2019年12月13日金曜日

瑞浪 屏風山

2019年12月8日(日)晴

岐阜県瑞浪市にある屏風山へ初めて岩登りに行ってきました。

数週間前に裏六甲の烏帽子岩で、知り合いから「名張は難しいでしょう。瑞浪だとクラック初心者向けルートがあるよ」と教えていただき行ってみることに。

Door to door で3時間ほどの行程だが前夜泊。大阪行き、東京行きの各屏風山PAのちょうど中間地点に位置するので、恵那インターで下りて戻るより、瑞浪インターで下りて北上する方を選ぶ。瑞浪インター手前の虎渓山PAで仮眠。

瑞浪インターを下りて下道を進み、岩場への道を進む。(地元の方の生活道なのでなるべく静かに通行を)。いつものごとく、この道への入り口を間違えた。初見の場所は一度は間違う。途中で下りてきた車があってすれ違う。(朝早いのに?)

お墓のすぐ横(上)にある広場に来た。ここは駐車禁止の場所。道は合っていることを確信。次に看板が現れた。「クライマー...」の文字が見えたので車を止めて読んでみる。岩場での火気厳禁、岩場付近での車中泊、テント泊禁止、などが書かれていたので、この辺りに違いない。さらに少し進むと車が数台路肩に停まっていたので、縦列駐車した。すると先ほどすれ違った車が上がってきた。
駐車場所からは岩が見えないので、先ほどの看板のところから進んでみよう話をしていたが、ハズがこの車の運転者に話しかけた。(珍しい!)するとこの方、地元の方との話し合いや岩場の整備などをされている人だった。初めてということで、アプローチ道などを案内しましょう、と言ってくださった。ラッキー。

やはり先ほどの看板のところから入っていく。少し歩くとケルンがあってさらに進むとすでに登っている人たちが。8時半ごろだったか。早いなぁ〜!
「展望台」岩や荷物置き場などを案内していただき「何かあればこの辺にいるので声をかけてください」と言っていただき別れた。

下見開始。予習通り、登れそうなグレードがある「シスターズドーム」をトライすることにした。
「余裕のよっちゃん(5.8)」をトライするハズ(↑)。しかしクラックが分からん!手足の差し方が分からず粘ったが敗退。TRをセットしてトライすることに。
私もトライしたけど、斜めに走ったクラックを登るのって難しい!午前中はこのルートを登るだけで終わってしまった...。
ランチ後、左側の「有希子の初恋(5.10a)」をTRでトライ。これまた斜めに走ったクラック。ふんばって奮闘して粘ってなんとか攻略した。リードやったらほんましんどい💦

終了点から見える恵那山に少し慰められ...

いい時間になったので下りることに。帰り道途中の「ティータイム(5.7)」をトライしてみた。短いルートで、ハズはするするっと登ったので私も果敢にリードでトライするも...。

「有希子の〜」で力を出し切っていたようだ。この後(↑)クラックをうまく使えずレイバックの体勢になった途端、腕に力が入らず落ちそうになり敗退。
腕の力もさることながら、気持ちを萎えさせたのがハズの一言。1本目のキャメロットをセットした時、ハズが下から見て「う〜ん、あまいな。」😱
レイバックだとプロテクションをうまくセットできないので、クラックと正面で向き合って登るのがベストと身をもって実感。モノの本に書いてあった通りだった...。

年末年始のクライミングトリップまであと数週間。最後の追い込み練習は続きます...。

*今回使ったロープの長さ 60m長さを1本
*カムデバイス BD社のキャメロット#4、#3、#2、#0.75を各数本。