2019年12月24日火曜日

そして本番へ

いよいよ近づいてきた本番への旅立ち。
アメリカはカリフォルニア、ジョシュアツリー国立公園へでかけます。

下の写真は、私が2004年に遊びに行って友人と二人で訪れた時のもの。この時は岩登りは全くやってなくて、岩どころか山登りもそんなにしてなくて、岩を登る人たちを見て、うわぁ、えらいところ登ってるわ〜。あんなとこ登れるんやわぁ〜、と思っていた。



時は流れてあれから15年。いつかは行ってみたい、と思ってはいたけれど、まさかほんとに行くことになるとは。本来ならヨセミテが優先順位高いんでしょうけど。この時期、ヨセミテは雪降ってる確率高いからね〜、寒くて登れないはず。
とはいえヨセミテには将来必ず行くつもり。

さて、どのくらい登れるか分かりませんが、事故せず怪我しないよう楽しもうと思います。

2019年12月20日金曜日

瑞浪 屏風岩2回目

2019年12月15日(日) 晴

前週に続いて再び瑞浪へ。
この日も天気良く、西日が当たる場所では少々暑いくらい。とてもいい気候だった。
これからがシーズンだそうだ。アプローチ入り口看板に書かれいてることは必ず守って楽しく登りたいものだ。

さて、今回クラッククライミングを始めるに当たりクライミングシューズを新調した。
これまでの靴(私は5.10のアナサジ モカシム)でももちろん登れるが、クラックの幅によってはくるぶしが岩に挟まってゴリゴリして痛いことがあったので、こうなったら思い切って新調だ!
ということで買ったのがこれ。

ラ・スポルティバのTC PRO。TCは世界的に有名なクライマー Tommy Caldwell の頭文字から取ったものらしい。昔から彼の偉業の記事は時折読んでいたので気分はすっかりヨセミテのエル・キャップを登る11クライマー。

履きごごちは、アナサジと比較したら、だが、靴底が厚い分、硬さを感じる。まだ数回しか履いていないのでもう数回履いたら馴染んでくると思う。足を包む周りの部分はそんなに硬くないのでこちらはフィットした感があるが、私の足形のせいか縫製が少し雑なのか、左足親指の付け根あたりに縫い代が当たってとても痛い。泣きそうになるくらい痛い。ハズがなんとか修正してくれたのでこれで大丈夫と願いたい。

さてこの日は、「あら〜よ(5.8)」をTR、「ティータイム(5.7)」をリード(狙ったがだめだった)、「秀則コーナー(5.9)」をTR、「イヴ(5.11c)」をTR(ハズだけトライ)を登った。瑞浪はTRをセットしてトライできるので恐怖感がなくてよい。名張だと何はともあれなんとしてでも上までリードしなくてはならない、というのが恐ろしい。体力、技術はもちろん、人3倍くらいの根性が必要だと思う。
とはいえ、あなどってはいけない。屏風岩のルートも長さはないものの各々グレードより厳しく感じる。

写真真ん中のコーナークラックが「秀則コーナー」向かって右側(手前)側のクラックがイヴ。

イヴをTRでトライするハズ。がんばったのだけどね〜...この後、敗退😢

*今回使ったロープの長さ 60m1本(全てのルートで)
*カムデバイス 秀則コーナー=BD社のキャメロット#0.3以下を各1本。TR登りとはいえNPセットの練習をしてみた。かなり小さいサイズのナッツも使えた。足はコーナーに押し付けてステミングで登るのみ。疲れた...。



2019年12月13日金曜日

瑞浪 屏風山

2019年12月8日(日)晴

岐阜県瑞浪市にある屏風山へ初めて岩登りに行ってきました。

数週間前に裏六甲の烏帽子岩で、知り合いから「名張は難しいでしょう。瑞浪だとクラック初心者向けルートがあるよ」と教えていただき行ってみることに。

Door to door で3時間ほどの行程だが前夜泊。大阪行き、東京行きの各屏風山PAのちょうど中間地点に位置するので、恵那インターで下りて戻るより、瑞浪インターで下りて北上する方を選ぶ。瑞浪インター手前の虎渓山PAで仮眠。

瑞浪インターを下りて下道を進み、岩場への道を進む。(地元の方の生活道なのでなるべく静かに通行を)。いつものごとく、この道への入り口を間違えた。初見の場所は一度は間違う。途中で下りてきた車があってすれ違う。(朝早いのに?)

お墓のすぐ横(上)にある広場に来た。ここは駐車禁止の場所。道は合っていることを確信。次に看板が現れた。「クライマー...」の文字が見えたので車を止めて読んでみる。岩場での火気厳禁、岩場付近での車中泊、テント泊禁止、などが書かれていたので、この辺りに違いない。さらに少し進むと車が数台路肩に停まっていたので、縦列駐車した。すると先ほどすれ違った車が上がってきた。
駐車場所からは岩が見えないので、先ほどの看板のところから進んでみよう話をしていたが、ハズがこの車の運転者に話しかけた。(珍しい!)するとこの方、地元の方との話し合いや岩場の整備などをされている人だった。初めてということで、アプローチ道などを案内しましょう、と言ってくださった。ラッキー。

やはり先ほどの看板のところから入っていく。少し歩くとケルンがあってさらに進むとすでに登っている人たちが。8時半ごろだったか。早いなぁ〜!
「展望台」岩や荷物置き場などを案内していただき「何かあればこの辺にいるので声をかけてください」と言っていただき別れた。

下見開始。予習通り、登れそうなグレードがある「シスターズドーム」をトライすることにした。
「余裕のよっちゃん(5.8)」をトライするハズ(↑)。しかしクラックが分からん!手足の差し方が分からず粘ったが敗退。TRをセットしてトライすることに。
私もトライしたけど、斜めに走ったクラックを登るのって難しい!午前中はこのルートを登るだけで終わってしまった...。
ランチ後、左側の「有希子の初恋(5.10a)」をTRでトライ。これまた斜めに走ったクラック。ふんばって奮闘して粘ってなんとか攻略した。リードやったらほんましんどい💦

終了点から見える恵那山に少し慰められ...

いい時間になったので下りることに。帰り道途中の「ティータイム(5.7)」をトライしてみた。短いルートで、ハズはするするっと登ったので私も果敢にリードでトライするも...。

「有希子の〜」で力を出し切っていたようだ。この後(↑)クラックをうまく使えずレイバックの体勢になった途端、腕に力が入らず落ちそうになり敗退。
腕の力もさることながら、気持ちを萎えさせたのがハズの一言。1本目のキャメロットをセットした時、ハズが下から見て「う〜ん、あまいな。」😱
レイバックだとプロテクションをうまくセットできないので、クラックと正面で向き合って登るのがベストと身をもって実感。モノの本に書いてあった通りだった...。

年末年始のクライミングトリップまであと数週間。最後の追い込み練習は続きます...。

*今回使ったロープの長さ 60m長さを1本
*カムデバイス BD社のキャメロット#4、#3、#2、#0.75を各数本。