2020年4月22日水曜日

こないだの鎌ヶ岳の風

4月19日の日曜、2007年5月号の「岳人」で紹介されていた鈴鹿の鬼ヶ牙へ岩登りとそのまま稜線を歩くというルートをなぞりに行ったのですが、思ったより天気の回復が遅く、午前8時頃でも雨降り。

とりあえず現場まで行き、取付などを確認。はるか昔に父ちゃんと行ったことがあるのですが、この時は、道がよく分からず途中で下山。この日、壁を見上げると新しいボルトがいくつも打たれていた。最近は登る人が増えているのかな。

帰る途中、往路で旦那さんが見つけた和菓子屋さんに立ち寄る。あれもこれもとほぼ全種類のお饅頭を購入する。あっさり目の甘みのあんこと皮。でもしっかりした大きさの小豆の粒になんとも幸せな気分になった。

さて、数週間前の鎌ヶ岳山行で撮った動画です。イワウチワの揺れ方で風のきつさがわかっていただけるでしょうか?ほいでもって、キノコ岩を登るだんなさんも。だんなさんは吹き飛んでないですが(汗)雲がすごい速さで流れていきます。



あぁ、早く高い山、遠いところにある山に登りに行きたいな〜。

2020年4月17日金曜日

近場で登山を楽しむにも...

先日は鈴鹿山系の鎌ヶ岳に行きましたが。
そもそも鎌ヶ岳へは歩荷トレーニングに行く予定でした。

今年のGW山行は、栂池自然園から入山する栂海新道歩きを考えておりました。そのため、4月は歩荷に重点をおいたトレーニングメニューを考えていました。

当初、3月半ばくらいかなぁ。劔に行こうかと話ししていたのですが、数年前の事故の記憶がまだ残っているのと、5月になるとおそらくウィルスの影響がでているだろう、と想像し、公共交通機関をなるべく使わずに行けるルートへの変更を考え始めていました。で、この季節の栂海新道だと人も少ないだろうし、公共交通機関(?)はゴンドラだけ、ということで栂海新道を歩くことに決めたのでした。

4月7日(火)の昼間。栂池スキー場のゴンドラ情報を確認したところ、冬季営業を終えて、いわゆるグリーンシーズンに向けての営業を開始します!というお知らせが掲載されていました。同日夕方に緊急事態宣言が発令されたものの、長野県の栂池は対象外だし、と思っていました。
10日。14日の鎌ヶ岳で歩荷トレーニングのため、荷物を15キロに調整し準備万端。
13日。昼間、なんとなく栂池スキー場のHPを確認したところ、な、なんと!緊急事態宣言が出たので、GWは営業しないということが発表されていた。が〜〜ん。

だんなさん曰く「まぁ、開いてたら(営業してたら)人は行くよな」...そうだよなぁ。それで都会からどっと人が押し寄せるとあかんわなぁ。ゴンドラだけの他人との同乗で大丈夫か、と思っていたけど、こうなっては致し方あるまい。家の近所でうろうろすることにしよう。

というわけで、荷物を軽くして鎌ヶ岳へ行ったのでした。この日鎌ヶ岳周辺にいた人は、頂上で単独登山者さん、水沢岳登山口から駐車場まで戻る途中に追いついた単独登山者さんの2人。ということでこの日この山にいたのは私たち2人を入れて4人だけ。

移動はもちろん車。コンビニに立ち寄るのも最低限だけ。登山帰りに楽しみなひとっぷろも、日帰り温泉ではなく家で...。

そして15日。週に一度のクライミングジムでの練習。人が密集することなく、窓、出入り口を全開しての空気の換気などされていたので営業続行かと思っていたし、8日は営業していたので意気揚々行ってみる...。「実は〜、5月8日まで営業しないことにしたんです」とのこと。スタッフさんはメンテナンスなどで出勤されてるものの休業ということで...。

いつになったら収束するのか?誰もが知りたい答えを虚しく呟く私です。

2020年4月16日木曜日

鈴鹿山系 鎌ヶ岳(1161m)

