2023年6月12日月曜日

礼文岳(489.9m 北海道礼文島)

利尻山を登った翌日、フェリーで礼文島へ移動。宿泊は(多分)最北端のキャンプ場「九種湖畔キャンプ場」で3泊。予約する時、キャンプ場の人の反応が「3泊も?!」という感じでしたが、おそらくこれが最初で最後の訪問だと思うので、できる限り島を歩きたい、と3泊。

山行日 2023年5月29日(月) 曇り&強風
メンバー だんさん、私
ルート  内路(ないろ)ルート

前日夜中、少し雨が降っていたが朝には止む。けど、山の上はガス。
この日は礼文岳に登った後、島の南側にある「桃岩展望台コース」へ歩きに行く計画なので、午前3時半起床。5時半ごろに登山口に到着。

登山口には6台くらい(?)駐車できる
自転車の駐輪スタンドもある

道の反対側に公衆トイレあり。利尻と同じくここにも登山計画提出箱がなかった。なので計画書出さずに登山開始。私は出さないことがすっごく気になるんだな、登っていて時々。

後になって思い出したが、提出箱がない場合は、地域の警察署=派出所または駐在所に提出したらいいんだった。

さて。風が強く肌寒いのでこの日も雨具の上を着て出発。
北海道に滞在して3、4日。関西ではカラスとスズメの鳴き声をよく聞くが、ここではウミネコがダントツ。カラスはウミネコに負けていてる。
山に入ると、いろんな小鳥がピヨピヨ、ピーピー。楽しい。

どよーんと曇り空の下、ピーピーさえずる小鳥
陰になっててどんな鳥か見えないのが残念

島全体を見てもそうだけど、
この島のほとんどは笹っぱら
内路ルートも笹で始まる


内路ルートの中間地点
侵入禁止のロープの先は、昔の起登臼(きとうす)登山道

起登臼登山道は、今は廃道になっている。登山口は島の東側を走っている道の途中にあったようだが、現在は、コンクリートで法面がガチガチに固められていて、登山道が始まるような場所はなし。登山口があった、という面影も全くなし。

根っこ近くをかじっていて、穴から中身を
かき出したような跡 どんな動物が?

晴れていたらこの辺りで頂上が見えるはずやけど

頂上到着 晴れてたら展望が、と思うと残念
そして相変わらず強風

展望ないし、強風やし、ってことで、写真だけ撮って下山開始。利尻では晴れる時もあって展望があったけど、この日はまーったくなし。残念。

登山口に近くなったところで、登ってきた夫婦とすれ違う。頂上の展望は?と聞かれたので、ガスガスで何も見えなかった、と言うと残念そうな顔。そこから話が広がって、林道コースは花がいっぱい咲いていていいですよ、と教えてもらった。林道コースは、この後行く桃岩展望コースの近く。下山してからコースを変えるかだんさんと相談することにする。

この後も、グループや単独の人などとすれ違う。ハイキングのハシゴをするので早くに登った私たちを見て、「え!早!」というリアクションを皆してた。

だいぶ下りてきたらガスが晴れてきて
自衛隊の礼文分屯地の施設が見えた
ちなみに分屯地がある山は、オションナイ山(168m)

下山したら町は晴れてちょっと暑いくらい。あれれ、こんなに違うか?
さて、それでは桃岩方面へ移動ということで、駐車場を出発すると...


あれ?あれ?あの山何?と、利尻山がどーん!と見えるではありませんか!
きゃー、景色いいってサイコー!すごいー!利尻富士って呼ばれるぐらいあって、ほんまに富士山みたいやぁ。裾野が広い。そして突き上げる頂上。かっこいー!あんなかっこいい山に登ったと思うととても嬉しい。

花の時期には少し早いかなと思っていけど、いろんなお花が咲いてました。次回、更新で写真を載せたいと思います。