2012年3月10日土曜日

3月4日(日) 大山 別山尾根(鳥取県)

参加者 ダーリン、たまちゃん、Tさん、りょ

鳥取の大山、別山尾根に登ってきました。
1月にたまちゃんと行った時にはガスガスで天気悪くて全く登れなかったのですがこの日は最高に天気が良かった!!
駐車場で準備をしてると風が吹いて、ここでこんなに風吹くんやったら稜線は風がびゅんびゅんやろなーと思っていた案の定。でも天気はすこぶるよかった...のは10時頃まで。

いつもの山の麓にあります、大神山神社の参道を歩いてアプローチ。

今年もえらく雪が多い。ちょっとした雪のトンネルです。でも1月に比べると道の雪はかなり少なくなりがっちり締まり歩きやすかったです。

この日は、別山尾根は元より雪山初心者向けの弥山尾根、そのも1つ向こうの玄人好みの天狗沢などに結構な人数が入っていました。

元谷小屋を経由して取付まで詰める。途中まで弥山尾根へのトレースを使いそこからトラバースして別山尾根の取付へ。

すでに単独の人(?)、3人パーティー、2人パーティが登っていたのが見えた。取付にシルバー世代のお二人が。聞けば、一人の方は20年振りくらいにこの尾根に登りに来られたそう。先に取付にいらっしゃったので先に登ってくださいね、と言うといえいえ、遅いですから先にどうぞ、と言われても、ベテランさん、後からものすごいスピードで登ってこられてもかなんなぁ、と思っていたらそんなことはなかったのでよかった。


最初の2ピッチ、ロープを出す必要はなかったが、先に取り付いたパーティが出してたのでとりあえず出した。

3P目から岩稜帯。上の方の3人パーティのうちの2人がまだ先ほど(1時間ほど前)と同じ場所にいる。どないなってるんか少し心配になる。

私達は2人X2パーティで別れて登る。たまちゃんとはかなり練習してきたのでさくさく登る。システムセットの素早さもすばらしい。ここで時間を取られていてはいけないので快適なクライミング。

10時頃曇りだした。雪もちらつく。
11時頃、前の2人パーティの1人が動かない。早く登って欲しいがロープがからまったりするといけないのでじっと我慢の子。どうやら、上と下、コールが聞こえず上も下もじっと待っていたようだ。こういうところで時間をロスすると後々の行動に響くのある程度の相手の行動の読みはしておきたいものだ。

11時頃。雪が雨になってきた。同時に風はあまり吹いていないので寒くない。助かる。

最後の核心、ナイフリッジを前は歩いて渡ったがこの日は雪が少なく、がらがら動く岩がむき出しになっていて恐ろしいので馬乗りになって越える。曇っている=視界があまりないからいいものの、ここ、実は両端かなり急傾斜で見えると馬乗りでも恐ろしい。私以外の3人は馬乗りにひゃーひゃー言っていたが、景色がない分怖さ半減。2回目の私としては面白くないのだった。

30分ほど歩いて夏道に合流。雨が激しいのでとりあえず樹林帯まで行くべく休憩取らずに下山開始。8合目の避難小屋で休憩しようかと思っていたが、先のシルバーお二人の話によると雪に埋まってる、とのことだったが、本当にすっぽり埋まっていた。場所を知らなかったらどこに小屋があるのか分からないくらい雪と山と一体化していた。

下山後、お風呂に入り帰路についた。数年前に初めて来たときはビビっていたが今回は快適に楽しいクライミング、多少余裕すらあった。今度は会の新人を連れて行きたいな〜。ナイフリッジでひゃーひゃー言わせてみたい。

写真右1/3の辺りで伸びるているのが別山尾根
















取付までちょっとした傾斜を登る

















ナイフリッジ 岩がもろもろで馬乗りで越えた

















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