自家用車利用で日帰り、温泉入らず、コンビニ立ち寄りも最小限、という条件を満たす鈴鹿山系の鎌ヶ岳へ。

山行日  2020年4月14日(火)快晴&強風
ルート  宮妻峡 >> カズラ谷ルート >> 鎌ヶ岳 >> 鎌尾根 >> 水沢岳 >> 水沢峠 >> 宮妻峡

季節外れの(とはいえ毎年この時期、一度はある天候)急速に発達した低気圧の後ろ(西側)から高気圧が張り出すという天気図。こういう場合は、晴れても風がきつい。

高速を走っている最中も横風に小さい車が振られる小さい恐怖。おっとと。山の上はさぞかし風がきついだろ〜な〜。

宮妻峡キャンプ場の駐車場に車を停めてとことこ歩いて登山口へ。




忠実に尾根に沿って登るカズラ谷ルート。途中には見頃のヤマツツジが
あちこちで咲いてました。青空に映えます。ばえ〜〜〜
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雲母峰への分岐点を過ぎたところ。ここから道は平坦に。風が強い。
奥に鎌ヶ岳の頂上。
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強風の鎌ヶ岳頂上。右奥に御在所岳頂上。
別ルートで登ってきた単独登山者に会う。
写真左(西側)からの風がきつい。近くの祠の横が、意外と風が
通らないポイントだったのでここで一休み。
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一休みした後、鎌尾根に突入。幅はそこそこあるが、なんせ花崗岩が
風化してざれた足元。坂になると滑るので気を抜かずに進む。
進む方向をパチリ📷 写真左端に次の頂上「水沢岳」が見える。
しかし晩秋のような景色だなぁ。
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悪場を通過し振り返る。高い山ではないけれど、適度な緊張を楽しめる山。
写真右側奥のピークが鎌ヶ岳
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多分「きのこ岩」と言われる場所。
途中で右側の樹林帯に逃げ込む。でないと足が滑ったら
パチンコ玉となって落ちていくの間違いなし。
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ちょっとピンがボケてしまった。水沢峠から下って
すぐの斜面に自生していた「イワウチワ」


こちらは登山口から駐車場へ戻る林道脇に自生していた
「マムシグサ」の仲間らしい草。分からなかったので、Googleの画像検索を
かけたら英語名 jack-in-the-pulpit と検索結果が。そこから日本語を
調べていくと「マムシグサ」にいきついた。よく似た(多分同じ科)のに
「テンナンショウ」というのもあるようだが、葉の形が異なるので
「マムシグサ」ということで。

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この日の一番の行動食。年末年始、ジョシュアツリーへ行った時に
買った「クリフバー」。ダークチョコ入りピーナッツバターバナナ味、という
なんでも入れてしまえ〜状態の味ですが美味しかったです。
非人工味付けはやはり美味しいものです。

どんだけ風が強いか10秒の動画を撮っていたので、それをアップしようかとYouTubeのサイトにログインしようとしてますが、つ、つながらない...。YouTubeへの接続が想像以上に多いということか...。



2020年4月9日木曜日

宴会山行

日時  2020年4月3日〜4日
行き先 北八 黒百合ヒュッテまで

10年ぶり。再会するとそんな長い時間会っていなかったのかと思うほど、ふつ〜に登山して宴会。

結婚前に勤務していた会社の方と久しぶりに山行。ハズも一緒に行ければよかったのだけど、休みが合わず。

久しぶりでこの季節、ということで山をがっつり歩こう、というより宴会が目的。で、せっかくなら町より山で宴会しようということで昼集合して夕方までに到着して、十分宴会の時間が取れる条件を満たす黒百合ヒュッテへ。

天気は二日とも快晴。雲が出たり風が吹く時間もあったが宴会するには十分な天気。

唐沢鉱泉までの道路は凍結もなく、南八ヶ岳の美濃戸までの道に比べると快適な地道。
ただ気をつけてはいたものの泥はねすごくてどこ行ってきたん?という状態になってしまった。帰阪後、洗車に直行しました。

さて。写真です。

登山口からず〜っと凍った登山道。凍った道の上に、数日前に降った雪が積もっていて危険!ということで、歩き出して10分ほどでアイゼン装着。
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獣の足跡。うさぎかな?足跡を目でたどると、茂みで終わっていたのでそこが巣なのかな?出てこないかな?と期待しましたが、短時間で遭遇するほどの運はなし。
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 翌朝。上空の雲の流れが速かった。北から黒い雲が流れ込んでおり天気くだり坂の兆候?
写真は中山峠方面=東方面の空です。
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テント場。夏は、泥っぽい地面のためパレットが置いてあるらしいです。
冬は雪の上で快適です。
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二人とも天狗岳には以前登っているので、 今回は割愛。
テント後ろの斜面を登り、東西天狗岳を眺めて終了。
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唐沢鉱泉前にある源泉。鉱泉という施設は冷たい源泉を沸かしているのだと
教えてもらいました。
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帰りの諏訪SAから見た南八ヶ岳の山並み。この時期にしてこの黒さ。も少し雪が
あってもいいんじゃないか?今年は本当に稀にみる暖冬、少雪の冬でした。

久しぶりの山行で宴会。楽しかったです。今後の山行に役立つ情報もいただきありがたい。次は、ハズも一緒にどっかに宴会山行したいです。

さて、コロナウィルスの感染拡大で気を遣って外出しなくてはいけない状況。
とはいえ山には行きたい。5月の連休はどうしようか、どうなっているのか...。気を揉む毎日が続きます。