2018年4月24日火曜日

花満開&春山トレーニング

2018年3月〜4月
六甲山〜裏六甲周辺

4月22日(日)には久しぶりに百丈岩にアイゼントレに。この日は夏日となる気温の高さで、半袖でアイゼンを履いて岩登りというまるで夏にヨーロッパアルプスに行くための練習かと錯覚しました。


いつものルートをアイゼンで登ります。私はアイゼントレはともかく、岩登り自体久しぶりなんで、ハズに先に登ってもらいます。とはいえハズも岩登り、久しぶりなんですが。

帰りに道場駅前で蛍雪山岳会のパーティに遭遇。「今日は電車やったら、飲んでいき!」と言われ、それもそうだな、ということで座ってわいわい飲んで帰りました。

さて、ここ1ヶ月ほどトレーニングで六甲歩きをしてますが改めて見ると、色んなお花が咲いているんですね。先日の百丈岩付近で見たお花も含めて本日はお花紹介と行きます。

4月13日 雨ヶ峠付近のサクラ。おそらくオオシマサクラ

同じく4月13日 七曲の手前で。こちらはソメイヨシノ?
サクラの種類、調べてみると色々あって区別が難しいですね

4月20日 一軒茶屋近くの木。これはヤマザクラのようです

4月22日 百丈岩(鎌倉峡)で。この花はシャガ
よく見ると辺りは群生となって咲いていた。何回も来てる場所やのにこの花が
咲いているのを見るのも初めてで、群生にも初めて気がついた


同じく22日、上の写真と同じ場所で。スノーフレークというお花で、
鈴蘭みたい、と思っていたら和名は「鈴蘭水仙」というそう。
どちらかにしてあげたらいいのに、という名前。すぐ横には水仙も咲いてました

GWの天気はさてどうかなぁ?暑くなく寒くなく、という適度な天気やったらいいのになぁと勝手なことを考えている久しぶりの雨の日です。

昨日は数ヶ月ぶりに岩登りをし、本日全身筋肉痛、乳酸が溜まって体中むくんでおります。気圧のせいでむくんでいることにしておこう。









2018年4月5日木曜日

北アルプス 十石山(じっこくさん、2525m)

山行日 2018年3月25日〜26日 両日共快晴!
山域  北アルプス 十石山(乗鞍岳の北東方面)

去年のこの時期に行った北アルプスの霞沢岳西尾根が楽しかったので、再び1泊2日で行ける山を探し、とあるガイドの方のブログに紹介されていたのを見て行ってみることに。

白骨温泉の裏手、乗鞍スーパー林道と「スーパー」とは名ばかりの現在は通行止めの林道を15分ほど歩いて登山口に到着する。登山口の標識が雪に埋もれず見えていてよかった。が、この後大失敗。温泉作業用トレースがしっかりついていたのでこちらを進むと行き止まり。戻るのも面倒なので、とりあえずずり落ちそうになりながらすぐ横の雪の斜面を登る。結局整備された登山道にぶつかった。しょっぱなからやれやれ。


ハズも私もGPSという文明の利器は持たない主義なので紙の地形図を頼りに進む。次の核心は直角に折れる丁字の場所だ(↓)。夏道だと道標があるが、雪に埋もれていなければいいが...。


あった!この標識、夏は1.5mほどある高さ。雪の深さが分かっていただけるのでは。さて、ここからツボ足ラッセルが始まりましたが、途中で嫌になってワカンを装着。快適に歩くが1830mの台地までは急登。この日は、ちょっとした歩荷を兼ねて各自2.5リットルの水を担いでの登りは少々堪えた。


急登を終えて1830mの台地辺り(↑)。平らになりほっとする。
実はここまで軽装の単独行の人が登っていたのだが、彼がものすごい早い人だった。最初は、iPhoneで地図を見ながら(?)右向いたり左向いたりしてはったので、大丈夫かなぁ?と思っていたが、ちょっとジグザグした後は、あっという間に視界から消えた。彼のトレースを見ながらもトレースをたどることはせず(ちょっとジグザグしていたこともあり)、コンパスで合わせた方角へ直進。天気良く暑かった。


途中にはこぉんな曲がった木もあったりして...(↑)。この辺りは1830mの台地を過ぎてルート上、2つ目の登りに入り、頂上までまだまだのところ。傾斜は緩いが長い。


寝不足もあってちょっとしんどうそうなハズ。樹林帯の向こうに、森林限界を越えた頂上までの斜面が見える。この手前で頂上行って下りて来た先ほどの単独行の人とすれ違う。軽装といえどもほんと早かった!


