11月18日(火)から1泊で大杉谷へ。日が短いこともあり、1泊2日で堂倉滝までの往復の行程とする。大台ヶ原のビジターセンター方面から堂倉滝へは何回か行ってるということもあるので。
月曜の夕方に自宅を出発。グーグルマップだと片道4時間+夕食の時間で5時間あれば到着するはずやったけど、結局6時間もかかった。道中、カーブが多いこと、多いこと!宮川ダムを過ぎてからは道幅が狭くなり、街灯も少なくなり...。運転でかなり疲れた。
広くなった場所が出てきたので、駐車場だろうと思いここに車を停めて仮眠する。
薄い毛布での仮眠は寒かった。
翌朝起きて準備して出発する時、ダンさんがYAMAPをオンに。そしたら登山口はまだ先、駐車場もまだ先、ということが判明。YAMAP様々。車を移動させて改めて出発。
ここが駐車場 10台は停められるか?
左側はバスの回転場なので駐車禁止
宮川第三発電所をの横を通り裏に回るとゲートがあって
ここから登山開始
いきなりなかなかのスリリングな登山道
黒部の下の廊下、水平道のような道が、桃の木山の家を
通過して堂倉滝手前まで続く
途中の京良谷出合で 川の水の色がきれい
この日は風強く場所によっては風が当たって寒かった
この後、いくつかの荘厳な滝を見つつ、恐ろしい吊り橋を渡る。あちこちの記録に掲載されているので割愛
シシ渕(昔の地図には「猪ケ渕」と書かれている)手前の胎内くぐりのようなところ
染み出しの水が雨の如く流れ落ちてる このひと月ほど前に、ここで落水を避けようとした人が沢側に落ちて怪我したらしい
シシ渕の河原から見えるニコニコ滝
今回の山行で一番恐怖だった「平等嵓吊橋」谷瀬の吊橋かと思うくらい高い、長い、細い。
右側にそびえる平等嵓のスケールはすごかった。ボルトなどがなかったので登った人はいないよう
桃の木山の家到着。この日は吊橋の点検日だった。先にチェックインして、休憩して堂倉滝へレッツラゴーする。
季節外れのリンドウが...
途中、雨が降ってきた。さすが大台山域。予報が曇り時々晴れでも雨が降る。
小屋に戻り、おやつを食べてからお風呂に入る。一度に3人が入れるサイズ。もちろん石鹸シャンプーなどは使用禁止。とはいえ、お湯につかるだけでもさっぱりするし、この日は小屋全体が冷えてて寒かったけど、お風呂上がりにはポカポカした。

夕食は豪華フライ定食 ご飯のおかわりオーケー
赤だしはちょっとしょっぱかった
ここ数年、小屋泊まりしたらなぜか非常出口の煌々と光るあの看板みたいなんが近い寝場所だったり、常夜灯の真下だったりと睡眠を妨げられる運命にある。
朝ごはんはこんな感じ。鯖は骨抜きまでしてくれてた。合計3杯食べた。お腹いっぱい。
ツアーの人とかもいて、みなさんバタバタと足早に出発されて行った。私らはコーヒー飲んだりしてて相変わらずゆっくりの出発。結局最後の出発となった。

支度をしてると、玄関先から法螺貝の音が聞こえるなぁ。お客さんの中に行者さんがいたんやわ、とおもてたら、小屋のアルバイトの人だった。出発時に厨房から出てきてくれて、前年から練習始めて、安全登山を祈って登山者が出発する時に吹いてるそう。私たちの時も勢いよく吹いてくれた。いい音色だった。

下りは早い。シシ渕あたりで先行の人に追いついた。途中で大文字草が咲いていた。
京良谷出合あたりで入山の人たちとすれ違うようになる。平日でも来る人多いなぁ。健脚向け、経験者向けルートとはいえ人気がある。
悪名高いヒルはおらず。一応、忌避剤を持って行ったけど。虫もおらず。駐車場で外気温が11度ということでそこそこ寒いのでもぉ活動時期は終了なのかと。
登山口に無事帰着して帰るのだが、またあのカーブ道を行くのかと思うとちょっとげっそり。
そして宮川ダムにかかる「新大杉橋」が恐怖すぎる。一昨日の夜も真っ暗な中、この橋が見えた時には顔がひきつったけど、明るい昼間に渡るのも恐怖だった。
恐怖ポイントは橋だけではない。この県道53号線にはギリギリのトンネルが2ヶ所あって...。これは確か「瀬戸の堀トンネル」を走行中。サイドミラーギリギリのトンネルの幅!対向は絶対無理。もう一つ「のぞきトンネル」という、ある意味かわいらしい名称のトンネルもありましたがそれもこんな感じ。
山を出てもスリリングな大杉谷でした。ちなみに12月1日現在、すでに閉山しており、桃の木山の家はもちろんのこと、山中の宿泊施設は営業しておりませんので入山したい人は来年の4月の開山まてお待ちください。
大杉谷登山センターのウェブサイトよると、来年の開山は4月下旬だそうです。
ウェブサイトはこちら。
















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