2018年2月5日月曜日

大峰地獄谷右俣 シェークスピア氷柱群

2018年2月4日(日)

三度目の正直でたどりついた大峰のシェークスピア氷柱群。
2年前に初めて行ったものの、時期が早かったのか誰も入っておらず、トレースもなく地形と簡単なアプローチ図だけを見るだけでたどり着けず別の滝で遊ぶ。2度目はGPSを持っていたメンバーがいたにも関わらず、なんでだかその情報を信用せず進んで登ったのが地獄谷左俣の名もない滝(これはこれで面白かった)。で、今回、前日に行った山岳会のメンバーから「トレースばっちしなので迷うことはないです。」と教えてもらい行ったものの...。
トレースはばっちしだったが、本当に合っているのか不安。違う滝に行ったらどうしよう、と。またたどり着かれへんかったって、笑うで〜と話しながらトレースをたどる。
もう1つ不安だったのは、大台ヶ原ドライブウェイのゲート前にざっと10台ほどの車(別の場所にも5台ほど)が駐車してあったこと。盛況すぎて登れないんじゃないか?

ゲートから2時間弱ほど歩いて行くと、滝が見えてきた。あれかな?なんか違うことない?写真で見たのとちゃうような...。
はたしてたどりついたのは...。

シェークスピア氷柱群でした。向かって左の滝が「ハムレット」、右側が「リア王」。リア王のように衣を広げている感じがあるでしょう?なるほどのネーミングですね。

到着したら、6人ほどパーティが2組おりまして、この人たち登るんかなぁ?順番待ちが長そうやなぁ、と思っていると、ハズがなんだか微妙な表情。どうしたんかと思ったら、この人ら登る人とちゃうで、とこそっと言う。え?なんで分かるの?というと持ってるのが縦走用のふつーのピッケルだと。見てみると全員がそうだった。ダブルアックスを持ってる人はおらず。滝を見るためにここまで来るの?しかも、道中、結構悪かったよ〜。ひえぇ〜恐るべしハイカーさんたち。さっむいのに15分ほど滝の前でしゃべって帰って行った。ひえ〜。見るだけ?見るだけ?そっかぁ、そういう楽しみ方もあるのね〜。しかし、よく来たなぁ、と。トレース付いてないと迷うよ、ほんと。


上の写真には入らなかったのですが、写真を撮っている場所の前にはこの滝「マクベス」が。で、そのマクベスを登るハズ。2段目の滝は、つらら状態になっているので登らずこの段だけ登る。

この後、別の2パーティが到着。この2パーティはアイスの人たちで、ハムレットとリア王を登ってはりましたが、リア王の下部は薄い&柔らかいみたいで、「ボスッ」というなんとも言えない怖い音が響いてました。登ってる人も「おわっ、おわっ」となんとも言えない声を発してはりました(ちょうどこの箇所↓)が、この後無事完登。アイスって、自分がいる場所が倒壊したらほんっまに危ないもんね〜。スクリューでランニング取ってても関係ないもんね〜。


うちらは寄るところがあったので早々に下山し帰宅しました。今週はまた寒波襲来らしいですが、あと1〜2週は持ってくれるのかな?

天気 晴のち雪(滝の辺り)
時間 8時 ゲート〜9時頃 F4側壁(かなぁ?1つ目の渡渉地点を過ぎて右側に見えてくる滝)〜
   9時55分シェークスピア氷柱群
   下山は1時間半ほどでゲートに戻る。歩くと暑いくらいだった。風がなかったが滝の近くは
   寒くなる。衣類のこまめな調整を。
お風呂 中荘温泉 大人700円 JAF会員だと500円になるようだ。露天風呂なし。
    リンスインシャンプーとボディソープあり。18時までの営業やけど、17時頃までに入館した
    方がいいようだ。以前、そう言われた。詳細はリンク先を参照してください。