2020年3月25日水曜日

瑞浪で岩登り

2020年3月22日(日)〜23日(月)

4月からハズの職場の休日が変更になり、大型連休をのぞいて連休がなくなる。最後の連休は瑞浪で岩登り。

例のごとく虎渓山PAで仮眠。とはいえここまで数時間で来れたので、今後は早朝に家を出ても十分楽しむ時間を取れるかな、とハズ。連休がなくなるとはいえたまには遠出したいもんね〜。

1日目午前は、「あ〜らよ!(5.8)」「ティータイム(5.7)」「有希子の初恋(5.10a)」を登る。私はもちろんTRで。それでもしんどい。やっぱりクラックは難しい。午後は、あ〜らよ!の横にあるスラブ「へいせいがんねん(5.10c)」をハズが登る。私はもぉ力残っておらず諦めた。

終了後、土岐市内まで行きルートインホテルへチェックイン。夕食に近くの回転寿司「にぎりの徳兵衛」へ。おいしかったぁ。お寿司大好き🍣

で、2日目。

「あ〜らよ!」の横にある前日登ったスラブのある岩(写真やや右側)。ハズが立っている前にもボルト2本のスラブルートがありどんなもんかオブザベしてるが、太陽が眩しくてよく見えない、とのこと。午後にトライするのがベターかも。

*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*

「アイキャッチャー(5.9)」にやってきました。浅いクラックから登り始めますが、よく分からない...。数回の必死のトライの後、トップロープを張ることに。よく分からず右側から回り込んでちょっと危険度増しましたが、左側から回り込むと簡単にセットできます。

*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*

アイキャッチャーのすぐ近くにある「原住民」をトライする私。グレードが分かってなかったので見た目だけで取り付きました。甘く見過ぎてました。1ピン目と2ピン目の間が恐ろしい。グラウンドフォールしないとは思いますが、腕の力と指の皮が持たない...。結局ハズに代わってもらいましたが、ハズもギブアップ。トップロープでトライしました。
帰宅後調べるとグレードは5.10b/cということで歯が立たなかったのは当たり前です。
*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*


午後からは登りたいルートが満席で、「優柔不断(5.10b)」をトライ。ハズはまずリードで。しかし厳しくてTRで。TRでもほんっまにしんどい。腕の力、足の使い方、すべてを瞬時に判断して決めなくてはいけないクラッククライミングは、フェースより高度だと思います。とはいえフェースもたいがい登れないんですが。

なんにせよ登れた達成感は低いですが、天気良く楽しめたのでよかったです。楽しいのが一番です👍🏻

2020年3月19日木曜日

乗鞍スキー

再び、乗鞍へスキーに行った話です。
乗鞍へスキーへ行った際、宿泊した「美鈴荘」のご飯を紹介しま〜す。

夕食はキノコ鍋。数種類のキノコに、タラ、カキ、ホタテなどが入っていて本当に美味でした。お鍋の他にハンバーグ、馬肉など。
小鉢の中ではゆずホタテ(真ん中)がおいしかった。

一杯目にビールをいただいた後は、珍しい地酒をいただきました。試飲をさせていただき、私は「翠露」、ハズは「大信州 手の内」を選びました。
試飲の際、小さいお猪口に注いでくださったんですが、ハズの方が私より量が多いんです。ほんとは私の方がお酒は強いのですが…(笑)
辛口でも超がつく方で、でもおいしかったです。一合500円

ハズはこちらを気に入りました。すっきりした飲み口でした。

朝ごはんは、ますの甘露煮、目玉焼き、お味噌汁など。
ご飯はおかわり自由で、長野県安曇野産こしひかり。
美味しくておかわり2回してしまいました。

最後に私。ボーゲン少しマシですかね?
板をまっすぐできるまでもう少しなんだけどなぁ。

ところで、美鈴荘で飲んだ地酒を家でも飲みたくて帰る途中、村の酒屋さんに寄ったりしたのですが、ここにありました。「酒商中島屋」さん。ここ数年、アイスクライミングなどでこちらに来る回数が増えてましたが、道の途中にレンガの外壁のオランダ風(?)な酒屋さんが気になっていました。ところが行きも帰りも夜、というのがヤマ屋の行動パターンなので営業中に立ち寄る機会がなく...。今回やっと入店できました。町の酒屋さんでは入手できないような地酒、長野県産ワイン、焼酎などいろいろな種類のお酒を取り扱っておられます。
お酒好きな方でこちら方面に行かれる方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

