2018年12月11日火曜日

雪山始め山行...but NO SNOW!!

耐寒訓練を兼ねて中央アルプスの木曽駒ケ岳へ行って来た。
ロープウェイのライブカメラを見ていると積雪がない状態で、一泊二日の予定をしていたが、水を作る雪すら望めないということで、行く直前に日帰りに変更。装備をイチからパッキングし直しての出発となった。

中央アルプスは関西から比較的近いので嬉しい。
駒ヶ岳SAで仮眠をして6時頃起きる。コンビニがあるので味噌汁を買い、家から持って来たおにぎりとで美味しい朝食を食べる。おにぎりはやや冷たかったけど、暖かいお味噌汁が食べられるのは嬉しい。

8時15分の始発には乗れなかったがすぐ後の臨時便に乗って朝イチで千畳敷ホテルへ。アイゼンを装着しホテルを出ると。

この状態...。雪がない。


去年の同じ頃と比べてみる(↑)。去年も少なかったけど、まだあった。まだ、雪崩の危険があるくらいには雪が積もっていたが。今年は夏道が出ているだけでなく、うぅん、雪崩の危険はこの雪ではない、と言っても過言ではない状態。

いきなり2600mに登って来たので薄い空気に慣れるべく、少しゆっくり歩いてもらうがすぐに団体さんに追いついて追い越す。ホテルから50分で乗越浄土に到着。そしていつものごとく強風が吹きつける〜。さぶっ!

中岳を通過し、木曽駒ケ岳の山頂を目指す。いつもなら雪があって、ラッセルなどをしていて山頂は行くつもりにしていても時間的に無理でいかないことが多いが、この日は余裕。ただ、風はきつい。

11時に頂上。風がますます強い。残念ながら御嶽は見えなかった。寒いのでとっとと下山する。
頂上小屋の東側に回って風を避け休憩を取る。甘いお菓子と暖かいお茶が美味しい。

再び風の中に飛び出て乗越浄土まで歩く。ここから千畳敷カールに入るとぴたりと風が止む。帰りは、積雪がある場合は(というか冬季は)通行禁止の剣ヶ池の西側の夏道を歩く(↓)


雪が全くありませ〜ん。12時頃ホテルに帰着。12時55分のロープウェイに乗り下山。この日のうちに帰宅できた。
宝剣岳中央稜を登っている3人パーティがいた。この時期に、この雪の少なさで登れたのはある意味、ラッキーだなぁ、と思う反面、ちょっと物足りないかもね。