2019年9月14日土曜日

比良山 白滝谷沢登り

山行日 2019年8月25日(日) 晴

3週間も前の記録です。

2年前に購入した沢用タイツをあまり履いておらず、もったいないので今年こそは一度は沢登りへ行こう、ということで初級者レベルの沢へ。8月前半は暑くて暑くて今年は絶対に沢へ、と楽しみにしていたが、お盆を過ぎると暑さ収束。朝晩、ひんやりするようになり沢に来る時期外したな、と思ったのですがそんなに寒くなく。楽しい1日でした。

大津市坊村の駐在所がある広い駐車場からスタート。明王院の横を通り林道をテクテク歩く。古いトポ図にはこの林道(歩いて約1時間)の終点まで車で入る、とあるが現在はご存知のように通行不可。まぁ、あちこちで落石あり崩壊あり、なんでそもそも車で走るのは不可能。

先ほどから気になっている両足のかかと。どうも嫌な予感がする。2年前に新調した沢靴だが、今回は低山の沢登りということで薄い靴下を履いて来た。

牛コバから沢沿いの登山道へ。釣り人2人がいた。前週の局地的大雨のせいでか、まぁまぁ水量がある。そういえば夜中にもかなり雨が降った。

トポに記載されているあるはずの「橋」がない(何十年前のトポだ?)。適当に進み、適当な場所で装備装着。そしてその辺から入渓(午前8時20分)

そこそこの水量で楽しい。誰も入っていないのかな?人影がない。まぁ、いいや。 

白石谷出合。左側の奥に「布ヶ滝」が見えた。水量が多くなかなか立派な滝だった。
ここは、滝の左側に見えている小さい穴を抜けて突破する。楽しい。


クルミ谷出合(午前9時20分)。登山道と近接するところ。離れたところに下山途中の登山者が休憩しているのが見えたが、この時間にどこから下山してきたのだろう?
水しぶきがかかり迫力ある写真が撮れたかな?

白滝。ここは進行方向右側に高巻き道がある。高巻きには苦い思い出があるので、踏み跡があっても慎重に、慎重に...。

「二段二条18m」の滝。ここは直登。でも滝と滝の間のライン、どう見てもぬめっている。やだなぁ。しっかりラインを読んで突破する。滑らないようにだけ気をつける。ホールドとスタンスはしっかりあった(「滑り」にも苦い思い出があるので)。

この滝を抜けるとやや平凡な沢歩きになる。特に危ないところもなく。

ルートのフィナーレ、夫婦滝。水量が多かったおかげで迫力のある滝を見ることができた。写真に写っていないような気がしますが、左上にお不動さんがいらっしゃいました。
この後、右側に上がり、滝見道をたどって滝の上へ。その後も遡行をしようと思えばできるようですが、せせらぎに変わるのでここで終了(午前10時40分)。
滝見道は、崩れており踏み跡が異なる方向に走っていて少しうろうろしてしまった。

滝の上には休憩ができるお堂があったが、イスが半壊していて利用せず。これより少し上にトイレ(多分)があったが、ここも扉から壁から壊れており、利用不可能のような感じだった。怖いのでここにも入らず。

少し休憩を取り、沢沿いについた登山道を下る。この道もやや悪し。

12時過ぎに登山道が沢と近接する場所を通過。ここで、8人パーティと3人パーティが遡行しているのを目撃。おっと、こんなに盛況な沢なんだ。入渓した地点では午後1時前に4人パーティ(しかも結構本当の初心者さんたち)が遡行開始していた。大丈夫か?

そして大丈夫じゃなかったのは、私の両足のかかと。入渓する時点で靴擦れはすでにズル剥け状態。応急処置をしながら1日を過ごしたが、水の中より林道歩きの方が辛かった。車に戻った時点で限界越え。あぁ、痛かった。

途中で見つけたサンショウウオちゃん。水中オーケーのカメラで、水の中に入れて撮ったらこんなにきれいに撮れました。無事に大きくなってね。