2020年3月13日金曜日

家庭菜園

本当に育つのか、収穫できるのか懐疑的だったブロッコリー。

こんなに育った!びっくり!もっと作ってくれ〜!!


ちなみに。なんだか夏っぽい野菜ですがブロッコリーの旬は冬なんです。今年はスーパーでも価格が手頃でうれしかったです。

2020年3月12日木曜日

スキーツアー

2020年3月8〜9日

乗鞍のスキー場へ一泊で行ってきました。正式名は「ブルーリゾート・乗鞍」のようです。勝手にマウント乗鞍スキー場とかって言うてました。

日曜は天気悪くみぞれが降る中、1日滑る。山用のアウターはびしょびしょ。
周辺のお宿に一泊するので、こちらでお宿専用ディスカウントチケットを事前に購入。
大人1日4300円が2900円に。シニア料金(55歳以上)3300円も2400円に。

お宿は「美鈴荘」という民宿。地採りのきのこを使ったきのこ鍋が自慢のようです。実際、とても美味しかったです。キノコの出汁で作った雑炊は最高でした。

2日目。月曜はレディースデイということで私は2100円に。しかもソフトクリーム無料券もついてます。ハズは普通にシニアのお宿券で。

 朝から快晴。無風。乗鞍岳の頂上も見えました。風雪も見えず稜線もいたって穏やかのようでした。やまぼうしリフト乗車中に撮影。

さらに上へ運んでくれる夢の平クワッドリフトの前から山頂。雪は積もってますが、ところどころ茶色のところがありやはり今年は雪は少なめ。
スキー場もゲレンデを外れると地面が見えているところが多々あり、この標高、山奥をもってしてもぎりぎりの雪の量での営業ということがうかがえました。

去年も2回ほどしか行けておらず、今年もこの2日間で終了。上達しそうなところであと数回が行けないので、毎年初級技術の取得からやり直し、の状態です。今後もおそらく暖冬傾向だろうから、こういう状態で行くんだろーなー。
そろそろボーゲンを卒業したい私です。

2020年3月5日木曜日

赤岳天望荘のご飯

2月末に行った八ヶ岳山行で宿泊した赤岳天望荘のご飯です。撮影はハズです。

夜ご飯は...
炊き込みご飯、豚汁、豚肉のカレー煮、鶏肉のトマト煮(鶏肉がほろほろとして美味しかった!)、菜の花(現場でタラの芽!って喜んでたけど実は菜の花だったのかも)の天ぷら、山菜のおひたし、生ハムスライス(現場で切ってくれている)、お漬物に、杏仁豆腐とフルーツ。いやぁすごいですよ、本当に。雪から水を作るしかない場所でこの時期にこれだけの種類の料理を提供してくれるなんて。

そして朝ごはん。かなりピンボケですが...😅
ご飯、味噌汁、ソーセジ、卵焼き、筍の煮物、ミートボール(これさいこ〜!でした)、オレンジなど。

2012年の年始に宿泊したことがあるのですが、その時はおせち料理をメインにした内容でこちらもおいしかったのですが、今回もおいしくいただきました。おいしいものを食べると力が出ますし元気になります。ほんとありがたいです。

天望荘の「厳冬期営業」はすでに終了しており、次はGWから営業されるようです。

2020年3月4日水曜日

暖冬の影響やなぁ...

