2018年1月31日水曜日

厳冬ですね

いやはや寒いです。
今年の冬は寒い期間が長いですね〜。
来週また大寒波がやってくるとか来ないとか。
先週末の寒波では、近所の池が凍り、その上に雪がうっすら積もってました。

半年後には暑い、暑いとふーふー言ってるんでしょうなぁ。早く涼しく、寒くならないかな、とかって。なので、寒いと言いつつ私は冬が好きです。


今夜は「スーパーブルーブラッドムーン」だそうで。満月が1月に2回ある月で(ブルームーン)、今年一番大きく見えた1月2日の月に匹敵する大きさに見える月(スーパームーン)で、しかも皆既月食で、赤く見える瞬間がある(ブラッドムーン)ということで。100年に1回あるかないかの珍しい月だそうですよ。(毎朝見てる読売テレビのニュース番組による情報)
ちなみにブルームーンは、今年は3月にもありますね。1年に2回あるっていう年も珍しいのではないのかなぁ?

さて、見えるかな?(外を見る)あらら。曇っちゃってますね。明日朝のニュース番組の映像に期待、ですね。



2018年1月30日火曜日

中ア サギダル尾根〜宝剣岳

またしても去年の話です。

山行日 2017年12月10日(日)
天気 晴のち曇

8時15分 始発バスにて千畳敷ホテル(千畳敷カール)へ
9時過ぎ 千畳敷ホテル
10時前 ホテル出発
12時頃 サギダル尾根てっぺん
13時頃 宝剣岳山頂
14時過ぎ ホテル帰着

この前に書いた16年年末の八ヶ岳山行のトレーニングで宝剣岳山頂近くで一泊する予定で衣食住の荷物を担いで、以前から登ってみたかったサギダル尾根を登りに行った。
中アは、関西から近く、短時間で2000m以上の山を登れるのでありがたい。

ホテルへ到着すると様子が違う。夏頃に改装をしたとのことで、外に出る場所など広くなっていて、ホテルのお客さんに気を使わずに外に出る用意ができるのでありがたい。アイゼンの脱着用にイスも置いてくれてありしかも明るいので準備するのにも便利になった。ありがとうございます。

天気がいいので日帰り登山客が多い!
乗越浄土までのトレースに人の列がくっきり見えます

こちらが登るサギダル尾根。左側は極楽平へのカール。
ここでは雪上訓練するグループが多かった。満員御礼状態の千畳敷エリア
先を行っていた単独の人。途中から尾根を逸れて
一人ラッセルで極楽平を進んでいったが、その速さがボルト並!
振り返って千畳敷ホテル(駅)、駒ヶ根市内と南アルプスの山並
先を登る二人パーティがロープを出していたが、
ここでロープを出すのもなぁ、と言いつつ
年末山行のトレーニングなのでロープを出す
ところが...。あれだけ晴れていたのに、ほんの
1時間ほどしか経っていないのにこのガスの湧き様。
暴風が吹き、時々耐風姿勢をとらなくてはならいほどに。
これはちょっとやばいかも、と日帰り=この後下山した

乗越浄土まで戻ってきた。時々雲が途切れ、南アルプス方面が見える
これだけ視界があればとりあえずは安心。雪もまぁまぁ締まっていたので
雪崩の心配は低いだろうと思えども、油断大敵。右側の斜面に
注意しながら走るように下る

この後、ホテルのレストランでパンケーキとコーヒーを食べ、最終便で下山して無事帰阪。しかし、3時にもなると暴風が頻繁に吹く状態になり、館内アナウンスでひょっとしたら最終便のロープウェイが止まるかも知れませんと案内があった。まぁ、そうなったら衣食住は持っているので、隅の方にでもテントを張らせてもらって一晩泊めてもらおうかと話していたが、結局無事下山できた。

サギダル尾根自体はそんなに難しいルートではないが、冬山始めの手慣らし&足慣らしにはいいのではないかと思う。冬山、特に2000m級になると朝は晴れていてもすぐにガスが発生したり天気が変わる。くれぐれも準備万端で登ってください。

