2025年12月7日日曜日

六甲半々縦

六甲半縦といえば神戸電鉄鵯越駅から宝塚まで、というのが当方の認識なので、今回は有馬温泉までということで半々縦としました。

2025年12月3日(水)

日の出が遅いので起きても外は真っ暗。ザック背負ってニット帽かぶってまだ暗い中、駅へ向かう姿はかなり怪しい。

電車に揺られている間にだんだん空が白んでくる。この日は今季初最強の寒波がやってくるということで、やや厚着で出かける。

7時過ぎに鵯越駅出発する。この辺りは熊より猪が多いはずで、これまたあんまり会いたくない。鵯越駅すぐの道沿いは掘られた跡があちこちにある。

いつもの鵯越駅 空はどんより

神戸市の下水施設手前で 紅葉はすでに終了

菊水山頂上手前から神戸大阪方面

菊水山頂上の東屋の柱にかかった温度計は8度。そんなに寒くないけど、風が冷たい。少し休憩してから鍋蓋山へ向かう。珍しく、あんまり人に会わない。

少し日が差してくるも寒い ここもだ〜れもいなかった

大龍寺横の階段 落ち葉で真っ赤

この日初めて善助茶屋跡に立ち寄る 茶屋跡は広場になっているだけで建物とかはない。「毎日登山発祥の地」の石碑と東屋があった。

市ヶ原を通過して掬星台に到着。こちらも人はまばら。とはいえこの寒空の中歩いているのは私たちだけじゃないってのはさすが六甲。
自販機で暖かいコーンスープを買う。これが楽しみ。この日は缶にコーンが残ることはなく完食。

先はまだまだ長い。20分ほどの休憩ののち出発。
10分ほど行くと「ホテル・ド・摩耶」があった場所に。数年前に廃業して去年来た時は解体が始まっていた。すっかり更地になってしまった。コロナの頃に一度利用したが、あの時来ててよかったと思う。天気が本当に悪かったが、なんとか神戸市内の夜景が見えたりしてよかった。

すっかり更地になってしまった

ここから車道横の歩道を歩く。神戸市の自然の家があったりする。ここもきれいになったなぁ。遠くにBBQ六甲山牧場があって、そこで何かイベントをしているのか、にぎやかなアナウンスの声が聞こえる。
帰宅後調べると、この日はシープレース、要するに羊さんのレースが行われていたようだ。もっと年取ったら、オリジナルチーズを作りに訪れてみたい。羊の毛刈りもやってみたい。


自然の家横から再び縦走路へ戻る。ここから三国池までダイレクトに登るが、いつも気になっていたサウスロードを行く。ここは数年前まで通行禁止だった。去年くらいに通行禁止の看板が撤去されていたので通越してOKなんだろう。

壊れかけの橋が出てきた。真ん中をそ〜っと進む。もちろん一人づつ。

二股が出てきた。右に行く道は笹に覆われているもののしっかり踏み跡がついている。が、ここは左へ。車道に出なくてはいけないので、やや上方向を向いている左側の道を進む。
突如、民家(別荘)が現れる。道なりに進むとさらに数軒の民家(別荘)が出てくる。私道ではないか=見つかったらなんか言われるかも?と思いつつ進むと、見慣れた車道に出る。

ここから歩道を進む。風が冷たい。だんだん体が冷えてくる。六甲山郵便局(ひょっとしたら兵庫県内で一番高い場所にある郵便局かも?)でお手洗いを借りる。今日は新しいことをたくさん体験してるぞ。

記念碑台からゴルフ場の中を通ってガーデンパレスへ。ここのジンギスカンレストランは、コロナにも負けず営業が続いている。いつか食べに来るのが目標だ。

再度登山道へ入る。
大阪関西万博が開催されていた夢洲(ゆめしま)が見えるぞ。開催中であればパビリオンがもっと顕著に見えたはず。水越峠から金剛山、奥には吉野の山並みも見えた。天気回復でも寒い。

紅葉谷出合に到着。極楽茶屋跡の自販機で暖かい紅茶を買って飲む。これまた風が冷たい。紅茶が冷めるの早い。
紅葉谷、誰も歩いていない。

3時半ごろなのになんだかうら寂しい紅葉谷の登山道

真冬になると凍ることのある七曲滝や蟇滝へ向かう分岐点にやってきた。有馬温泉は近い。


目標時間内に到着!あいかわらずインバウンドのお客さんがいる。この時間から上に行こうとしてる人がおったけど、最終時間とか大丈夫か?上は寒いぞ。

キンキンに冷えてしまった体で温泉街を抜け駅へ向かう。途中で暖かいものを買おうかと思ったりもしたけど、立ち止まるのも寒いし面倒なので先を急いだ。

最近はお酒を飲まなくなったので、バーや飲み屋を見ても立ち寄る気がほとんど起きない。変われば変わるものだ。

2025年12月1日月曜日

大杉谷山行 大杉谷から堂倉滝まで往復

だいぶ前の山行ですが。

11月18日(火)から1泊で大杉谷へ。日が短いこともあり、1泊2日で堂倉滝までの往復の行程とする。大台ヶ原のビジターセンター方面から堂倉滝へは何回か行ってるということもあるので。

月曜の夕方に自宅を出発。グーグルマップだと片道4時間+夕食の時間で5時間あれば到着するはずやったけど、結局6時間もかかった。道中、カーブが多いこと、多いこと!宮川ダムを過ぎてからは道幅が狭くなり、街灯も少なくなり...。運転でかなり疲れた。