2月末に行った八ヶ岳。大分昔の写真ですが、南沢小滝の写真がありました。今年のものと比べてみました。

2013年1月2日撮影

2020年2月末撮影

2月も末になると氷はかなり溶け出して約2ヶ月の差は大きいですが、それでも、凍っている幅、厚みがかなり違います。

来シーズンは普通に寒い冬でありますように。


2020年3月3日火曜日

八ヶ岳 プチ縦走2日目

2020年2月24日(月)

一晩中、窓を叩いていた風も日が登る頃には収まり...
談話室の霜のついた窓からは...朝日が登る直前の炎のような色に染まる空が見えました。

朝ごはんも種類豊富なバフェ形式で、ちょっと多めにいただき大満足。出発する準備で玄関が混雑していたので少し時間を遅らせて7時半に出発。玄関よりも混んでいたのはお手洗いでした。

小屋を出てすぐのところから振り返ると富士山が。そしてなぜか山崎パンのコンテナが。ミスマッチが面白い。

すぐに地蔵尾根との分岐に到着。朝いちで登ってきている人たちが数人見えました。
これから進む稜線にも数人人がいるのが見えました。
すでにトレースは付いており、夏道の鎖も見えているのでいるので迷うことはないです。ただ、滑ったり、アイゼンを引っ掛けてこけないようにだけ注意、注意。
風は写真左側(西側)からはそこそこあり、東側に入るとぱたりとなくなり暑いくらい。

稜線の東側を進んだり、

西側に入れば風が吹きつけ寒かったり、

また東側に出て、風が止み暑さを感じたり、と忙しく体感温度が変わる中、進みます。

そして三叉峰=杣添尾根との分岐に到着。長い尾根だなぁ、と思って見ていましたが、よくよく見ると二人、この長い尾根を登ってきているツワモノがいました。(写真真ん中あたりに人がいるんです)
ものすごい大汗かいてるだろーなー、と思いつつ、両手を振ってみると先頭の人が気がついて立ち止まって両手を振り返してくれました。うれしくなって、がんばれ〜!!の意味を込めて左腕を何度も振り上げるとまた両手を振って応えてくれました。ハズが、コミュニケーション取れたな、と。こういう山でのコミュニケーション、嬉しいものです。

横岳頂上(2825m)から。ここで歩いていなかった稜線がつながりました。ここからは一昨年だかに歩いたルートです。なだらかな硫黄岳(2760m)の頂上、その後ろにきれいな形の蓼科山(2531m)が見えます。硫黄岳まで意外と長い尾根でなだらかな登りですが息が上がりました。
硫黄岳から左に伸びている尾根を歩いて赤岳鉱泉へ下ります。

硫黄岳の頂上、赤岩の頭を過ぎ鉱泉小屋への下り、樹林帯に入るところです。晴れて快適な雪山散歩です。奥に、昨日暴風ですごかった赤岳(2899m)、中岳、阿弥陀岳(2805m)が見え、写真左側の尾根が先ほどまで歩いていた尾根です。あっという間に時間が過ぎます。

途中、暑くて喉が渇き1回休憩を入れてしまった。が、とにもかくにも赤岳鉱泉に到着。暖かいので細いつららも大打撃。溶けてさらに小さくなっていきます。

小屋横の人口氷壁アイスキャンディーはこの日も盛況。おやつを食べて不要な装備を解き、あと1時間半ほど惰性歩きで美濃戸口を目指します。

歩いていると暑くて途中でアウターを脱ぎ、帽子を脱ぎ、手袋を外し、とどんどん薄着になっていきます。いい天気なのは嬉しいですが、やっぱり暖かすぎるのは気になります。来年の冬は普通の寒さであってほしい、と早くも来シーズンのことを考えながら駐車場まで歩いてました。

あぁ、楽しかった。前日の暴風でルート変更も考えたけど、ハズの、去年の乗鞍の方が風、きつかったやんな?という一言でそうやわ、大したことないわ、と思えた。ありがたい一言を言ってくれて計画を完遂できた。

2020年3月2日月曜日

八ヶ岳 プチ縦走

山行日 2020年2月23日(日)−24日(月)
山域・コース 
八ヶ岳 
1日目 美濃戸口−美濃戸ー行者小屋ー文三郎道ー赤岳ー展望荘(泊)
2日目 展望荘ー二十三夜峰ー日ノ岳ー横岳ー硫黄岳ー赤岳鉱泉ー美濃戸ー美濃戸口