今回の温泉
一度行ってみたかった&ロープウェイのチケットがクーポンということもあって...
露天こぶしの湯」(駒ヶ根温泉アルプス村内)お猿さんの絵ののれんが目印。大人610円。リンスインシャンプーとボデイソープあり。ロープウェイのチケットの半券を持って行くと50円引き。(値段は2017年12月現在)



2018年1月23日火曜日

八ヶ岳東面 権現東稜 その2

2017年12月27日(木) 雪

6時半に出発と言っていたのに、どうしても7時になってしまう。どうしても準備に2時間かかってしまう。うぅうん、いかんなぁ。ゆっくりしすぎかなぁ?慌てて忘れもんしてもあかんしなぁ。

前日のトレースはうっすらと残っていた。天気が悪いので、タイムリミットを決めておいた。ずるずると登ってしまってなにかあっては大変なので。
出発する時間は遅れたが、前日に下見しておいたので迷うことなく進み、予定通の時間にゴルジュに到着。最後の装備を付けて稜線に出るべく登り始める。雪は止んでいない。時折吹く風が暴風に近い強風で、体が冷たい。

9時半 稜線に出る。が、前方の景色は見えない。どの辺りにいるのか皆目見当がつかない。雪は降る。そして、藪が比較的多い尾根。「また藪漕ぎか...」つい言ってしまう。「うちらに残ってる(=登っていない)ルートってもぉこんなんばっかりなんやろうか?」とぼそっと言うとハズにウケタ。
とりあえず進むことにする。小さいアップダウンを2回ほど繰り返した後、ここから進んでもどうにもならへんのとちゃう?ということと「なんか...面白くない...」とぼそっとハズが言ったのを潮時とばかりに小屋に戻ることにする。

戻り始めると早い2人。あっという間に小屋に帰着。この後、ハズが火の熾し方、火のキープの仕方をマスターし小屋内はほかほか暖かに。色々とコツが分かったので、次は夏の沢登りで試してみたい。

翌日をどうするか話し合ったが、まぁ、ええ天気にはならんだろう。でも、とりあえず行くつもりで起床しようと決めたが、結果、1時間以上の大寝坊。要は、行く気はあまりなかった、ということで。
小屋から上部は雲がしつこく残っていたが、町の方向は冬晴れの青空が。またいつか来ようか、と話しながら下山しました。

ゴルジュを過ぎ、右横の斜面を登る

木登りを交えながら稜線を進む。この後、面白くないなぁということで撤退決定

見事にコツを掴んで、薪ストーブ活動中!火はありがたいです 

 外に出てみると、煙突から煙りが。すっかり我が家のよう

翌日、出発前。町の方向はきれいに晴れていました 

林道を進むと、天女山方向への分岐を過ぎたところで見えた富士山。
きれいですね。見る富士山は好きです

今回のお風呂  甲斐大泉温泉・パノラマの湯 大人820円 リンスインシャンプーとボディ
        ソープあり。男女両方共、露天風呂から正面に富士山が見えました。
        いい景色でした。(値段は2017年12月末現在)




八ヶ岳東面 権現東稜 その1

年に1度あるかないかの大寒波襲来ということで、昨日(1月22日)の午後から東京はエライことになっていたようで...。

さて、遅くなりましたが、年末の八ヶ岳の権現東稜へ行った記録を書こうと思います。
これを書いてるのは2018年1月23日ですが、山行日は2017年です。

山行日 2017年12月26日〜28日
場所 八ヶ岳 権現東稜

東面は関西からだとなかなか遠いイメージが。年末年始はそこそこ長い休みを取れるので、この機会に権現岳と旭岳の東稜を登ることに。

25日の夜は美し森駐車場にて仮眠。売店、トイレ、自動販売機、全て冬期休業中。
夜半過ぎから風が強く、満天の空はきれいだったが、これが意味するところは放射冷却。冷え冷えで寒かった。

12/26(火)曇
9時前 美し森駐車場発
11時過ぎ 出合小屋着
12時15分 権現東稜取り付きまで偵察 ラッセル、道確認などをしながらだったので、
14時15分 東稜取り付き着
15時15分 出合小屋帰着 トレースついてると早い