先ほどの写真から1時間半ほど経ったでしょうか。やっと小屋が見えた!(↑)かなり埋もれております。先ほどの単独行の人曰く「どこから入るか分からなかった」...不安がよぎります。


山スノーボーダーの人が下っていきます。穂高をバックにかっこいい!他にも山スキーヤー2人とマーキーさん(知ってる人は知ってる関西のDJさん)に似た山ボーダーさんにも会いました。

さて、どこから入るのか?万が一入れない場合は、テントを持っているからよいのだが、少々風が気になる...。ここか?扉を開けてハズが先に入り偵察...オッケー!ほっと安心。入れた!

小屋の中は広くてきれい。個室があり、暖かかったのでここを使おうと思ったら、天井から不気味な輪っかのロープがぶら下がっていたので、広間の奥にテントを張った。テントの中は暖かくてぬくぬく。よく眠れた。
いったん風が収まっていたが、7時過ぎからまたゴーゴーと吹き出して、少し翌日のことが心配になる。しかし、この風でテントを外に張ってたら...。冬期小屋がありがたいです。

翌朝は4時に起きる。ラーメンとウサギ餅を食べゆっくり出発準備。そうこうしてると日の出の時刻。外は相変わらず風が吹いているので、2階の霜がついた窓をなんとかして日の出の写真を撮る(↓)


こんな写真でごめんなさい。でもよく見ると八ヶ岳連峰がきれいでしょ?

そして7時頃出発しようと小屋を出る。景色がすごかった。すぐに下りるつもりがハズが「まぁ、ちょっと見ていこうよ」と言ったので小屋から少し上がったところへ行くと...。

南アルプス方面と富士山(少し霞んでいる)

乗鞍の後方に御嶽山(多分)

岳沢を中心に(写真右から)明神、前穂、吊り尾根、奥穂。左奥に小さく槍ヶ岳の穂先も見えた

鉢盛山(ユニークな山の形)
とまぁ、360度の景色を堪能。


素晴らしい景色を見ながらの下山。さいこ〜!!いやぁ、いい山でした。

3/25(日) 快晴
5時起床〜6時50分 登山口(ちょっと休憩)〜8時11分 丁字路〜9時40分 1830mの台地〜14時20分 十石峠小屋着

3/26(月) 快晴
4時起床〜ゆっくりしすぎて〜7時 小屋を出る&写真撮影〜7時20分 下山開始〜9時20分 1830mの台地〜9時50分 丁字路〜10時30分 登山口

駐車場  今回は、白船グランドホテルと白船荘新宅旅館の裏手まで除雪がされていた。左側の小さい建屋があり、この辺りが旅館の従業員の人などの駐車場になっているようで、一応、旅館の方に聞いたところ、林道作業車が入るかもしれないので邪魔にならないようにだったらどこに停めてもらってもいい、ということでこの小さい建屋(確か消防・消火設備があるような感じの建屋だったと思う)の横が駐車場になっていたので停めた。無雪期だと、登山口のすぐ横にある無線電柱の辺りに3、4台停めることができるらしい。Google のストリートビューで見たスーパー林道の昔の料金所はなかった。

トイレ 小屋内にはトイレはないので、外に出て用を足す。または、簡易トイレ(薬局で売ってたりする。個人的にはモンベルのものが一番良い)を持って行って用を足すか、だ。ただし、ペーパーを含めて全て持って帰ること。

温泉 白骨温泉の案内所で日帰り温泉を教えていただく。この時期なので営業している温泉は少ないよう。折角なのでやっぱり白いお湯で有名の温泉に入りたかった。入った温泉は「泡ノ湯」大人820円。日帰り入浴は13時頃まで。気持ちよいお湯でした。ただ、翌日まで手に硫黄の臭いが残った。驚き。