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2026年3月1日日曜日

大山弥山尾根東稜(鳥取県)

山行日  2026年2月26日(木)

去年弥山尾根の西稜を登ったので、今年は東稜を登りに行った。
ヤマップなどでこの前の週の記録を見るとそこそこ雪があるようだったので2月も末やけど大丈夫だろうと行ったけど...。
この前の日、25日は久しぶりの雨降り。だいぶ雪は溶けてしまっていた。

元谷から見た弥山尾根(写真中央)ここに来るまでもトレースがよく分からず右往左往(汗)しかし、黒いなぁ。雪ないやん。ちょっと気持ち悪いなぁ。
 
元谷小屋へ向かって装備をつける。取付まで向かうも... 

 落石がひどい。弥山尾根をはさんで両方の沢筋、尾根の側面から落ちる、落ちる。時にはちょっとした岩雪崩状態。この後、1日中(特に午前中)ガラガラと落石が続いて気持ち悪いったらありゃしなかった。 
 
よぉ考えたら去年、このルートの詳細を予習したっきりで、今回来る前に予習してへんかった。さて、何ピッチあったっけ?最後はどんな感じやったっけ?

膝が痛いので、だんさんが全てのピッチをリードしてくれたけど、フォローでも雪の状態が恐ろしく悪くて、怖い怖い。

最終ピッチ=11ピッチ目。あれだけ晴れてたのにガスが出てきた。途中、ザックを下ろせるような安定した場所がなかったので、ここまでほとんど飲まず食わず。
だんさん「登るのもぉお腹いっぱい。お腹すいてるけど」

このピッチで最後にして!と願いながら登ったけど、これが最後でした。稜線に出たぁ。時間も時間なので頂上避難小屋へ向かう。
お腹を満たした後、下山開始。

さっきまでガスガスだったのに、休憩してる間に晴れて、見事な景色!風がなかったので、1日中雲海が...。町は曇り空だったんだろうなぁ。

しかし本当に雪少ない。木道が見事に出ていた。

五合目あたりで夕陽がきれい。日没近し。

駐車場へあと30歩のところ。不夜城のように(だんさん)霧の中に浮かび上がるモンベル大山店。アニメの鬼滅の刃を思い出した。

さて、ちょっと時間を戻す。
そろそろ登山道に近いなぁ、という場所まで下りてきて、だんさんが「前から人が来る」というではないか。なんか散策してる人かな、と思いきや、そこそこ大きなザックを担いだ外国人の男性3人組。だんさんが「どこいくの?」と聞くと「上。頂上」というではないか。

ややこしいなぁ。なんかあったらどうすんの?と思ってると「キャンプするところはあるか?」と聞く。「ないない。テント張るところなんてないよ」(そもそも大山はキャンプ禁止のはず。建前やけど。冬はテント張って雪上訓練とかしてるけど)というと「ふーん」とか言いながら進もうとするから、「そのアイゼンスパイクあかんよ」と自分が履いてる12本爪アイゼンを指差して注意するも、そのまま行っちまった。

うーん。ややこしい。意思疎通はできるけど、事故した時とか細かいことを伝えることができるのか?などなど余計なお世話を考えたが、まぁ翌日のニュースには出てなかったから大丈夫だったんだろう。

しかし、なんで日没の時間に登り始めるのか?なんかやったらあかんことをしてるという自覚があるからか?

2025年7月28日月曜日

錫杖岳 左方カンテ

去年は引っ越しなどでアルパインにほとんど行けておらず、今年もこのまま夏を過ごしてしまいそうになったので、慌てて今年後半の計画を作成。

早速行くことにしたのは北アルプス、笠ヶ岳の隣(正確にはほぼ南側)にある錫杖岳。前衛フェースの「左方カンテ」と北沢フェースの「注文の多い料理店」

私は16年ぶり。ダンさんにいたっては30年以上ぶりらしい。

1日目、入山してテント張って左方カンテへ。

登山口で計画書を提出

渡渉点 行きは難なく渡れた

登山口から2時間ほどでテン場となるクリヤ谷と錫杖沢の出合に到着。20キロくらい荷物を背負ってほぼコースタイム通り。思ったより歩けるぞ。でも、暑い。大汗かく。

テント張って取付へ。1時間半ほどかかってるような気がしていたけど、1時間ほどで到着してた。時間の感覚がちょっと鈍ってるなぁ。ま、大きい問題ではないけど。

取付までの道で、左へ行ってしまった。「注文〜」の方へ行ってしまった。駐車場で先に出発した2人パーティが登ってた。

左方カンテ 1ピッチ目

2ピッチ目終了点から下を見る

奇数ピッチ=ダンさん、偶数ピッチ=私、で登る。2ピッチ目までは順調、順調。しかし日が照ってこれまた暑い。水が足りるかちょっと心配。やはり2リットルくらいは持ってきてた方がよかった。

