2018年9月1日土曜日

盆休み山行後半 その3 赤岩岳と西岳

山行日  2018年8月15日(水)〜17日(金)
行った山 北アルプス 赤沢山・西岳・赤岩岳
メンバー ハズと私

2018年8月17日(金)晴

牛首展望台での朝焼けウォッチングが開催されるので、日の出の時間5時には展望台にいたいので、朝食の時間が4時20分に変更された。急いで食べるけど、美味しい朝ごはん、もう少しゆっくり食べたかったなぁ...。

ヒュッテ裏側からの急な登りは、最初は息が上がる。コツとしては最初ゆっくり、最後の水平道でラストスパートをかける、というのがいいかも。

5時前に展望台に到着。うっすらと明るいけれど日の出はまだ。少し待って...
位置的に日の出は見れないが、背後から差す朝日を浴びて穂高の山々が輝き出す(↑)。少し雲がかかっているものの、槍ヶ岳の穂先はばっちり見えた。喜ぶみなさん。前日、西岳ヒュッテまでの予定を変更したグループの女性は穂高の山々を見ながら稜線を歩きたくて、来たのが3回目と言っていた。過去2回も雨で見れなかったらしいので、この景色を見てさぞかし嬉しかったろうと思う。


写真真ん中の突き出したピークは北穂高岳(↑)。頂上にある小屋の窓に朝日が当たってダイアモンド・北穂出現。左端に前穂高岳とその北尾根の上半分が見えている。

20分ほど過ごしてヒュッテに戻る。すっかり日が上がり明るい。天気がいいというので、大天荘から来る登山者も多い。皆足取りが軽いように見えるのは気のせいではないだろう。

そして私たちも目的を達成すべく、最小限の荷物だけを持ちヒュッテを出発する。

空気が入れ替わって肌寒い。雨具を着ての出発となった。尾根の右側、西側に入ると風が当たりさらに寒い。あぁ、お盆休みの最中に寒いってなんて贅沢〜。下山するのが嫌になる。


稜線からは北鎌尾根が丸見え〜(↑)。近々挑戦予定。山を初めてのやっとの挑戦の機会に、ただただ天気がいいことを祈るのみ。


尾根の東側に入ると風が止み、朝日がぽかぽかと暖かい。東大天荘岳〜横通岳の稜線と、紅葉を始めたウラシマツヅジ(↑)

小屋から1時間ほどでそろそろ赤岩岳への登り(一般登山道はなし。踏み跡を見つけてたどるか自分で見定めて登る)を探さなくては、と言いながらハズと速度を緩める。
登れそうな場所が2箇所ほどあったが頂上にドンピシャ出るかどうか不明。前方を見ると、なにやら赤テープのようが見えた。お花かと思っていたが、どうやらここがピークへの入り口らしい。見上げると踏み跡が。


登り始めるが、前日の雨の後もあり地面が緩んでいて少々悪い。しかも、ハイマツなど掴むものがあまりなく、滑ってしまうと泥んこになってしまうので変な緊張を強いられる。10分ほどの登りの途中。ハズのお尻です(↑)こんな感じで、草を分けると踏み跡が見えるので確認しながら進むと、槍ヶ岳が見えて頂上。小さい頂上で向こうはすとんと落ちているので動き回ると落ちる。写真を撮って下りる。次のターゲットは西岳。こちらはちゃんとした登山道があるので楽勝。


西岳への道を見ると、いわゆる表銀座のルートの向こうに、前尾穂高岳〜奥穂高岳への吊尾根が見える。
左方向を見ると、常念岳(写真左のピーク)〜蝶ヶ岳への稜線、背後、遠くに富士山。

半時間ほど歩き、西岳頂上の標識。登る。結構な急登だったわ。
はい、西岳ピーク。ここもバックに槍ヶ岳。槍ヶ岳好きにはたまらん景色、ルートなんだろーなー。


そして西岳頂上から今回の山行三つ目の山、赤沢山の頂上(写真真ん中やや上)を見る(↑)。赤い屋根の建物は西岳ヒュッテ。写真真ん中のハゲてるところがテン場。テン場のとったんまで進み、そこからは一般道のない踏み跡を探して下りるのだ。写真に写ってないが、頂上に向かう二人が見えた。先日、大天荘ヒュッテに土砂降りの中到着した夫婦だった。そーいえば赤沢山がなんとかって言ってたなぁ。

ということで、その3は長いのでこの続きはまたにします。

ここまでのコースタイム
午前6時大天荘ヒュッテ出発 → 6時30分ビックリ平 → 7時20分 赤岩岳頂上 →
8時10分西岳頂上... 赤沢山への道〜下山はこちら

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