2013年3月2日土曜日

比良山・堂満岳 堂満ルンゼ中央稜

2013年1月27日(日)

そろそろ春の兆しが見えるか見えないかのこの日、滋賀県の比良山、堂満岳に登るバリエーションルートの堂満ルンゼ中央稜にハズと登りに行ってきました。

大阪に移住してから高速へのアクセスがよくなり比良山へ行くのもすいすいすい♪早朝に出て、助手席で意識をなくしている間に湖西道路に入り周りは真っ白、雪の世界。路肩にはチェーンを着けるために停車する車が並ぶ。

ハズの車はFF車なので(4WDが欲しいと言ってますが)、登山口となるイン谷ちょっと手前でタイヤがスピンして登山口に近い場所ではなく下山してきた場所に停めることに。ま、いいや。これはこれで帰りが楽だし。

ぱぱっと準備して歩き出す。小一時間で堂満ルンゼに到着。トレースはなし。しかし。2人共、ルート取付の記憶があいまい。私は去年来たのに。ハズはもぉずいぶん昔、とは言っていたがここで2人の適当な性格が現れている。2人共きっちりしてるようでどこか抜けているというかのんびりしているというか。これも2人兄弟の2人目の性格か。

あっちへうろうろこっちへうろうろ。下りたり登ったり。2人で4人以上歩いたくらいのトレースを付けた。その内、見覚えのあるポイントにいることが分かり、去年のことを思い出してハズにルートを解説する。「えぇ、ほんまぁ?」と言うような反応だが、ここは確か。100%確信あり、ということで私が言うたとおりに小さい岩岩した尾根を登り出す。この先に、妙に怖い切れ落ちたほそぉい場所があったんよね〜、と言うと、それはなんとなく覚えている様子のハズ。ところが。ないやん、そんな怖いとこ。あれ?あれ?あれ?とか言ってるうちに樹林帯に入り、気がつくと先に6人ほどの団体さんが。あの人ら、どっから来たんやろう?と話しながらもここまで来てしまうとあとは歩いて登るだけなんでなんとなく2人共、消化不良の感じでしゃべりながら登る。単独の人(この前に少し言葉を交わしていた)と抜きつ抜かれつで時々休憩をとりながら登る。

この日はとてもいい天気。風もないので寒くない。カメラを忘れたので携帯で琵琶湖方面の写真を撮る。

なんだかんだ話しながら、バリエーションで登るよりも長い距離を歩いて堂満岳頂上に到着。雪山ハイカーの人など多数。先ほど前を行っていた団体さんは知ってる方がリーダーの大阪の方達だった。

休憩して一般道を下ることに。団体さんは、2ルンゼを下りるとか1ルンゼを下りる、とか話していたが、うちらはどれがどのルンゼなのかさっぱり分からないので、このまま一般道を下りますといって別れた。
下山ルートの最後で別荘地のような民家が点在してる場所が出てくるのだが、2人でなんだかんだと話をして盛り上がって歩き続けていたら、なにやら車が行き来する音が大きく聞こえる。「あれ〜?こんなに車道が近かったっけ?」と思いつつもなおしゃべり続けていて、ふと気がついたら目の前に湖西道路が見えた。「え?」どうやら民家の間を抜けて車の方へ戻って行く小道を見落としたらしい。振り返るとゆるやか〜〜な登り坂。これ戻らなあかんのか...。ショックである。でも仕方ないので戻る。そしたら小道に入るところに大きな標識が。典型的な道間違い、道迷いである。しゃべりまくっていて誰も標識に気がつかずふと気がついたらここはどこ?の状態。

車に戻ると雪はすっかり溶け、朝の雪はどこへ行った?状態。時間が遅くなると、琵琶湖バレイのスキー&スノボー客の渋滞に巻き込まれるので、温泉は入らずに直帰した。

しかし、なんかすっきりしない登山でした。

高島市内から琵琶湖方面 いい冬晴れの日でした

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