2013年5月26日日曜日

GW山行その3 鳳凰三山(南アルプス)

2013年5月5日(日) 晴れ

この日は、地蔵岳に登り下山、帰宅の予定。
4時起床、5時出発。テントは地蔵岳から下りてきたら撤収するつもりだったので予定より少し早く出れた。が。小屋から出発して、前日に人が下りてきたところをたどるも、すぐに道がなくなった。しかも、水を取るためのパイプがひかれている。うぅん、おかしいなぁ。こんなところ、アイゼン着けた状態で歩かれたらパイプに突き刺さったりしたら小屋の人、かなんやろうけどなぁ。と思いつつ、でも確かに前日ここ歩いてた人もおったしなぁ、とうろうろしてると小屋ノ人から声をかけられた。そしたら、このトレースは水用のパイプを引くための小屋の人用の作業道だった。
あらら、恥ずかしい。

気を取り直して登り始める。先に、前日、御座石鉱泉で私より少し先に出発された方に追いついて抜かす。そこで、前日も、私が帰ってきたらかなりテントが空きになってる様子で、3時頃に戻ってこられたので私と同じようにこの日に地蔵岳を登って下りる予定なのかと思って聞くと、前日、すでに地蔵岳に登ったが忘れ物をした、とおっしゃっていた。気になったが、立ち入って何を忘れたのか聞いてもあれかと思い、そうですか、と言って先に行かせてもらった。

15分ほどで雪がなくなり夏道だとザレ場で歩きにくい傾斜(←)、というところに出る。アイゼンを付けているので雪団子ならぬ泥団子が靴底にできる。
小屋から30分ほどで頂上に到着。2日前、町から見えていたオベリスクが目の前に見える。あぁ、やっとここまで来てんわ。とりあえず計画通りに頂上に立てたのでほっとする。



オベリスク(↓)に登ろうかと思ったが結局1人で登っても面白くないのでやめて下りる。
20分ほどで小屋に到着し、テントを撤収して下山に取りかかる。小屋の方に懇意にしていただいので、一言声をかける。すると、小屋主の方から「またおいでになってください。」という言葉をいただいた。とても嬉しかった。

この日も天気良く、気持ちよく下山することができるとは思ったが、燕頭山からの道がなんせ急登、すなわち下りるとなるとかなり体に負担がかかる、そして高度をさげるごとに気温は高くなるので心して下山した。
かなり暑かった、たしかに。でも、登山口に到着した時にはなんとも言えない気持ちが込み上げてきた。そんなに難しい山でもなかったのに。でも、なんでやろーなー。なんか、無性に「やった!」という気持ちが込み上げてきた。

そしてあの、緊張の林道を車で走り前日と同じ温泉に入って道の駅でお土産を買って、たまたま見つけた「ラ・ソバ(La Soba)」というお蕎麦屋さんでランチを食べたかったが、温泉に入ってから、と思ったのが運の尽き。温泉に入った40分ほどですでにお店の外まで人が並ぶ盛況ぶり。今回は諦めて帰った。

しかし、1人やったのになんか楽しかったなぁ。充実感がある山行でした。


この日の朝一番のお日様。
今日もいい天気だ。嬉しいなぁ。







地蔵岳から観音岳方向を見た。登ってる人が数人いた。











下山途中に見えた富士山。雲がちょうど真上にあって、まるで「ポンッ!」と噴火したかのよう。

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