2019年10月19日土曜日

三倉岳クライミング

2019年10月13日〜15日
広島県大竹市 三倉岳


冬の大イベントに向けてクラックの練習をするべく小川山へ行こうと計画していましたが、台風20号の影響を考慮して西へ向かいました。幸い、廻り目平付近は被害がなかったようですが、その近辺のことを考えるとクライミングに行く状況ではないと考え目的地変更。

台風接近ということで土曜日も仕事が休みになったハズ。夕方前に大阪出発。夕食休憩をはさみながら現地に午後11時頃到着。山屋さんにキャンパーさんにと賑わっていました。

日曜。晴れ。
数回来てますが、ついて行くだけだったり、高速料金の割り勘の頭に入れらただけだったりと、どこがどの岩場かうろ覚え。トポを片手に岩場へ向かいますが、ハズはちゃんと見て回ります。トポ図と岩の形状を見てだいたいの場所、ルートを確認します(が、覚えはしない)。覚えはしないが、ちゃんと見て回るところは見習わないと。

この日は旧Aフェース、Dフェース、Bフェースを登りました。そんなに高くないグレードを登りましたが、これが5.9?
Bフェース 「ノーマル(5.9)」
そもそも10aのルートだったらしいが、私の足元に左右に走るスリットに1本ハーケンがあっただけだから、との理由。危険すぎて誰も登らないのでボルトを足して登りやすくなったのでグレードを5.9に下げた、とのこと(両粂さん談話)。いやぁ、ボルトを足した=登りやすくなったんではなく、取りつきやすくなっただけだと思うんですがぁ...💧

話は前後しますが、登っていると下から声がするので見ると、な、なんと!開拓者の両粂さんとまゆみさんが座ってるではないですか!10年ほど前に初めてお会いした時からご無沙汰しており(両粂さんの記憶には私はなかったようですが、笑)、今回行くにあたってどうしてはるかなぁと思っていたので、会えて感激!岩の上から名乗るとまゆみさんが「え〜りょうちゃん?!」とまゆみさんの記憶に私はしっかり残されていたようで感激。
頑張って登って下りて、お話をして新しいエリアのことを教えてもらい、トポをお借りした。

月曜
晴れ。この日は暑かった。
前日教えてもらった新しいエリア「ロング・ビスタ」へ。
2人だけかと思ったら、5人チームが後から来た。譲り合って登る。
「爺が自賛」右隣の人が登っているのが「猿蓑」
「猿蓑(5.10a)」を最初に登る。が、後で下部を間違えて登っていたことに気づく。ま、いいや。次に「爺が自賛(5.9)」を登る。長いルートで楽しい。砂があって滑りそうで怖い箇所もあったけど、登ったぞ。
ランチを食べて中途半端な時間だったので下りるかどうするか迷ったけど、この日は世間の三連休最終日。この時間になると人気の源助崩れには人はすでにいないはずなので、源助へ行くことに。
「モアイクラック(5.9)」をトップロープでトライ。いやぁ、クラック難しい&痛い😢
手が決まったと思って体を上げると外れそうになる。足も痛い。クラック内の微妙なとんがりが手の甲に刺さる、などなど...。痛さてんこ盛り。

火曜
晴れ。3日連続晴れの天気で恵まれた。この日は風があって気持ちいい。
源助の東面に行く。帰る日なので午前中だけしか時間がない。
「ブー(10a)」をトライするハズ。でも難しい〜。諦めてトップロープをセット。
風が通るのでこの岩場は寒い。
私もトップロープでトライしたけど、3日目だからか頭があまり動かない。クライミングって結構頭を使う。
なんとかかんとか登りきった。ハズがもっかいトライ。どうやらムーブが解けた様。
天気がいいので名残惜しいが昼過ぎに下山、帰宅。

やっぱりリードしないと上手くならないのかなぁ?でも怖いんだなぁ。でも上手くなりたい。でも怖い。葛藤は続く。