2019年10月25日金曜日

小川山クライミング

2019年10月20日〜21日

ほんとは22日までの二泊三日の計画でしたが、天気予報悪く一泊二日で。関西からだと結構遠い。

天気が思ったより悪い...
日曜早朝に到着。テント場の申し込みをまず済ませる。今回はクラックの練習が目的なので、事前に100岩(小川山だけで1/3くらいのページを使っている)の全ルートを見てハズに登りたい(登れる)ルートをピックアップしておいてもらった。
登りたいルートが集まっているのが「藐姑射岩(はこやいわ)」。廻り目平からカモシカ登山道を登ると近い、と20年ほど前の某クライミング誌に書いてあったので信じて進む。
結果、40分ほどで到着すると書いてあったのが倍の90分かかった。反対から登った方がはるかに近かった(結構怒り&疲れた)。

途中の「唐沢の滝」は立派だったが...
着いてみると岩壁にはびっしりキクラゲのような植物が張り付いている。おまけにクラックからは雑草が伸びている。ここがほんとに藐姑射岩か?と二人でトポ図と照らし合わせながら周辺を歩き回る。間違いないようだが、トポに載っているルート数ほど登れるルートがはるかに少ない。しかも雨降りの後で、天気どんより見た目悪く、がっかりして登るのを諦める。

藐姑射岩の...どのルートだ?期待が大きかっただけにがっくり
せっかくなので、来た道とは反対側へ進んで廻り目平に戻ることにする。途中「カモシカサイドロック」の横を通ったが、見上げる限り、こちらも本で紹介されているほど本数ほど登られている様子はない。こちらも雑草、キクラゲびっしり状態。
紹介本数多い=登られている、という公式は成立しないようだ。

なんだかなぁ〜、と気分がだだ下りの二人。屋根岩への分岐近くになると、屋根岩を登っているパーティーのコールが聞こえてくる。充実した日曜を過ごしている人もいるのに、うちらは...(はぁ〜)。なによりハズの落胆度がものすごい。気を取り直して昼からはかの有名な「小川山レイバック」へ行くことに。ところが人気ルートだけあって5人ほどTRで登っていて、こちらに気づいてもなんだか譲ってくれる気配皆無。仕方ないのでこちらも諦めて、西股沢対岸の兄岩、弟岩へ行こうとする。が、水流多く流れも早く、渡渉はちょっとなぁ、とこれまた諦め(根性ある人は渡渉して兄岩登っていた)、他に渡渉地点がないか探りながらぶ〜らぶらと上流へ。マラ岩、妹岩へ渡る渡渉点が分かったのはよかった。(いいこともある)
その後、ボルダー岩「ビクター(ヴィクター)」の横からクライマーがたくさん下山してくるので、「ガマスラブ」の入り口だと思って進んでみた。事前の情報だとガマスラブ周辺は去年の台風で崩壊し、整備されたとのことだったが、えらく普通。登ったことある!と自信満々に言っていた私だが、結局ここはガマスラブでないことが判明。またホラ吹いてしもた。

ぶ〜らぶらしながら廻り目平周辺の地形、岩場は理解したので、かなり消化不良の1日目だったが、日も暮れる時間になったのでテント場に戻りトマト鍋を食べて早々に寝た。

2日目へ続く...。

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