山行日 2024年4月20日(土) 晴れ時々曇り
メンバー だんさん、父ちゃん、私
日常に少し時間の余裕が出てきたのでひっさしぶりに歩きに行く。
場所は六甲山。
新神戸駅から市ケ原、トウェンティクロス、徳川道を経て掬星台、摩耶山、上野道を下って、摩耶ケーブル駅まで。
![]() |
新神戸駅出たところ |
布引の滝など名所(?)に寄るたびに父ちゃんが「すごいなー」「ここ来たことあるかなぁ?」と喜ぶ声。多分来たことあるはず。山登り初めてかれこれ40年近くになるんやから。
市ヶ原でちょっと休憩。桜茶屋は午前9時オープンのようだ。一度ここで何か食べてみたい。
六甲の河童橋にて。父ちゃん嬉しそう。知ってる人なら知っている、長野県の上高地にある河童橋と大正池の雰囲気。
ここからずんずん歩いて新穂高(648m)へ。来たのは二度目やけど、どこがピークやったか迷う。2つニセピーク(?)を通過し、648mのピークに着いた。しかし、前回あったはずのピーク標識が見当たらない。帰宅後、一昨年の写真を見てみたら、立ち木にサインペンで「新穂高648m」と書かれていた。今回、この木に書かれた表示も見当たらなかった。あったんかな?
笹薮の道を下って再び徳川道へ合流。穂高湖へ。
あらまー。おしゃれになって〜。「シェールミエール」という名のレストラン。
今回は利用せず、湖畔のベンチで行動食のパンをがっつく。食べた後、シェール槍へ。
ここも一昨年にはあった標識がなくなっていた。残念。
シェール槍の上にいると、摩耶山(掬星台)の方面からアナウンスの声や賑やかな音が聞こえてくる。思い出した。今日はトレランの大会があるんやった。
シェール槍を下りて掬星台へ向かう。
ここまでもトレラン大会のルートを示すテープをあちこちで見たが。
摩耶別山への登山道へ入るところで、大会の関係者が立っている。なんでも「世界大会」だそうで、「そろそろ一番早い人が来ますが、ハイカーさん優先なのでどうぞ進んでください」と。「せ、世界大会⁉️六甲で?」驚いた。
で、てくてく登っていると、女子の部(が先にスタートやったみたい)で先頭ランナーさんが登ってきたが、その真剣な眼差し、真剣なオーラ、必死といえどもすっすっすと登っていくのを見て、なんというか...驚きしかない。
ハイカーさん優先と言われても、そんな足の速い人たちが後ろから(正確には傾斜がきついので下から)どんどん登ってくるので脇によける。
![]() |
掬星台はすごい賑わい 和太鼓の応援などもあってお祭りやった |
このレース正確には「GOLDEN TRAIL WORLD SERIES 2024(ゴールデントレイル・ワールドシリーズ 2024)」というそうで、なんと第一戦がこの日と翌日の2日間に渡って開催。
で、帰宅後だんさんが調べたら、女性トップのランナーは「世界ランク1位」のケニア出身の選手。ひえ〜、世界一の選手が横を走り抜けていったのね〜、と2人で感激する。
戻って掬星台。うちらはここでゆっくり観戦しているわけにはいかない。休憩後、摩耶山の頂上を踏み上野道を下る。が、結構足に疲れが。久しぶりに歩くとこぉなるわなぁ。あぁ、ケーブルに乗りたいと密かに思いつつ、だんさんと父ちゃんが何にも言わないので無言で歩く。下半だけでも乗ればよかった。
集中力が切れてきて、もぉそろそろ登山口のはず〜、たぁちょっとしんどいぞ〜、と思っていたら、人の声が聞こえてきて、やっとほっと安心の登山口が見えてきた。
![]() |
登山口近くに咲いていたヤマツツジ |
燃えるような赤に目が覚める。しかし今年はどの花も咲くのが例年より早い気がする。
無事に下山。駅まで歩く力と気力はなく、かもめマークのコミュニティバス「みなと観光バス」でJR灘駅へ。途中少し寝れるしやっぱり楽ちん🎵
JR灘駅前がえらくきれいになっていてこれまた驚く。この日は驚くことが多かった。
居酒屋さんが新しくオープンしていて、「反省会」でお寿司居酒屋に入る。ひっさしぶりの居酒屋で、いろんなメニューがあってこれまた嬉しい。家で作れない色んなものが食べられるのって幸せ〜。ちなみに夜7時までハッピーアワー(決して「ハッピー泡〜」ではない。happy hour=嬉しい時間、という意味)でほとんどの飲み物が半額というこれまた涙涙の嬉しいサービス。
ぎょうさん飲んで食べて満腹になって帰宅の途についた。やっぱり山は楽しい。