2023年10月9日月曜日

荒船山(1356m 長野県)

久しぶりの更新。
10月2日(火)に家族山行で荒船山へ。
前夜は、近くの荒船パノラマキャンプフィールド、要はキャンプ場で前夜泊。
場内のバンガローに宿泊していた若者たちの音楽がうるさくてたまらんかった。注意しに行こうにもボコボコにされてもいやなので我慢するしかない。変な世の中だ。無人島などを借りるなどして、半径10キロ内に自分たちだけしかいないというような環境で騒いでくれ。
他人の迷惑かけるな。

登山口の駐車場
道の反対側からは熊倉峰、荒船とは正反対の方へ行く登山口がある 6時50分出発


登山口には「クマ注意」の看板
今回は北海道に行くときに購入したクマ鈴を忘れず持ってきた😏


登山道には栗とどんぐりがたくさん落ちてる。そら、クマ出てくるよなぁ

木々の間に張られた蜘蛛の巣 その数とんでもない!
漫画「鬼滅の刃」の「那多蜘蛛山」という章を思い出した


ほぼルートの半分地点 7時25分


鮮やかな色のキノコ


でっかい岩が見えてきた 鋏岩修験場跡 左右に50m以上ある大きな壁 7時37分


水場...なんですが、橋と沢の間の距離がありすぎて、
そうやなぁ、3mほどの長さの柄杓がないと水が汲めない 8時過ぎ


水場から岩が出ているちょっと急な登りを終えると
平坦な道に。レトロな看板がいいですね〜 8時20分頃


看板から少し進むと林の中に断崖絶壁の踏み跡 
左手に絶壁が見えたけど、写真ではどんだけ絶壁か伝わりにくい


8時半に避難小屋 東屋(テラス?)と一体になっていて
部屋は10畳くらいの広さ。裏にトイレがあったけど使用禁止


避難小屋の反対側には方位盤のある広場が。柵も何もないので崖に近づきすぎるとほんとに落ちる。

目の前に前夜泊まったキャンプ場が見えた
昨日は天気が悪くて向こうからこっちが見えなかった


頂上に向かって平坦な道を歩いていくと4、5cmくらいの大きさの実が落ちていた。
だんさんがナイフで割って匂いを嗅ぐと梨の甘酸っぱい香りが。
これは食べられるかも、とだんさんガブリ。
きょ〜〜〜しゅ、酸っぱい!😖
私も切られた半分の実を舌先で舐めてみた。きょ〜〜〜〜、しゅっぱ!
帰宅後調べたら「日本山梨(ニホンヤマナシ)」と判明


頂上到着 9時25分


この日、駐車場で出会った大阪から来た単独男性と追いつき追い越せで頂上まで来た。一人で車中泊しながらこちらの方を廻ってらっしゃるという。頂上で一緒に休憩をしてせっかくなので記念写真を一緒に撮ったりして半時間ほど過ごす。

この後、元来た道を引き返す。10時も過ぎると風が吹いていても多少暖かくなってきて歩きやすかった。登ってくる人とすれ違いも多くなる。

登山口も近くなった頃、ホストのような格好で登ってくる人がいる。まぁ昨今、いろんな人がいるからなぁ、と思って先に行ってもらおうと横によけて待っていると、ポケットからなんか出してこちらに差し出しながら「あのぉ、今朝から登ってらっしゃるんですか?」と質問が。ポケットから出たのは警察手帳。桜の代紋がピカピカ光っていた。

どうも2、3日前から入山したらしい人が行方不明ということで...。結局見つかったのかな?ニュースでも流れないので、見つかったのか、何かの勘違いだったのか...。

11時50分に登山口帰着。警察の人が数人待機していた。ご苦労様です。
まぁ、登山中、こけたくてこけるわけじゃないし、落ちたくて落ちるわけではないですが、やっぱりお世話かけちゃだめですよね。家族に心配かけちゃだめですよね。

この後、荒船山の全貌が見えるところまで戻って撮影。いい天気でよかったけど、風がきつかっただけに、笠雲が発生中でした。