2017年1月21日土曜日

2017年1月15日(日) 氷ノ山(1509m) 兵庫県

今シーズン初の、というか数年に一度と言われた大寒波がやってきた1月15日の週末。
この年末年始は冬山に入らなかったので、どこか雪山歩きに行きたいね〜、という話をしており15日は氷ノ山に行くことになっていた。

将来有料になるだろう北近畿豊岡自動車道の無料区間がかなり延びており、以前よりアクセスがよくなったということで、日帰り山行で計画。朝6時に大阪を出発、8時頃には登山口(福定親水公園)の駐車場に到着する予定だったが...。

三田を過ぎた辺りから雪が降り始め(というか降っているところにこちらが進んで行った、というのが正しいが)、速度制限がかかる上にやはり皆さん安全運転。下道もスキー場に行くバスやらでかなり混み、結局到着したのが10時半前。しかも登山口まで行けるだろうと思っていたのがそもそも間違い。手前の氷ノ山国際スキー場までしか除雪されておらず、ここから登山口までスキー客がおそらく物珍しく見ていたであろう中をハズと2人でラッセル開始。ツボ足ではなかなか進まず、20mほど進んでワカンを付ける。それでも腰まで沈む積雪量。

結局、出発した時間も時間だったけど、登山口までのたった1.1キロを、2人で2時間かけてラッセルして到着したという状態。頂上までの登山道に2つ滝があるのだけど、1つ目の滝が見えるところまで行けるかなぁ、と思ってたけど、というハズ。さすが数年に一度の大寒波。参りました。

 スキー場から歩き始めた頃には、雪は止み時々青空も見えたのだけど...

登山口に近づくにつれて天気が悪くなる。たった1キロ以内の距離なのに、
山沿いの天気というのは不安定である。しかしまっさらな雪道を行くのは気持ちがいい

 
 急に大量の雪が降り、積もってしまって重たそうな南天の木、かな?いや、違うかな?なんだろな?
 
気温はそんなに低いわけでもないのでラッセルしている暑い
帰りは自分達のトレースを使ってスイスイス〜イ
再び雪が激しく降り出しあっという間に積もる

突然ラッセル跡のようなトレースが現れ、なんだこれ?鹿のラッセル跡でした。

道の横を流れる川の向こう岸を鹿の群れが行ったり来たり。こちらを警戒して「ピーッ!」と鳴いて山の斜面を登ろうとするが、雪が深くて登れない。何度も止まってはこちらを見て警戒する鳴き声を出すが、取って食おうなんて思っとらんよ。

ということで、動画を撮りました。ちょいとハズの声も入っちゃってますが。鹿の群れです。

この後、お風呂に入って帰宅。たった1.1キロの往復を3時間かけた1日でした。

日帰り温泉情報
スキー場のお風呂はスキー客で混むと思い、北近畿豊岡自動車道八日氷ノ山IC近くにある「とがやま温泉天女の湯」というところに行きました。新しい施設なのか清潔感のある広い施設でした。
道の駅ようか田島蔵の裏手にあります。同じ敷地内ではないのでご注意を。詳しいことは、上記リンクをご参照ください。