2016年8月27日土曜日

沢登り 愛知川本流 2016年8月21日(日)

暑い。今年の西日本は本当に暑い。ここまで毎晩クーラーのスイッチを入れたことはない、というほどクーラーを入れて寝ている。夜の方がしのげるのでは?と思われるかも知れないが、夜になると網戸の隙間から知らぬ間にゴッキーが勝手に上がり込んでいる時がある。ゴッキーを見つけるともぉどうしようもなく気分が滅入り、ちょっとした騒動になるのが面倒で夜になると雨戸を閉めクーラーのスイッチを入れる。

ということで。天然のプールに涼をとりに行ってきました。何度も書いてるが沢は苦手なので、本当に遊べる、難度の低い沢にしか行かない。ということで、一度行ったことのある、滋賀県は東近江市にある愛知川本流に行ってきた。

入渓ポイントの取水口。以前は、梯子を使えたのに今は梯子の上と下に網が張ってあり使用不可に。先にいた若者5人グループはどぼんと飛び込んでいたが、いきなり濡れるのは嫌&高いところからの飛び込み(多分、4mくらい?)は怖いので、懸垂下降。

広い河原を歩いていると、ハズが急に立ち止まってあれはなんや?と奥の方の岩を指す。視力がよい私がよく見ると...。蜂の巣!先ほどからぶんぶん妙に蜂が飛んでいたので気になっていたとのこと。

岩に近づかないよう、遠巻きに通り過ぎる時に撮影↓

向かって右の岩の真ん中あたりにぽこりと出ているものが...

蜂の巣。おそらくスズメバチ。しかも、巣に色の違う穴のような開いてると思ったら、それは全て蜂!ひゃぁ!くわばらくわばら。そっと離れる。

なんとか濡れずにここまで来たが、とうとう岩をつたっていけない小滝に来てしまった。えぇい!涼を取りに来たんだ!と覚悟を決めてどぼんと浸かり泳ぐ。しかし、着衣&ザックを背負っての泳ぎって想像以上に重かった。

そしてどんどん出てくる淵にプールに滝の数々!
ここはハズが果敢に小滝と真っ向勝負に出た↓
がんばってぇ〜!と見送る私。私は、右側から岩を伝って滝を越えた。

さて、どう攻めようか?

回りこんで上から撮影。流れが強く、あ〜でもないこ〜でもないと粘っていましたが、攻略できず退散...。

 途中にはこんな平和な河原歩きも。泳ぎ疲れた体にはいい骨休め場所

そしてこの沢メインの「天狗ノ滝」に到着。ちょうど人が隠れた時に撮ったのですが、実際は、若者達が飛び込み大会をしておりました。おじさん&おばさんはそんなことをする元気もないので、見て喜び、記念撮影をして早々に下山にかかりました。ほんとはこの先もあるのだけど、トポ&記憶では河原歩きになるので、この日はここまでとしました。

そして下りは..

 泳いで...

泳いで...

 天然ウォータースライダーをすべり...

 また泳ぐ

 そして最後にまた泳ぎ...

泳いでるのか溺れているのか流されているのか分からない状況に...

ということで、帰りは泳ぎまくった泳ぎの沢でした。上がった直後から全身筋肉痛となりました。

28日も沢登りを予定してましたが、台風の影響で微妙な天気なので中止としました。せっかく乗ってきたのになぁ。しかし、今年は沢登りの当たり年です。楽しい。

その他
入渓ポイントの取水口まで、以前は車でアプローチできたが、現在はゲートがあり通行止め。それでも、車や単車で入っている人がいたので、なにかコネかツテがあるのか?ネットでは、BBQをした後のゴミ放置がひどいのでゲートを設けて通行止めにした、とあったが、帰りに歩いていると、BBQをしている人達がいた。まぁ、5、6年に1回来るか来ないかの沢だから往復1時間半くらい歩いてもいいや、と思いつつ、ちょっと納得行かないところもある。

車の駐車は、ゲートのすぐ前に5、6台停めれるところがある。または、ゲート横の橋を渡ったすぐのところに、スノータイヤの脱着場がありここは10台ほど停めれる。ここに停めた。他、すぐ近くにキャンプ場があり、この駐車場も利用できるだろうが、有料。値段は不明。ネットで500円とも1000円とも。路肩に駐車していた車は駐禁切符を切られていた。

温泉は、八日市IC方面には少ないので、遠回りになるが国道421号を三重県方面に抜けて御在所岳麓の湯の山温泉まで行った。この方が結果、時短にもなり帰りのご飯も食べる場所がそこそこあるのでよかった。