2020年7月22日水曜日

剣尾山(784m)〜横尾山(784m)

山行日 2020年7月21日(火)

古いハイキングシューズの仕事納め、ということで北摂にある剣尾山へハイキング。
車で行けるのでこの暑い季節、汗をかいても家に直帰できるので気楽に行ける。

今回で3回目か4回目。登山口脇に路駐しようと進むと、以前はなかった「路肩に駐車はやめてください」「駐車禁止」の看板が。近くの能勢温泉手前の駐車場は、この時期有料でまぁまぁ高かったが、マイカーで作業車通行などの迷惑になってはいけないので、有料駐車場へ行く...が、いつからか不明だが、年中無料で駐車できるようになっていた。ラッキー!駐車場情報をもう1つ言うと、登山口手前、右側にある「能勢町漁業協同組合」の駐車場も1回100円で利用可。



登山口手前にあるキャンプ場には火曜の朝なのにキャンパーの人が朝食を食べてくつろいでいた。

久しぶりの歩きなので、私の息が上がる。こんなことじゃぁいかんなぁ、と思いつつ頭の中で久しぶりだしとか、暑いしとか言い訳をしながら歩を進める。

胎内くぐりのルートは、道が消えていてくぐらず登山道に飛び出て強制終了。ま、いいか。平坦になったり登りになったりする道を進むと六地蔵さんがいる場所に着く。日が陰ると少し涼しいけど、日が照るとすでに梅雨明けしたかのように暑い。


お地蔵様のいるところからさらに進むと、大昔、行者が宿泊したといわれている宿坊跡などが発掘された場所へ着く。「月峰寺本堂跡」に初めて足を踏み入れた。

今も残る本堂の柱跡。なかなか立派な柱跡で、建物の大きさを想像するとこの山の中に立派なお堂が建てられていたんだな、と当時の信仰心のパワーを感じる。
他に宿坊が10棟ほど建てられていたと近くの説明板にあった。

あちち、あちち、と言いながら本堂跡から10分ほどで頂上到着。この日一番乗りはもう1組の夫婦。頂上には大きな岩がゴロゴロしているので、座りやすい岩を見つけて腰をおろす。アブやらブヨやらが攻撃をしかけてくるので、ぼーっともしてられない状態。

頂上に自生している栗の木についていた小さい実をハズが発見!足元には野いちごも。


ここからの道は、古いガイドブックによると笹薮で進むのがちょっと大変、のように書かれていたので覚悟していたが、とてもきれいに整備されていて歩きやすかった。

こんな道を歩いて横尾山到着。見過ごしてしまうほどの山頂だと書いてあったので、注意して進むとちゃんと目立つ大きな看板がおいてあった。

横尾山から能勢の郷まであとはずんずん下る。途中そびえ立つ鉄塔の上には、ほんまにまだ梅雨明けしてないの?と疑いたくなるような夏のような空が広がる。

12時過ぎに登山口に到着。この日、能勢温泉は休館日だったので温泉には入れず。やはり汗をかいたらお風呂で流したいものだ。ふきふきシートで汗をふいてさっぱりするだけで我慢。
お昼ご飯は、ここから5分ほど南へ行ったところにある「道の駅 能勢」の横にある「焼処 牛福」でぜいたくランチ。ハズは焼肉定食、私はヒレカツ定食。ノンアルコールビールで喉をうるおす。ぷはぁ〜。
どちらも美味しくボリュームもあって大満足。ごちそうさまでした!