2013年10月28日月曜日

甲斐駒ヶ岳Aフランケ赤蜘蛛ルート登攀 その2

今回の山行中にも色々とありました。

その1
初日、七丈小屋まで水を取りに行きビールも買って八合目テント場に戻る。3人でテント前で翌日の装備の準備をしていると、通りがかった男性2人に声をかけられた。「あのぉ、頂上下の分岐ってどこですか?」...「?」
ここは「黒戸尾根」の八合目付近で分岐はありませんけど?というと反応がおかしい。
ここを下ると山梨側に行きますよと話をするとどうも、きょとんとしている。あれやこれやと説明、解説、提案するけれどどれもこれもぴん!ときていない様子。なので、質問を変えたら、北沢峠から登ってきて、頂上でぐるっと一周して方向不明になったか頂上から黒戸尾根側に少し下がった魔利支天方向との分岐を見落としてこちらにくだってきたか...。自家用車を仙流荘の駐車場に停めているとのことで、北沢峠側にどうしてもおりなくてはいけないとのこと。この時15時。最終バスは北沢峠発16時。あと1時間ではどこをどうやっても北沢峠までは戻れない。下の小屋も「今日は予約で空室なし」と書いてあった。小屋のことを話して、満室でも迷ってしまったといえばどこかしらに寝かせてもらえるかもしれないから、とにかく、頂上まで戻って北沢峠へ下りてください、と言った。
地図を出す様子もなかったので、おそらく地図も持たずに、なんかの雑誌とかで見たのを覚えて来たのか?いずれにせよ真反対に下りてきたのは仕方ないとしても、北沢峠側の道と黒戸尾根ルートはかなり違う。黒戸尾根を下りてすぐぐらいに気がつかなかったのかなぁ?
どうなったかちょっと気になるけど、その後ニュースにもなってなかったようなので無事に下山されたと思っております。

やはり行く前には地図を見てルートの確認、行動中も時々地図を見て居場所の確認、そして万が一の時に備えてヘッドランプはもちろんツェルト、多めの食料を持っておいた方がいいでしょうね。


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