2017年3月4日土曜日

2017年3月3日(金) プチ歩荷

10日から2週間に1回でいいや、と思っていたのが毎週行ってる六甲山。今月は、プチ歩荷と称して14キロ前後の荷物を担いで歩くのが目標。

ひな祭りの3月3日。曇時々晴。少しひんやりする気温やったけど、歩いていると暑い、暑い。
先週の2月24日から宝塚から芦屋川へとルートを逆方向に変えてみた。阪急宝塚駅を下りると芦屋川の住宅街より急坂が待っている。コンクリートの上ってほんと歩きにくいなぁ、と思いながら普段は下りに使う道を歩いた。
この日は2回目なので少し慣れた感じがあったけど、やっぱり辛い。この辺に住んではる人は車ないと大変やろなぁ、といつも思いながら歩く。そうそう24日にはウグイスの声を聞いた。今年初だ。ほーほけきょ、きょ、きょ、きょ、と高い鳴き声が響いてた。ちょっと得した気分だ。

さて、小石を拾い集めプラス8キロにしてトータル14キロにして歩き始める。「う、重。」しばらく続く急坂にやはり少し石をほかそうか弱気になるががんばる。塩尾寺までの舗装道が一番辛かった。

塩尾寺から登山道に入る。上りは上りだが、なんだか歩きやすい。やっぱり登山靴って山道を歩くようにできてるんだなぁとか、雨上がりの後はイノシシが体を洗うことが多い=登山道真横にヌタ場が多くなるので、警戒しながら歩く。
先週の24日は、カーブを曲がって登山道を歩いてきたイノシシと対面してしまった。一瞬ドキッとして立ち止まったがこちらに向かってのしのし歩いてくるので、とりあえず距離を持たそうと、背中を向けることに一瞬躊躇したが、早歩きで来た道を少し戻って到底自分の体を隠すことのできない細い立ち木の後ろに回りこみ様子を伺った。
こちらに気付いていると思うのだけど、とことん無視して歩いてくるが、私が風上にいたせいか風が吹いた時、こちらに鼻先を向けてくんくんとした。「う。こちらに来るか?」と心配したが、たいして興味のある匂いでなかったらしく、そこから道を逸れて林の中に入っていた。こちらとは離れていくのを確認してから登山道に戻った。おぉ、焦ったなぁ。

とまぁ、こんなことがあった先週ですが、この日は特にどきっとするようなこともなく順調だった。途中で追い越したご夫婦と少し話をしたのけど「足が速いわね〜。」「トレーニング?」「え、14キロも背負ってその速さ?」などと嬉しいお言葉をいただき、何もおだてりゃ木に登るではないが、おだてられたら調子に乗る血液型O型人間としては張り切ってさらに意識して足を速くしたのでした。

軽い時と比べて半時間ほど時間が多くかかったけれど、まぁ、14キロ初回としては上出来かと。今月はこの調子でがんばろうと思います。
ひな祭りの大阪市内方面 家の近所にあるビルも見えた 遠景を見るのは楽しいなぁ〜
  ちなみに...
 2月24日の六甲は、最高峰付近は前夜(23日)に雪が降ったらしく、うっすらと残ってました。
 3日も少しだけ粉雪がちらつきました。山の上はまだ少し春には遠いようです。