広くなった場所が出てきたので、駐車場だろうと思いここに車を停めて仮眠する。
薄い毛布での仮眠は寒かった。

翌朝起きて準備して出発する時、ダンさんがYAMAPをオンに。そしたら登山口はまだ先、駐車場もまだ先、ということが判明。YAMAP様々。車を移動させて改めて出発。

ここが駐車場 10台は停められるか?
左側はバスの回転場なので駐車禁止

上の写真から5分ほど歩くとあと5台くらい停められるスペースあり
トイレもあり 入山協力金を納める自販機もあるが電源が入ってなかった

宮川第三発電所をの横を通り裏に回るとゲートがあって
ここから登山開始

いきなりなかなかのスリリングな登山道 
黒部の下の廊下、水平道のような道が、桃の木山の家を
通過して堂倉滝手前まで続く

途中の京良谷出合で 川の水の色がきれい
この日は風強く場所によっては風が当たって寒かった

この後、いくつかの荘厳な滝を見つつ、恐ろしい吊り橋を渡る。あちこちの記録に掲載されているので割愛

シシ渕(昔の地図には「猪ケ渕」と書かれている)手前の胎内くぐりのようなところ
染み出しの水が雨の如く流れ落ちてる このひと月ほど前に、ここで落水を避けようとした人が沢側に落ちて怪我したらしい

シシ渕の河原から見えるニコニコ滝

今回の山行で一番恐怖だった「平等嵓吊橋」谷瀬の吊橋かと思うくらい高い、長い、細い。
右側にそびえる平等嵓のスケールはすごかった。ボルトなどがなかったので登った人はいないよう

桃の木山の家到着。この日は吊橋の点検日だった。先にチェックインして、休憩して堂倉滝へレッツラゴーする。

季節外れのリンドウが...

小屋から1時間ほどで大崩壊地 2004年の大雨でこうなったらしい

多分、絶対食べたらあかんやつ

堂倉滝到着 いつ見てもきれいな滝、好きな滝である。ちょいと休憩してから山の家へ引き返す。ここまで吊橋点検の作業員の方以外は、誰にも会わずだった。

途中、雨が降ってきた。さすが大台山域。予報が曇り時々晴れでも雨が降る。

小屋に戻り、おやつを食べてからお風呂に入る。一度に3人が入れるサイズ。もちろん石鹸シャンプーなどは使用禁止。とはいえ、お湯につかるだけでもさっぱりするし、この日は小屋全体が冷えてて寒かったけど、お風呂上がりにはポカポカした。

夕食は豪華フライ定食 ご飯のおかわりオーケー
赤だしはちょっとしょっぱかった

久しぶりの小屋泊まり。安眠セット持って行っててよかった。アイマスクに耳栓。次回からは私は枕も必要。小舎の枕が高くて寝つけなかった。
ここ数年、小屋泊まりしたらなぜか非常出口の煌々と光るあの看板みたいなんが近い寝場所だったり、常夜灯の真下だったりと睡眠を妨げられる運命にある。

朝ごはんはこんな感じ。鯖は骨抜きまでしてくれてた。合計3杯食べた。お腹いっぱい。
ツアーの人とかもいて、みなさんバタバタと足早に出発されて行った。私らはコーヒー飲んだりしてて相変わらずゆっくりの出発。結局最後の出発となった。

支度をしてると、玄関先から法螺貝の音が聞こえるなぁ。お客さんの中に行者さんがいたんやわ、とおもてたら、小屋のアルバイトの人だった。出発時に厨房から出てきてくれて、前年から練習始めて、安全登山を祈って登山者が出発する時に吹いてるそう。私たちの時も勢いよく吹いてくれた。いい音色だった。

下りは早い。シシ渕あたりで先行の人に追いついた。途中で大文字草が咲いていた。

京良谷出合あたりで入山の人たちとすれ違うようになる。平日でも来る人多いなぁ。健脚向け、経験者向けルートとはいえ人気がある。

悪名高いヒルはおらず。一応、忌避剤を持って行ったけど。虫もおらず。駐車場で外気温が11度ということでそこそこ寒いのでもぉ活動時期は終了なのかと。

登山口に無事帰着して帰るのだが、またあのカーブ道を行くのかと思うとちょっとげっそり。
そして宮川ダムにかかる「新大杉橋」が恐怖すぎる。一昨日の夜も真っ暗な中、この橋が見えた時には顔がひきつったけど、明るい昼間に渡るのも恐怖だった。


写真に写っている縦のワイヤー「支索」が切れやしないか、そらもぉ心配。山の中の数ある吊橋もそうやったけど、足元から「アンカーブロック」という吊橋を支える(引っ張ってる)基礎土台と繋がっているワイヤー「耐風索」や「耐風支索」が切れないかそりゃぁもぉドキドキもの。

恐怖ポイントは橋だけではない。この県道53号線にはギリギリのトンネルが2ヶ所あって...。これは確か「瀬戸の堀トンネル」を走行中。サイドミラーギリギリのトンネルの幅!対向は絶対無理。もう一つ「のぞきトンネル」という、ある意味かわいらしい名称のトンネルもありましたがそれもこんな感じ。
山を出てもスリリングな大杉谷でした。

ちなみに12月1日現在、すでに閉山しており、桃の木山の家はもちろんのこと、山中の宿泊施設は営業しておりませんので入山したい人は来年の4月の開山まてお待ちください。

大杉谷登山センターのウェブサイトよると、来年の開山は4月下旬だそうです。
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