3ピッチ目 この後ちょっとコツがいる

私の記憶があいまいで、右へ左へ行かせてしまう。結局、通常より右によってガバをつかんで、荷物背負って重いのにレイバック気味で登っていった。
私もがんばったけど、両腕に体重+荷物の荷重がかかり、へとへと。

ピンボケしてるけど、奥のルンゼにハマって動けなくなってしまった

そして、つづく4ピッチ目。私。写真ぼけてますけど、奥のルンゼを登るんですが、リングボルトが撤去されていて、うまく登れず奥へ奥へと進んでしまった。そしたら横幅ががちっとはまってしまい身動き取れず。四苦八苦した結果、ダンさんに代わってもらうことにした。

5ピッチ目。ちょっと迷ったが、私が登ることにする。女は度胸。ほぼ支点がないのでビビる。
とはいえよく見ると、スタンスとホールドはあるので慎重に登る。が、上の方で久しぶりに膝がガクガクした(笑)ここを過ぎると階段状態になって無事、終了点に到着。

6ピッチ目 ここの出だしもかなり厳しかった


7ピッチ目もあるけど、雷が聞こえだしたので、ここでこのルートは終了して降りることにする。

懸垂下降を3回して地上へ戻る

懸垂は、注文の多い料理店のルートを降りる。午前中登っていたパーティはすでに下山してた。
懸垂ステーションはしっかりあって、安心して懸垂できるが、油断禁物。ロープが壁から離れて行ったりすることがある。

地上に戻って行動食を食べる。結局、この日、左方カンテを登ったのは私たちだけだった。

しかし暑くて、テントに戻る途中、錫杖沢で水をガブガブ飲む。おいし〜。翌日お腹をくださなかったので、この沢の水は大丈夫なんだろう。
顔も洗って、タオル濡らして首筋濡らすとさっぱりする。やっぱり水は大事だなぁ〜。

テントに戻ってギアの整理をして、後で水を取りに行こう言うて酒盛り始めたら、雨が降り出した。げげげ。1時間ほど降り続き、言うてるうちに日が暮れて真っ暗になりそうなんで、小雨降る中、水を汲みにテントを出た。
ついでに汲んでおくことが大事。

ところで、酒盛りやって夕食食べてると、「どーん、どーん」とか「ぼぼぼぼぼ」とか音が聞こえる。「お?花火?どっかで花火上がってる?」てな話をしたけど、よ〜考えると、ここまで聞こえるわけがない。
テントの後ろを流れる沢の水音が花火の音のように聞こえていただけだった。

夏の夜 
 山の中での
   バーチャル花火🎆

2023年3月15日水曜日

権現岳 東稜(八ヶ岳)

バリエーションルート登攀2日目。3月8日(水) 天気晴れ

入山日の様子はこちら

少し寒かったのと緊張があったのか、変な夢をみてよく眠れず。
3時に起きてラーメン餅の朝ごはん。最近のインタスタントラーメンはほんとおいしい。

午前5時過ぎ小屋を出発 前日のトレースをたどる

取付のルンゼに到着(6時)予定通り
ギアを装着、ストックをピッケルに持ち替えてルンゼを登る

樹林帯の中の細めの尾根を木登りをこなしながら進む

こんな感じでよっこらっしょ、と

だんさん撮影 さらによっこらっしょの私

上の写真から1時間くらい経つと、稜線が広くなり雪も深くなる
3月の八ヶ岳で腰の深さのラッセルするとは...

さらにラッセルして半時間ほど進む
権現バットレスが見えてきたけどまだまだ基部まで遠い

天気がいいのはありがたい 暑いくらいですでに中間着を
脱いで下着の上にアウターを羽織っている状態

基部まで来たけど、雪がなさすぎでいやらしい
ここからロープを出して50mいっぱい延ばす(10時10分)

この後、私がリード。この山行でリードをしたのはここだけ。
正直、どこが岩壁のスタート地点か、トポ図と照らし合わせてもどっち方向へ行ったらいいか迷う。長年の勘(?)を信じて目の前の草付き泥の段々を直上。バンドに上がって左を見ると立ち木にスリングの残置が!勘が当たる。

上記の立ち木にいる私。立ち木から10mほどトラバースすると
ペツルの終了点あり。ロープの流れを考えて一旦ここでピッチを切る
だんさん撮影(11時20分)

その終了点から次のピッチ、核心部を登るだんさん
時間が気になり出す
(11時30分)

核心ピッチ後、もう1ピッチ。ハイマツ帯でピッチを切る(午後12時50分)
横を向くと赤岳。この辺り草付き部分には雪なし。土埃にまみれてのクライミング

ここからコンテで進む。これが済んだら登山道に合流だ!

