2014年7月17日木曜日

夏合宿に向けて...

2014年7月15日 百丈岩

暑かった!

今年の夏から合宿に向けて、トレーニングメニューを作りそれに沿って参加予定者、参加希望者がトレーニングメニューのノルマをこなしていく、という体系的な流れになった。いいのか悪いのか。トレニーニングに参加しても、ビレイもできない状態で参加させてもいいのか?ここんところをきっちりしておかないと。
こうなったのも春合宿前にちょっとごたごたがあった結果で。

この日は、ハズと2人で百丈岩という私が人生で生まれて初めて岩登りをした岩場に行った。合宿には参加しないが、練習したいという新人さんも参加して3人で登る。外壁は3回目、しかも過去2回は雨にたたられ初めて晴れた、という新人さん。でも暑すぎましたね〜。本来はこの時期は沢登りに行くかジムで直射日光を避けて壁を登っているかのどちらかなんですが。

登るのはできはるので、昼からは懸垂下降の仕方を習ってもらう。なかなか飲み込みの早い方で充実した1日だった。

さて。この方の他にも新人さんが3〜4人、合宿に向けてトレーニング参加中だがかなりの不安が。とにかく覚えない。難しいのは分かる。が、覚えていない。最低でも3回は岩登りに行っており、必要なことは教えている。が、いまだに、「へ〜!」と初めて知ったというような反応。
中には、何でもスマホで調べる人がいて。いいのだけど、剱の長次郎雪渓への道を昭文社のHPで写して見せて、ここですよね?と。そこなのだが、ふと「この子、ひょっとして紙地図持ってけえへんのちゃう?」「まさか、剱沢までスマホ片手に登山道歩いてくるんちゃうやろか?」と一抹の不安が。

最近の若い子は...なんていう年では、まだなっていないと思うが、なんだろうな。とにかく聞き返さない。質問しない。「アイゼントレします。」て言われてアイゼントレって何?から始まって何を持って行ったらいいのか、何が必要なのか、全く質問しなかったGW前練習。合宿には不参加、練習だけ参加やからその場しのぎでいいと思っているのか...。うぅん、でもそれでいいんか?
まぁ、自分には岩登りは不向き、と思えばフェードアウトしていくんでしょうね。そこは各自の判断なので、ケガなく、事故なく楽しむだけやなぁ。


奥に見える、木に隠れた小さい突起が直前に
登ってきたルートの終了点。
3回目で天気に恵まれて登って嬉しそうだった
新人さん(青いヘルメット)