小屋は避難小屋。事前に、管理をされている「高根山岳会」の方に連絡を入れた。すると使用後はきれいにしていただいておいたらいいですよ。連絡とか別にいいんですよ。とおっしゃっていただいた。ありがたやぁ。でも、どのくらいの人が入山するのか分からないのでテント装備を持って行った。結果、私たち2人だけの小屋独り占めだった。寒いので、小屋内にテントを張った。

出合小屋まで男性3人、女性1人の4人パーティと抜きつ抜かれつで行った。勝手な想像だが、大学のゼミの先生と生徒、といった感じだった。5分ほど先に私達が小屋に着き、偵察の準備をしていると、到着した4人のうちの、生徒さんの1人が窓はあるが、出入り口を閉めると暗くなる小屋内で「暗いのだけど電気はどこですか?」言ったのに吹き出してしまった。ないない、そんなもん。この山の中、どこに電柱&電線が走っているのだ?

偵察ですが、例の有名なゴルジュまで予想していなかった渡渉。しかも半端に雪が積もっているのでいつドボンするか分からない状態。ストックを持って行ったので、ストックで石を確かめながら歩を進める。こんなことをしていたので、取り付きまで2時間もかかってしまった。

小屋からすぐの場所に赤岳沢分岐。天狗尾根はここを進んだ適当なところから取り付くようです。
ここから10分も進むとツルネ東稜との出合。ここまでは赤テープ豊富、標識もきれいなしっかりしたものです。標識の後ろまで伸びているのが旭東稜の末端。ツルネの方へ進んで取り付くようです。
ここから約1時間ほどで権現東稜の取り付き。天気が悪いせいか、なんだかくら〜い感じのところだなぁ、とハズ。

帰着後は、年末用に特別に設置された薪ストーブで火を熾そうとするハズ。しかし、コツが分からず火が大きくならない。テントに早々に入ってしまった。

美し森からの林道歩き。雪は少ないと思うけど、こんなものなのかなぁ?

出合小屋近くで。ここを過ぎるとぱっと開けて小屋出現


旭東稜末端にある標識。ここまでは赤テープ豊富で迷うことはない

権現東稜取付の目印となる顕著なゴルジュ。
写真真ん中の割れているところを越してすぐ右手の小さいルンゼを登る。
腰までのラッセルとなりそうだったので、ルンゼ横のちょっとした尾根を登った。

1日目はこれで終わり。午後から降雪が激しくなり風も強く、翌日はどうなることか。とりあえず起きて出発しようと寝た。

水場 小屋横にトイレがあるので、小屋より上流で取ること。鍋に水を汲んで水筒に入れるが、濡れたところはすぐに凍ってかちんかちんに。

権現東稜2日目の記録


2018年1月13日土曜日

尾白川渓谷 アイスクライミング

行った場所 尾白川渓谷(甲斐駒ヶ岳麓)
山行日時 2018年1月7~8日

八ヶ岳の赤岳鉱泉のブログを年末から読んでいると、氷の発達具合が今年はいいようで、それなら標高は低いけれど、尾白川辺りもそこそこいい状態では?と思い、またまた世間とは1日ずれた3連休で行ってきた。
が、結果はかんばしくなく...。錦滝のF1はつながっておらず、私たちの他にいた2パーティは登らず、F2から登って沢を詰めていってどこかへ行った。ルートを知らない私達はF2で貸し切り状態で練習。
あまりアイスに行けないハズも、今回の練習で氷への打ち込み具合を習得したよう。

この2パーティのうちの1パーティ、カップルの男性によるとこの辺りは八ヶ岳に比べてシーズンピークが遅いらしい。8年ほど前に蛍雪山岳会さんに連れて来てもらったときは2月の末だった。あの時は結構な寒さで凍り具合も立派なものだった。やはり1月上旬というのは早かったか。

夜になり、6時半に3人1パーティが、7時半過ぎに別の3人1パーティが、錦滝横に下りて来た。どのルートをたどってきたのか?しかし、なぜかテントの横あたりで用を足す人たち。なぜだ?嫌がらせか?
もっと離れたところでしてくれよ。

