2016年3月5日土曜日

剣尾山(784m) 大阪府能勢町

登山日 2016年3月1日(火)

大阪の北部て行ったことがなく、能勢町とか豊能町とかほとんど京都か兵庫かとおもてました。が、この剣尾山には巨岩がごろごろしてて面白いよ、とハズに言われ、では2人で一緒に行こうと言ったもののいつになることやら。ということで1人で行くことに。
ところがこの日は、この冬最後(かな?)にしてかなりきつい冬型天気。朝からさっむい、寒い。自宅から駐車場まで5分ほど歩くのですがその間、手がしびれるほど冷たくなりました。

さて、8時半頃自宅を出発、ちょっと道を間違えたりもしましたが10時過ぎに駐車場に到着。道中、大阪方向に向かう反対車線を走る車の中に、雪まみれの車を見かけます。「ん?エライ雪積もってるなぁ。京都の北部とかから来たのかいなぁ?」なんて他人事のようにおもてましたが...。

信号の少ない173号線に入ってから快適にドライブ気分で運転。車は事前に調べておいた、歩いて10分ほどのところにある有料駐車場に停めましたが、この時期登山客が少ないのか無料で停めれてラッキー♪普通だと600円かかるようです。

登山口です。思っていたより雪があります。ま、踏めば溶ける雪ですが、階段が多い登山道のようで、滑らないよう足元注意、です。


20分ほど上っていくと、おぉ、大きな岩がありました。横からみたら転がっていきそうです。で、正面に回ってみると...

 岩にお釈迦様が彫られていました。彫ってから色を付けたのでしょうか?この山は昔、行者が修行する修験道の山として有名だったそうです。吉野の大峰と同じ行場として18世紀頃に摂津大峰と呼ばれるようになったそうです。個人的には無宗教ですが、日本の山には宗教を含めた歴史があるので面白いです。

この後少しして469mの行者山を過ぎ、森の中なのに風がエライ通る風の峠を過ぎ頂上へ向かいます。途中、北から迫ってきた雪雲の中に入り、雪に降られてしまいました。寒かった。


 そして頂上とうちゃ〜く。平日なのでだ〜れもいません。ここまで2人の単独男性2人とすれ違い、女性9人のグループを追い越しましたが頂上にはだ〜れもいません。そして風が通ります。ぶるぶるっ。北の空を見ると次の雪雲がゆっくりとこちらに流れてくるのが分かります。
お湯を沸かしてゆっくりスープとお寿司を頂こうとランチを持ってきましたが寒くてとてもそんな気分でごじゃんせん。しかもベンチや岩には雪が残っており座れない。しまった!座布団(布製じゃなくて山用の、です)を忘れた!かろうじてお尻をおけるスペースがあったので、スープ以外のランチを食べる。お湯が沸くのを待つのが寒い!そしてこの日の天気ではお寿司は冷たかった。も少し陽があると思ってたのに。

ご飯を食べて下山開始。先ほどの女性グループと今度はすれ違い下りて行く。ところが680mくらいのところに来ると陽が差して道の雪はすっかり溶けていた(↑)。日だまりがここちよい。登山口まで戻ると少し汗ばむ。

以前は、1人で山に行く時、登山口までは張り切っていたのに、登山口に到着した途端、1人が寂しいようななんかあったらどうしようみたいな心配とかがふつふつと湧いてきてやっぱり帰ろうかとか思いながら登山口でうろうろしてたりしてました。最近は登山口に行くまで、要するに準備段階での文句と言い訳がすごい。ものすごく時間がかかる。でも準備して車に乗るとすっかり登る気満々になり到着したら躊躇することなく歩き始める自分です。
準備段階でめんどくさがるのは、ほんとに山というものが生活の一部となったからなんでしょうか?

ドライブ&登山。楽しめた。次はぽんぽん山に行こうかな。