雪があると歩きやすい

が!上の写真の雪の部分を歩き切ったら登山道だと思っていたのに
さらに出てきたリッジ。しかも雪がない!無事進めるのか?
一瞬、ここで敗退?と考えるがいやいやいや、それは無し無し無し
ここは進むしかない(1時10分)

雪がついていないと崩れそうな足元に注意しながら進む
そして時間も気になる(1時20分)

登山道に合流(1時30分) ホッと安心 権現小屋がすぐそこに

権現岳頂上 いやぁあの岩登るの?すぐそこのような気もするが
結構時間かかるのか?遠近感が分からない
せっかくですがこの写真で頂上登ったことにする
この日は風がそこそこあって寒いけれどとりあえず行動食を口に入れる

さて、ここからがまだあるぞ。小屋に戻るルートは「ツルネ東稜」この尾根もバリエーションルートに分類されている。

1時40分。下山に向けて出発。暗くなる前に小屋に戻れるか?

有名な61段の「源治梯子」今回一番心配だったのはこの梯子
なぁんかアイゼンひっかけてしまいそうな嫌な予感がして...
結果オールライトでした(1時55分)

梯子全景 だんさん撮影
余談)最近、だんさんの方が写真撮影上手

目の前には旭岳(左)と赤岳 真ん中に小さく大同心

旭岳への登り
地図にある通り、なかなか複雑な地形で最低限の労力で
どう進むか?頂上は捲いた

旭岳を過ぎて振り返る
写真真ん中に小さく見えてる黒い岩が権現岳

緑色の矢印がツルネ東稜の下り口
まだ少しあるなぁ がんばる(2時35分)

3時過ぎになってしまいました
でもここまで来たらちょっと安心
休憩して下山開始(3時20分)

下っている間、写真を撮ってる余裕無し
すでにおりてきてしまいました(5時17分)

ツルネ東稜はどの情報にも尾根を左へ、左へ、と書いてあります。私たちもそのつもりで進んだのですが、2日ほど前に旭岳東稜を単独登攀した人が、ここを下りたという情報がありその人のトレースを追って行ったら右へ進んでしまった。でも、目印のテープがちらちらとあるんですよね。単独の人も左へ左へ、と知っていたはずですがやはりテープに惑わされてしまったんでしょう。

軌道修正して左の尾根を進みましたが、またしても途中で、右側にあるテープに惑わされる。なんであるのかな?尾根上部では、どんだけしんどくても、トレースがなくてもテープを気にせず左へ左へ。左の尾根は細いです。広い尾根(斜面)を歩いている場合、きっと違う方向に行ってます。

5時17分に地上に戻り、小屋に5時半ごろ、暗くなる寸前に帰着。
この日は誰も入山しておらず貸切。しんどかったけど、だんさんが火を起こしてくれて小屋内ほかほか。
5年ぶりの再挑戦できてよかったです。もぉ行かなくていい、という安心感。ほっ。


2023年3月14日火曜日

権現岳 東稜(八ヶ岳)

山行日 2023年3月7日(火)ー9日(木)

2017年の年末から5年とちょっと。再挑戦しに行ってきました。前回は年末の大荒れ天気。東稜の稜線まで登ったものの強風視界不良で撤退。今回は天気と雪が落ち着くこの時期に標準を合わせた。

美し森の駐車場から出発。同駐車場内にある売店、トイレと観光案内所は3月末まで冬季休業中。トイレは「清里の森」敷地内か、県道28号「北杜八ヶ岳公園線」脇に公衆トイレがあります。

さて1日目 3月7日(火)晴れ

8時半ごろ美し森駐車場出発 雪ないなぁ

林道終点にカモシーの看板と鹿(?)の頭蓋骨
ここから堰堤越えと渡渉が始まります(9時50分)

こんな感じで堰堤がいくつもあり山肌と同化したところや
設置されている梯子を登って進んでいきます

今回はこんな感じの渡渉は3ヶ所ほどあっただけ(10時50分)

あと半時間くらいかなぁ?と思っていたら出合小屋に到着
思ったより早かった!(11時) 中にはテントが一張り 
こちらもテントを張って明日のために下見に出発(12時)

ツルネ東稜への分岐点までトレースがあったんですが、
途中からトレースなくなり硬い雪のラッセルとなりました

ゴルジュでは沢に落ちないかヒヤヒヤしながら進みます

暖かいので氷柱から水が流れてます

ゴルジュを抜けて東稜への取付ポイントに到着(12時50分)
沢の際(きわ)にはデブリが盛り上がっていました
時期によっては雪崩要注意ポイントです

小屋に引き返した後、火入れ開始(午後4時ごろ)
今回、木の皮がものすごく火力が強いということを発見
あっという間に小屋の中が暖かくなる

もう一張りのテントの人が帰ってこない。どこ行ったのか不明ですが、ふとテントの中で息絶えてるとかってないかな?とだんさんに言うてみます。が、ブーツもないしギアなどがテントの外にないことを見るとやはりどこかに登りに行ってると見るのが正解。

結局、5時位だったか?二人のパーティが帰ってきてなんとなくホッとしたのでした。
上ノ権現沢の夢幻滝へアイスクライミングへ行かれていたそうです。
ささっと食事を済ませてテントに入る様子は、手慣れた様子でのんびりしてる私たちとは違うなぁ。

こちらもご飯食べて明日に備えて就寝(7時ごろ)💤💤💤

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