メンバー 単独
ルート 阪急岡本駅→打越峠→西おたふく山→一軒茶屋→雨ヶ峠→風吹岩→阪急芦屋川駅
これまで頂上を踏むことがなく、どこに山頂があるのか知らない西おたふく山に行くことに。
阪急岡本駅から登山口まで、近いけど結構急な坂道を登り、汗をかく。暖かい日だった。
打越峠から少し道を外れて七兵衛さん、いや、七兵衛山へ。景色がいいのと座れるように整備されているのでここで休憩。大阪湾が太陽の光でキラキラしていた。
*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*
さらに進むと、去年の6月に初めて歩いた時に覚えておいた分岐にある大きな岩に到着。標識には、プリントされた字で「西おたふく山」と書かれていたと思っていたけど...。手書きだった。これ、信じていいのか?
記憶に間違いはないはずも、この手書きを信用していいか疑問だったので、地図で確認。やはりこの辺のはず。でも、もう少し進む。進んでから再度地図を確認。これ以上進むと違うところに行ってしまうので、戻ってここで沢を渡る。
沢を渡って振り返る。渡ったところに同じような標識が立っている。向こうから見えない面を覗き込むと...
書いてあった。「西おたふく山こっち」と。こちら側にも下から続いてきている踏み跡があったけど、人は歩いているのかなぁ?
しっかりついた道を進む。誰もいない。ある程度通った山域とはいえ、初めて歩くルートには少し緊張もするしドキドキもするしワクワクもする。ちょっとした未知の世界(?)に踏み込むのは本当に冒険だ。非日常だ。
*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*
頂上近くになると、南側が開けて西宮方面から大阪湾を挟んで大阪市内が見渡せる。少し霞んでいたが、この日は金剛山地も見えた。
六甲最高峰。実は、六甲山という山はない。六甲山=六甲山域のことで、六甲山と呼ばれているところは、「六甲最高峰」というのが正しい。まぁ、六甲山といえば、ここだと分かるから細かいことは言わないけど。
*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*
西おたふく山の頂上には、電波塔と鉄塔が1体づつ、2体立っている。どこが頂上なのか分からなかったので、お弁当を食べていたおじさんに声をかけて教えてもらった。高い鉄塔の横だけど、標識もなにもないよ、とのことだったが行ってみると本当に何もなかった。
鉄塔をバックにセルフフォトを撮って進む。
鉄塔前の道に残っていた獣の足跡。多分イノシシかな。
*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*
鉄塔前から六甲縦走路に出るまでの管理道には雪が残っていた。ここは北側だから一番多く残っていた。
*ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー・ー*
一軒茶屋で大休止をして、いつもの道を下る。1時間ちょっとで風吹岩に到着。記録のために看板の写真を撮ろうとすると、岩の上から「イノシシいますよ。気をつけて」と声をかけられた。
さて、この写真のどこにいるでしょうか?
看板の後ろでした。松の枝でちょっと分かりにくいですね。よく見かけたでっかい個体よりは小ぶり。去年の11月だったか、ニアミスした個体だと思われる。でっかい個体はどこへ行ったのかなぁ?
で、家に帰ってきて国土地理院の地形図を見てみると、西おたふく山の山頂は鉄塔のところではなかったことが判明!勘違いしていた理由はなんだったのか?
次は、必ず山頂を踏もおっと。