2017年6月2日金曜日

椿岩(フリー)と中尾根(御在所)

2017年5月22日&23日

約10年ぶりに鈴鹿にある椿岩にフリークライミングに行ってきました。ハズは初めての椿岩です。ヒルが心配でしたが、登山道は乾燥していている気配全くなしでよかったです。おぼろげな記憶を頼りにアプローチを進みましたが立派な案内板も立っていて10年経てば、その間にあった山・岩ブームも手伝って整備されるもんだなぁ、と。

5.8と5.9のルートはなかなか盛況で順番待ち。まぁ、みなさんすごい人たちばかりなので、アップに使いはるだけなのですぐに順番が回ってきました。私らは久しぶりのクライミングなんで、このグレードで別の意味でのアップアップ状態(汗)。

マリエンタール(10b)に挑戦するハズ(↑)。でも登り方わからへ〜ん。石灰岩は、滑らかな部分もあればガバを掴んだ!と思ったらシャープな角があったりと、掴み方によってはガバでもイタ苦しいので気が抜けません。やっぱりテーピングしとけばよかったな、と。

翌日は、私は3度目の正直で完登したい御在所中尾根。四日市市内のファミレスで夕食を食べ、二人のお気に入り、安売りスーパーの「ザ・ビッグ」でおつまみなどを買い込みいつもの駐車場へ。
日曜の夜ということもあり、私達の他にはだ〜れもおらず。テントを張ってちょいと晩酌して就寝。

翌日は、5時半頃起床、7時に出発。月曜でしたが、登山道には歩く人がちらほら。伊勢市から来られたというご夫婦とはお話をしたりしました。岩登りをするというとびっくりされていた。

正面に見えてるのは前尾根。左側の尖ったピークのあるところがご存じ中尾根。アプローチ道の崩壊なんかがあり、100岩に記載されているアプローチ道のうち2ルートが現在は使われている様子。私達は藪漕ぎがひどく少し遠いですが、藤内沢から回りこむルートを選択。帰宅後、ネットで見ると、モンキージャスティスのモンキーの後頭部にたどり着き、そこから懸垂するルートがよく使われいてるようです。確かにこちらの方が近いです。2年前に迷い込んだルートです。

P4の1P目を登るハズ。わたしゃ、この日はリードする気、全くありません。だってクラックだし。登り方分からんし。トポ図ではここは2ピッチとなってますが、30m程で一番上まで行けるので1ピッチで登りました。

終了点で、裏道登山道から声がするので振り返ると子供達(遠足かな?)がこちらを見て「ヤッホー!」と言って手を振っているので、手を振って応える。すると子供達はさらに喜んでもっと大きい声で呼びかけてきたけど...。ごめん、声がこだまして何を言ってるか分からんかった!

 P3の写真は省略してP2の1ピッチ目。ここは有名かと思いますが、取付の足場が崩壊してほんまにフリーで登ったらどんだけのグレードつくの?という状態になってます。なのでアブミ使用。私は、フォローなのに回収できずそのまま登る。

 P2の2ピッチ目終了点から見たP1。ほんまはここも登る予定でいたけれど、トポ図のルートには草と土がびっしり詰まっておりました。挑戦意識がそがれた。そしてこれを登ると、さきほど置いてきたアブミなどの回収が不可能になるのでここで中尾根終了することに。
帰宅後、ネットを見るともっと写真右(ここでは写っていない)にあった大きなクラックを登っているようですね。

無事に中尾根登攀終了。ひゃぁ、これでもぉここに来る必要ないのね、と思うとほっとした。

下る途中には、コイワカガミ(↑)や調べたけど名前が分からない白い花(↓)が咲いていてなごんだ。



伊勢市から来られていたご夫婦は、「じゃぁ、帰りにまた会いましょうね。登っているのが見えたら手を振りますから。」とおっしゃっていたが、P2で私が大分時間をかけてしまったので、下山時に会うことはできなかった。