三連休の土曜日は悪天候。どっちにしても土曜日、ハズは仕事なので出動できない。日曜から天気は回復傾向。予想天気図を見ていると、高気圧の張り出しときつめの西高東低の気圧配置ということで日曜は風が強いことが予想された。

世間は三連休なので駐車場は混んでるかも、という予想に反して空いていた。美濃戸口から美濃戸への道は、核心の最初の坂道はカチコチ。美濃戸へ進む車は坂をくだるというよりは滑っていた。

風がきつい。美濃戸から久しぶりに南沢を進む。
南沢小滝あたりになると予想以上の積雪(↑)。雪の下はかちかちに凍った登山道。雪の滑り台状態。文三郎道の状態が気になる。小滝には3パーティほどいて登っていたが、やはり暖冬のせいか氷具合は小さかった。

行者小屋に到着。晴れていれば見えるはずの山々も厚い雲の中。人出はかなりあった。テントもたくさん見られた。小屋でコーヒー(1杯400円)を頼んで休憩。計画通り文三郎を登るか地蔵尾根を登るか相談する。
おっと、この山行の目的は、私がまだ歩いていない二十三夜峰と横岳の間を歩いて、赤岳から硫黄岳までをつなぎたい、というものだった。なので、地蔵を登るとなると赤岳をスキップすることになり、目的達成とならない。

時々、空が明るくなる時が出てきた。外に出ると、雲が晴れて文三郎道が見えるようになってきた。ハズの決断で文三郎を進む。

とはいえ、風はまだまだきつい。森林限界を過ぎたあたりで8人ほどの団体が下りてきた(↑)。ハズが誰かと話をしているなぁ、と思ったら以前所属していた山岳会の会長だった。府岳連の雪山訓練の指導で入山してるようだった。「気がついたらこんな山の中にいた」といつものユーモアのある答え。

会長と別れて進む。中岳との分岐の標識が見えるがここが一番風がきつかった。風のリズムに合わせて耐風姿勢をとらないとほんとに吹き飛ばされてしまう暴風だった。耐風姿勢をとるハズ(↑)

強いのは西風なので、稜線の東側に入れば少しはマシかと期待していたがそんなに甘くはなかった。この日は稜線のどこにいても風が強かった。ここ(↑)で反対方向から来た2人とすれ違う。先に行く単独者はとてもしんどそうだったがどうすることもできない。かまっているとこちらも体力を奪われてしまう。無理と思ったら引き返すなど自分で決断することが必要。

意外と岩岩した登山道を進み赤岳(2899m)の頂上へ到着。青空が見えた。この後、暴風の中、必死の記念撮影をし展望荘へ向かう。

眼下に展望荘が見える。早く到着したい。暖かい場所に行きたいと早まる気持ち。

が、足元はカチカチに凍っている。ここで滑るととんでもないことになる。足元に集中して慎重に下りる。

ガイドパーティ1組と3人パーティとすれ違ったが、3人パーティは寒さと風に少ししんどそうだった。

1時20分頃、小屋に到着した。暖かい。チェックインをしてベッドに向かう。大部屋で予約を入れていたが、予約がいっぱいだったのか、1組の布団に2人が寝るような状態だった。こりゃぁ、隣で大いびきかかれたらたまらんなぁ、とハズに相談して個室に替えてもらった(プラス料金必要)。トイレには遠いが快適だった。

夕食は、ビュッフェスタイル。地上のように好きなだけ食べていい、というわけではないが(少しのお代わりならオーケー)おかずの種類が豊富で皆感嘆の声を上げていた。いやぁ、厳冬期の稜線の小屋であそこまでのおかずの種類を用意してもらえるなんて本当にありがたい。お茶とコーヒー、お汁粉(汁粉は夕食まで)はおかわり自由で飲めるし。

夕方までに弱くなった風が日没後、再び強くなる。しかも断続的に吹くようになった。翌日の天気は回復のはずだが、風が気になる...と思いながら就寝...zzz