2017年2月8日水曜日

芦屋川〜宝塚 3回目

2017年2月7日(火) 体力作り山行3回目

この日は風がきつくて寒かった!この日から向こう1週間冬将軍が居座るとの予報を月曜の夕方に聞いていたので覚悟して向かう。
気温はそんなに低くなく、むしろ1週間前の方が寒いと感じたくらい。
朝ご飯でてんやわんやがあり、いつも乗る電車より2本遅いのに乗ったけど、到着したら10分だけ遅くなっていただけ。都心部の電車は本数が多いので助かるわ〜。

この日も芦屋の高級住宅街の山際ぎりぎりのところからちらほらと白いものが落ち始め...風吹き岩手前で陽は射しているが結構な雪が舞うという状態。雪が日に当たってきらきらしてきれい。

 分かるかな?ゴミのように写っているのが舞う雪です。

この後、風吹き岩で知り合いの人に会い少し立ち話。その後、順調に歩を進め雨ヶ峠に到着。この辺りではすでに雪の中で風もきつい。こりゃ、宝塚への東六甲縦走道はかなりの風だな、と予想する。

 雨ヶ峠を出発したすぐの林道。さすが冬将軍到来。前日の夜も降ったんでしょうね。うっすらと積もっている。こういう中途半端な積もり方が一番やっかいで、小石や岩、木の根が滑る、滑る。アイゼンなんて効かないので慎重に歩くしかない。気疲れする。

 本庄橋跡へ向かう道から。真ん中の白いのは最近完成したらしい堰堤。ものすごいでっかいのが出来てやや異様。あの向こうに出て尾根を上がり最高峰手前の一軒茶屋を目指す。
雪が舞っているので、曇ったようになっている。

一軒茶屋には2人のロードレーサー風の人がいた。ものすごいうっすいバイカー用の着衣を着ててものすごく寒そうだった。そんな薄いので大丈夫かいな?とこちらが心配になるくらい。

  
風が強く寒いのでとっとと宝塚へ向かう。この日は人も少ない。1月31日にはきれいな冬晴れだった(上の写真)けど、この日は真冬の天気そのもの(下の写真)。ほぼ同じ場所で撮影。

石宝殿も真っ白

この後、「宝塚まで12km」標識からは新雪の道を踏みしめる。楽しいなぁ。新雪ロードを踏みしめるのは気持ちがいい。こんな日はほとんど誰もおらんだろう、と思っていたら逆方向から登ってきたこれまた寒そうな格好の人。私と違って寒さから身を守る脂肪がほとんどないような細身の人。風よけの服も着ておらず寒そうにして登っていった。大丈夫か?

ここから逆方向とは言えこの人の踏み跡が付いた道を歩くことになり、テンション下がり、あぁ、ラジオを持って来とけばよかったな、と3回目ともなると慣れてきて道に新鮮さがない。

そうこうしていると今度はさきほどの人以上に薄着のトレランの人が登ってきた。胸に2本、飲み物を差しているが明らかに冷たいもの。背中に背負った荷物はトレラン用の両手よりやや大きい位のザック。明らかに暖かいものは入ってなさそう。大丈夫か?そんなに体、冷やして。一軒茶屋の自販機も時々売り切れていることがあるからアテにしてたら痛い目に遭うのに。

おそらくみんな、上がこんなに寒いって思って登ってきてないんだろなぁ。確かに歩いていたら暑くて少し汗もかくけど、昨日の「目測風速毎秒7〜10mの風」じゃぁ、あっという間に体が冷えてしまうのに。ま、いいや。自己責任っていうことで。

この日はいつも素通りする「太平山」と「岩倉山」にも立ち寄る道草を食って、前回より半時間強遅くゴールの塩尾寺に到着。さすがに宝塚の市内に下りると普通の寒さ。荷物背負って安物のダウンを着て歩いていると少々暑いくらいだった。

「油断大敵冬の山」