えると中央アルプス、御嶽山、乗鞍岳、北アルプスまで見えました。時々日が差すと暑かったですが、ほぼ曇り、でも遠景は見えるという(個人的には)とてもいい登山日和でした。頂上から下りる時、なんかとっても寒くて持ってる気温計は9度を指していました。
この季節の山登りは特に服装調整が大切です。

頂上の標識がある場所で記念撮影(1枚目の写真)。
すると、ほぼ同時に到着した別の2人組の方から「先を越された」という声が。
この方たちも百名山かな?と思っていると、父ちゃん撮影後、小さい横断幕を取り出して記念撮影。そこには「99座目!王手!」と書かれていました。そこにいたみなが笑って「おぉ!」の声。

次に最高地点を目指します。道を少し下りトイレと小屋がある広場へ。小屋の左横を通過して右側を気にしながら進みます。数分進むと右側に小さい標識があります。

もちろんここでも先ほどの横断幕をかかげて記念撮影。父ちゃん、にっこにこ、嬉しそうです。ちなみに横断幕は私の自作です。なかなかうまくできて、私としてはこちらに満足。

下山後は昼神温泉郷へ移動。「鶴巻荘」という宿で一泊。温泉につかって、祝杯をあげて、おいしいお料理いっぱい食べて登山の疲れを取りました。

いやはや、本当におめでとうでした、父ちゃん。

2022年10月9日日曜日

番外編 越百小屋情報

すっかり季節は秋。今日は3連休の中日ですが、冷たい雨が降っています。
多くの山小屋は、営業終了の時期ですね。夏の山行を思い返しながら、終わってみると夏山の季節はあっという間だなぁ、なんて山の上に想いをはせたりするわけですが。

さて、先日お世話になった越百小屋。仙涯嶺に行く前に予算を立てますが、なかなか新しい情報がなくて苦戦したので、来年の参考になれば、と2022年9月現在の情報をお伝えしたいと思います。

宿泊料金はこちら。


ソフトドリンクの品揃えと金額はこちら 1本400円
アルコールの写真を撮り忘れましたが、エビスとアサヒ、菊水の日本酒の缶、それぞれ700円でした。あと、ウィスキー、焼酎などもありました。こちらはグラスでいくら、で販売されていたようですが、すいません、値段は確認しませんでした。

お水は登山道の途中にある水場で取って、持ち上げる必要があります。

トイレはとても綺麗でした✨先月行った南アルプスの大門沢小屋のトイレは、入るのにすっごく勇気がいりましたが、越百小屋のトイレは入るのるんるん♪でした。

室内もとても綺麗にされていて、ご飯の際のランチョンマットなど街のカフェにいるような感じで居心地がとてもよかったです。

大きい小屋ではないですが、手入れが行き届いたとても居心地の良い山小屋でした。リピーターが多いというのもうなずけました。


2022年10月1日土曜日

仙涯嶺(2734m 長野県)つづき 2日目

山行日 2022年9月25日ー26日 2日とも晴天!登山日和☀️

4時に目覚まし鳴る。4時半に小屋の電灯オン。5時に朝ご飯。お二人はすでに出発されていたようで、朝食は6人でした。

朝ご飯に生野菜!レタスとトマトが...驚き&嬉しかったぁ。肌寒かったのでストーブがついてました。

食事後、6時にはみなさんそれぞれの目的地に向かって出発!私たちは下りるだけなのでちょっとゆっくり。小屋の前のテーブルでコーヒーを飲んでから出発。

お世話になりました。越百小屋。越百山に南駒ヶ岳。ここから仙涯嶺は見えません。多分、再度訪問することはないだろうなぁ。

さて、水場やら大崩壊地やらおこじょ平など、前日に通過した道を下りて行きます。単独の人2人と二人組の人、平日でも登ってくる人たちとすれ違います。
ちなみに御嶽山展望台は森の中なので正直、展望台というには程遠いです。2、30年くらい前だと木々がそんなに茂ってなくて見えたんだろう、と推測。

そろそろ下の水場だな、ってところでおじいさんが登ってきました。先に行っていただこうと立ち止まったのですが、あれ?どっかで見たことある...と思ったら、越百小屋のおじさんではないですか!いつのまに下りてたの?しかも速い!ご飯終わって片付けして...わずか1.5時間ほどの間に下りて(コースタイム3時間半)、荷物を背負って(70リットルくらいのザック)小屋まで上がって行くって...すごい。登山口の近くに駐車している車まで、と言ってもよ!いくら歩き慣れた道だと言ってもよ!その速さにただただ驚き。
ご飯がおいしかったこと、小屋が素敵だったことなど、とてもいい思い出になったという想いを伝えたくてまくし立てる様に話してしまいました。気をつけて、と言ってもらい私たちもおじさんも気をつけてね、と言って別れました。

この後、登山口から車まで林道を歩き11時過ぎに車に戻りました。さすがに月曜日。車の数はまばら...前日あったあの台数の車はどこへ...

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下山後のお風呂は、「フォレスパ木曽・あてら荘」という温泉宿へ。日帰り温泉は午後0時からで、町の時報サイレンが鳴るタイミングで入館。一番風呂でした。しかも貸切状態✌️
風呂上がりにあてら荘の隣にある「いなほ」という食堂と地元の名産を販売している施設でお蕎麦と五平餅のセットをいただきました。


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あてら荘の駐車場から木曽側からの中央アルプスが見えます。こちらから見ることはほとんどないので、伊那側(駒ヶ根市)から見るのとは違う景色に嘆息。木曽駒ヶ岳、宝剣岳、三沢岳、熊沢、東川の稜線が見えました。去年歩いたのにダンさんは「うぅん、まだ行ったことないなぁ」やって。いやいやいやいや、去年歩いたって👏
これで中央アルプスの百高山、コンプリート!来年は南アルプスに通うことになりそうです。