2016年8月2日火曜日

新しい沢靴

2週間前の2年振りの沢登りで新しい沢靴を試しました。
以前使っていたのは、M社の地下足袋タイプのもの。指先が割れていて、足首の部分はネオプレーン、ブーツのように紐が通してあり締め上げるタイプのものでしたが、チャックがないため脱着にものすごい労力がかかったことがマイナス点でした。
沢登りを終えて車に戻り、はぁ、脱げる、と思ったらここからが一苦労で、地面に座り込んでう〜〜んと力みながら脱ぐという無駄な作業を強いられていました。


新しく購入したのはキャラバン社のKR3F、足がおっきいのでサイズは25.0、お値段12000円+税
いきなり沢中泊の山行だったので靴擦れなど心配でしたが、快適でした。
☆ 脱着が楽!
☆ 水はけもよし!沢ビギナーレベルの私には細かい水はけ具合は分かりませんが、特に問題なし!
☆ グリップ力もOK!日本の沢は(って日本しか沢は経験ないけど)苔やぬめりがあったりするのでゴム底よりもやはりフェルト底がいいのではないかと思います。
☆ 色は3色あり、男性っぽい色はちょっと、という女性にはぴったりの赤系の色あります。
☆ 今回は専用のネオプレーン製靴下ではなく手持ちのトレッキング用ウール製靴下を履いていきましたが、台高の沢では問題なく、冷たさなど気になりませんでしたが、さて、北アや高山の沢に行くとなると、また、初夏や初秋まで沢に登るという方はネオプレーン製靴下が必要になるかもしれないですね。

ということで、お薦めです。お店の人が言ってましたが、去年はそんなに沢靴は売れなかったそうですが、今年は結構な勢いで売れてるそうです。私の様に足がでっかいのは、すぐにサイズがなくなりそうです。なので、お店の京都店まで(ついでの用事があったのもありますが)試着しに行ったくらいです。ま、セール期間に買いたかったという事情もありますが。

余談ですが、大阪のお店に試着に行きました。久しぶりにお店に行ったので初めて会う店員さんがいました。先輩店員さんに指導もらっていたので新入社員さんだったのかな?で、沢靴について色々と説明してもらいました。フェルト底と最近見るようになったゴム底についても説明してもらいながら試着してました。同時に、お店の奥に私の山の師匠ともいうべき「親方」が山岳会のメンバーと買い物をしてました。一通り冷やかし(?)が終わりお店を出ようとしたところ私に気付いてくれて挨拶などして近況報告。「なんや!お前が沢靴買うんか!どないしたんや!沢嫌いのお前が!!」そんなこんなを話してると、「お前なぁ、やっぱり日本の沢の沢靴はフェルト底や!そんなもん、ゴム底なんか滑ってあかんぞ!」とつい先ほどまで力一杯にゴム底の良さを説明してくれていた店員さんを横に、彼の説明を全否定する、自己経験からくるアドバイス。店員さん、ごめんなさいね。

でも、やっぱり実際に沢に入ってみて、フェルト底がいいな、と思ったのでした。それでもへたくそな私は「うわ!滑りそう!」と地上8mくらいのところで足がすくみロープを出してもらった私でした。

事故なくケガなく楽しもう。8月11日は今年から「山の日」です。山道具商戦、熱くなっているようで...。