2020年7月6日月曜日

ニューシューズ履き慣らし

2020年7月5日(日)

先日購入した靴を履いて歩いてみたい、と実家の父ちゃんに「泥の少ない山道のある山に行きたい」とリクエストを出したのですが、梅雨のこの時期にそんな都合のいい山があるわけもなく...。父ちゃんがひねり出してくれたアイデアが奈良県は明日香村にあるキトラ古墳周辺の散歩道を歩くというもの。舗装されているので新しい靴が汚れることもないよ、というので行ってきました。

昼前に雨が止み、夕方前から再度雨が降り出すという予報だったので、ちょっと急ぎ気味にで行きました。長めのルート「青龍コース」を歩きます。コースの名前はキトラ古墳で見つかった壁画にあやかって名付けられています。

雨がいつ降るのか心配していましたが、そんな心配は無用だった。逆に暑いくらいの天気だった。買った天然水をごくごく飲みながら歩きます。




てくてく歩いていると、キトラ古墳の前に来ました。ここに来るのは初めてです。奈良には古墳がたくさんありますが、石碑が建っていないと正直そのまま素通りしてしまいそうです。綺麗に手入れされていますが、されていなかったらほんとに分からない。よく見つけたなぁ、と思います。
全体の模型が古墳の前にありました。銀色ということもあり、ちょっと宇宙を想像してしまいます。しかし、古墳といえば前方後円墳、と社会の授業で習いましたがその後、様々な形の古墳が見つかっているようで、自分の知識が古い、というわけではないですが大人になってからも新聞などで勉強することは大切だ、と思います。
この形の古墳は本当に珍しいと思います。

隣に資料館があります。入館料は無料です。とてもきれいな資料館で驚きました。
展示室は地下から始まります。内部で見つかった壁画などの説明がされていました。展示室内は、古墳内部を体験できるような工夫がされていました。
頭にハンカチを乗せた父ちゃんです。天井には、石室の天井に描かれていたものをと同じ天体図が描かれています。
誰のお墓が分かっていないようですが、この地には昔、朝鮮半島や中国大陸から渡来した人たちが集落を作って暮らしていたようです。私個人の意見ですが、天体をよく知る知識人で、時の権力者や豪族などに、星の動きを元にした占いのような助言をしていた位の高い人のお墓ではないかと推測しました。

資料館を出た後は、資料館の上に位置する展望台へ登りました。本当にかんかん照りで暑かったです。
展望台から北へ目をやると畝傍山が見えました(↑)左のほうには耳成山。香具山は位置的に見えませんでした。大和三山です。

父ちゃんと旦那さんは案内板を見てました(↑)奥に見える山が葛城山です。

この後、車に戻る途中、大きなトンビが飛んでるなぁ、と話ながら歩いていたのですが、父ちゃん曰く、どうもトンビではないぞ、と。確かに大きいです。オオタカではないかなぁ?ということでした、鳥にはうといので分からないです。
これがその鳥なんですが、悠々と飛んでいたかと思うと遊歩道に着陸してなにやらついばんでました。とにかく羽を広げた全長が大きかったです。

半時間ほどの歩きでしたが、新しい靴は履きごこちがよく合格!今年度は連休がないので、遠くに行くことはないですが、来年以降のため、日帰りでもあちこち歩きに行って体力とモチベーションを保とうと思います。



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