2020年8月23日日曜日

初めての穂高連峰(一部)縦走 その2

初めての穂高縦走の3日目。穂高岳山荘から奥穂高岳へ登り吊尾根を歩いて、前穂高岳の頂上を踏み、岳沢小屋を経て上高地へ下ります。

奥穂高岳への道。朝から大渋滞(↑)。歩くペースがつかめず、困った記憶があります。
頂上の祠で皆んなで記念撮影した後、ふと見るとこちらもすごい人!(↓)
どっち方向から撮影したものかなぁ?頂上からほんの少し吊尾根方面に進んだところに、平らな場所があるのですが、そこを撮ったのかなぁ?なにはともあれ予想外の人の多さだった。

なんか危なっかしいところにいるなぁ、(↓)と思いますがこれもおそらく渋滞してて待ってるんでしょうね。初心者で、判断つかないので皆の真似して止まる時は止まる、という状態でした。

この山行で2つ鮮明に覚えていることがあります。
1つ目は、紀美子平に荷物をデポして頂上往復した時のこと。無事に頂上を踏んで下りてきて、一息入れてから出発しよう、ということになって行動食を食べ始めたのですが、気づかないうちに私、意識が遠のいていたんです。は!っと気づくと隣にいたメンバーの人に支えられてて「大丈夫ですか?」と言われたのですが、私自身、全く意識がなくなっていたことに気づいておらず、自分でも驚きました。持って行った行動食の量が少なかったので(量の計算ミス)、ひょっとしてシャリバテのような兆候だったのかも。

2つ目は、岳沢小屋で。皆で小屋でジュースを飲んでいた時のこと。隣のテーブルで家族連れが同じように休憩してました。父親だろう男性の視線を感じたんですが、同時に、小学校高学年くらいの娘さんに「山女にだけはなってくれるなよ」と言ったのです。明らかにこちらに聞こえる声で。視線を感じたのは確かで、とはいえ、私を見てなのかどうかはともかく、何をいきなりこの父ちゃんは言い出すんだろう?と。しかも「〜にだけは」ってかなり嫌味なニュアンスが含まれていた。まぁ、「山ガール」って言葉が流行るだいぶ前の話ですからね。
それにしても「山ガール」が流行した時を経た今、あの女の子はどうしてるんだろう?山登りしてるんだろうか?

リフレッシュしてあとは時々眼下に見える上高地へ向かって歩いて無事到着!温泉入って帰路につきました。
初めて岩稜地帯を縦走したことにものすごく満足した山行でした。