2020年1月12日日曜日

Joshua Tree National Park 〜クライミング編〜

今回、ジョシュアツリーに行こうと思ったのは、日本の年末年始は大荒れになってどうしても登りたい山に登れないのと、ちょっと気分を変えて冬にクライミングをしてみたいなぁ、と思いどうせなら海外へ行ってみたい。で、クライミングするならヨセミテ、と思い浮かぶのが常ですが、この時期もちろん入園はできますがほぼ冬の状態なんで、それでは南カリフォルニアの砂漠にあるこの公園に行ってみたい、と。

去年の一番最後の更新でも書きましたが15年ほど前に訪れた時、クライミングをしている人たちを見たのも記憶&写真に残っていたのも理由の1つ。クライミングを始めて(晩年下手っぴクライマーですが)一度は行ってみたいなジョシュアツリー♩と思っていたのも確かでした。

簡単にジョシュアツリーを説明すると、こんな感じ

距離感を説明すると West Entrance から Hidden Valley まで、舗装された道路を時速50〜60キロで信号なく渋滞なく走って30分ほど。Indian Cove には、オレンジの太い線=幹線道路の曲がり角から20分ほど。

ジョシュアツリーのルートを登るにあたっての注意点としては、
*終了点=ラッペルリングまたはクリップ型の終了点があるルートがかなり少ないこと。なので、5.9台であれ、5.10台であれ11台であれ、QDやNPを回収するため、ビレイヤーはフォローする必要がある。
*TRをセットすることは可能だが上記に書いたように終了点のリングやボルト支点がないルートが多いので、ルートの終了点でクラックにキャメロットなどのNPをセットして支点を構築する必要がある。
*クライミング終了後、歩いて降り、地面に戻るというルートも多いので、クライムダウンする力量も必要。また、靴はローカットで問題ないがグリップ力=滑らない靴底であること。(例えばFIVE TENのアプローチシューズ)

さて、最初の4日間は雪の少ない Indian Cove へ。日程を通して10a 以下のグレードを登りました。

簡単なクラックから。これは私もリードできました。

次にこのスラブ。20mほどの間にピンが3つしかない。おぉ、こわ。ハズはリード、私はTR。

Indian Coveの Short Wall にあるBombay (5.9、写真中心のライン)と Calcuta (5.9、右側のちょっとぐちゃっとしたライン)や

Campfire 岩の North Wall、Right Side にある Campfire Girl (5.8)をリードするハズ。日が全く当たらないので寒い寒い。ビレイする手がかじかんで私は登らず。

とまぁ、こんな感じで Indian Cove 周辺を楽しんだのですが、3日目も経つとほかのエリアに行きたくなるのが人情。あの大雪から5日も経てば岩の上の雪も溶けているだろう、ということで、31日はいよいよ公園の中心部、Hidden Valley へ行くことに。

ということで、続く。

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