2020年8月9日日曜日

初めての穂高山域

先日、六甲の堡塁岩へ久しぶりに行ってきました。日曜と火曜に行ったのですが、日曜は湿気が多くて蒸し暑かった。標高700mくらいなのでいつもの烏帽子岩より涼しいかと(去年は涼しかった)期待してましたが、予想外に蒸し蒸ししてました。
火曜日は快適でしたが、日が当たると夏の日差しはあっちっち🔥でした。

で、堡塁岩の写真は特にないので、今回も2004年7月にgo backします。

7月10日〜11日。1泊2日で蝶ヶ岳です。この山行も唐松岳のメンバーとほぼ同じ。会社のAさんに誘われて行きました。

早朝5時半ごろに上高地出発。明神までの道で初めて見る野生の猿にいい意味で驚いていましたが、今では彼らがもたらす害について懸念しています。
徳沢から見た前穂の四峰正面壁。繰り返しますが、数年後、こちらを岩登りすることになろうとは、よもや思っておらず。それ以前にこの壁を登るという想像力もなく。もちろん、「ナイロンザイル事件」のことは知りうるに及ばず。

当時の歩いた時間を見ると、ほぼコースタイム通りで、速くもなく遅くもなく。朝は晴れていたのに「妖精ノ池」(妖精はもちろんおらず。この名称の理由は定かでなく)に着く頃にはガスが出るという天気でした。
曇り空の下、お花があちこちに咲いており、まめに写真に収めていることから初めてみる花に感動していたのだろうと思います。

稜線に出ると、向かい側に槍穂高の稜線が見えたのですが、先日の唐松岳から見た剱岳ほど感動はなかったように記憶しています。尖った槍ヶ岳もちゃんと撮影してるんですが、なんででしょうね。「いいなぁ」と思わなかった。

蝶ヶ岳ヒュッテが見えてきました。今回は下着を忘れることはしませんでした。毎回忘れてたら、何枚あっても足りませんからね。

2日目は朝から小雨。亡くなった母ちゃんの雨具を着て写真撮影してました。とはいえ、徳沢まで下りるとすっかり雨も止み曇り空になっていました。
梅雨の真ん中とはいえ、大雨に降られることもなかったのでいい山行だったといえるのではないでしょうか。

このブログを書いてるのは8月ですが15年前のこの時期は今ほど暑くなかったなぁ。ほんとに度々書いてますが、高山=涼しい=登山にいい時期、という思い込みは捨てて、雨降りを避けるというだけでなく暑さに対しての対策も考えて山行計画しなくてはいけないなぁ、と思う今日この頃です。