2020年8月16日日曜日

初めての穂高連峰(一部)縦走 その1

お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?毎日暑い日が続いています。

さて今回は2004年8月8日から10日、2泊3日で行った生まれて初めての穂高連峰山行です。この時もいつもの会社の人たちと一緒でした。
会社のメンバー(グループ)の人たちは、国内の3000m以上の十四座を登る目的で結成したグループでした。この時点ですでに南アルプスの3000m級はほぼ終了しており、(今思うと、厳しいのを先にやっつけったんだろうと思います)残る大部分は北アルプス。そのうちの1コースというのがこの山行でした。

3日とも天気に恵まれてよかったです。1日目は涸沢小屋、2日目は穂高岳山荘に泊まるという行程でした。

数回目の上高地を経て初めての横尾、横尾橋から向こうは未知の世界です。
ゆっくり歩いたせいか、そんなにしんどかった覚えはなかったです。気持ちと体力に優しい山行でしたね〜☺

到着後は小屋前のテラスでみんなで飲み会開始。眼下には涸沢のテント村。「テントで来る人がいるんだ〜。小屋があるのにわざわざ...?」と思っておりました。
小屋の部屋から撮影した写真。ザラザラの砂の斜面の上に峰があるのと8月でも雪が残っているのを珍しく思ったのを覚えています。「雪渓」という言葉はこの時教えてもらいました。

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翌朝、北穂へ向けて登ります。そこから縦走して穂高岳山荘へ向かいました。
南稜を登る途中、振り返って下を見てみます。ずいぶん高いところまで登ってきたなぁ。テントが小さく見える〜、と撮影しました。初めてだとなんでも珍しいものです。
途中で渋滞も発生。こういうのも渋滞と呼ぶんだと知りました。ガスも出てきましたが、当時は、標高が高くなるとガスが出るもんなんだ、と思ってました。雨にあうわけではないから気楽なもんでした。
この後、北穂の頂上に行ったのかなぁ?写真がないんですよね。なんでか松濤のコルあたりでは写真を撮ってもらっているのに。

涸沢岳に向かって進んでいると、おぉ、あんなところに人がいる!涸沢槍のあたりかなぁ?シルエットがかっこいいなぁ〜。
このシャークフィンのような尾根(?)はすごい!無知の私は「あそこを登ってみたい!」と叫んで、メンバーの人は引き気味の困った笑いをしていたのを覚えています。滝谷の第四尾根ではないんじゃないかなぁ?ちょっと切り立ちすぎてますよね〜?でもって時間的に、縦走路と合流する場所を過ぎてるはず。写真奥のピークは蒲田富士かな?
このあと、涸沢岳を通過して穂高岳山荘に到着してますが、時間を見るとえらくかかってる!
7時間ちょっともかかってるけど、ゆっくり歩いていたからかなぁ?渋滞が結構あったのは覚えているけど、とはいえ、ちょっとかかり過ぎ?でも、ちゃんと早出早着(午後1時前に到着)してたから問題なし!

この山行の後半は次回です。