天気下り坂の予報だったので、月曜の朝に平田ルンゼでも登って帰ることにしていたが、早朝のラジオの予報で雨が降り出す時間が前倒しになっており、また、電話インタビューみたいなんで大阪の女性が「大阪はすでにエラク降っており、文楽を見に行く予定をどうしようかと思っているんです」と話すのを聞いて、とっとと下山することにした。
とはいえ、そのまま下山するのはもったいないので平田ルンゼ、そして転戦してきた同じ山岳会の若者2人が登る岩間ルンゼ辺りを偵察して下山した。

ちなみに、林道のゲートまでの間に土砂崩れしている場所があるようでかなり手前に通行禁止の仮ゲートが設置されている。今回は、尾白川渓谷駐車場(竹宇駒ヶ岳神社駐車場)に車を停めて日向山までのハイキングルートを歩いた。荷物が重たかったこともあるのか、駐車場から錦滝まで2時間ちょっとかかった。

日曜の朝。よく考えると今年初の日の出だな。駐車場にて

ゲートから錦滝の間の林道も崩壊。足元がかなり不安定

錦滝F1

錦滝F2を登るハズ 落ち口から10mほど上の向かって右に
ある岩にしっかりしたボルトが4つ打たれていた

錦滝のある沢=ガンガノ沢。落ち口からさらに上流に向かって
歩いてみた。ここで右俣と左俣に別れる。男性2人パーティが
左俣の奥の滝を登ってた

翌朝の日の出。天気悪化を予兆する真っ赤な朝焼け

岩間ルンゼを登る同じ山岳会の2人パーティ

平田ルンゼの様子 ちょいとボケましたね
丸腰で行ったので見えている小滝は登らず引き返した

ちょいと状態が悪すぎましたね。また行くかと言われればぁ。さて、どうしようか?

この日の温泉 
駐車場からほど近い「尾白の湯」へ。大人820円 リンスインシャンプー、ボディソープあり。
露天風呂の「赤湯」(有馬温泉の金泉のような湯)は人がいっぱいで入れなかった。残念!
併設の食堂で鶏肝煮込み定食(850円)食べました。おいしかったです。

この後、表に出るとすでにしっかりと雨が降っていました。とっとと下りて来て正解でした。

2018年1月4日木曜日

2018年1座目 金剛山(1125m)

2018年1月3日(水) 曇、山の上は雪

明けましておめでとうございます。今年もぼちぼち書き込んで行きます。

年明けの挨拶に実家に行き、父ちゃんとハズと3人で金剛山に登山へ。食べ過ぎの体を新年早々鍛えてきました。

ごまんとある登山ルートの中で、今回は郵便道とよばれるルートを歩きました。このルートは初めて歩くルート。登山口に近づくにつれ、雪が舞う天気となり、市街地と半時間ほどしか離れてないのに天気に差があるなぁ。
里山ですが、一応、雪山対応装備をして出発。

🏔9時過ぎ 登山口→10時40分頃 湧出岳(1111.9m)→10時55分 葛木神社(金剛山最高地点)
  →11時40分 展望所→13時過ぎ 登山口

時折、雪が舞い、空気冷たくかなり寒い。ひやぁ、今シーズンの冬はほんとに寒いね〜、なんて言いながら登っているとぽかぽかしてくるが、立ち止まると一気に冷える。

うっすらと雪のある登山道。湿雪が糊のみたいになって、落ち葉やら
枯れ葉やらを靴底にくっついて歩きにくかった

最高地点とは知らなかった葛木神社に立ち寄り記念撮影。その辺で休憩しようかと思っていたけれど寒すぎて近くの茶屋に駆け込む。店内は別天地の暖かさ。ぜんざい(600円)を注文してちょっと腹ごしらえ。小豆の粒々が苦手で、昔はお汁粉派だったのですが最近はぜんざいの方が好き。

おみくじや破魔矢を売る巫女さんの後ろには
大きなストーブが置いてありました。それでも寒そうでした

この後、展望地点から大阪平野を見下ろし下山。平野はいい天気でした。

あべのハルカス辺りには雪雲がかかっていた。ちらほら降っている様子
さて、2018年、新しい年が始まりました。今年はどんな年になることやら。
新年早々、去年の話をするのはなんですが、12月の大きな山行2回分の記録もまだなので順次書いていこうと思います。

今年もよろしくお願いします。