2020年8月26日水曜日

昔日山行話 その8

御在所岳(滋賀県)と曽爾高原と倶留尊山(奈良県)

前回、書きましたように2004年8月に穂高デビューを果たした私は、山登りの面白さに目覚めてしまいました。特に岩々した場所をよじ登ったりするのがとても楽しかった。

でも1人で山へ行ったりするのはまだまだできない(心細い)ので、同年9月にまたまたモンベルのツアーで御在所岳に参加。伊吹山で知り合いになった方と一緒に参加しました。
当初は、中道を行く予定だったのですが、行く前に降った大雨で道が崩れてしまったとかで、裏道登山道を行くことになりました。裏道登山道の方がきついんですが。下りてくるとまぁまぁな時間になったのを記憶しています。

で、御在所の裏道を歩くハイカーあるある、ってやつですが、
中尾根バットレスを登っているクライマーを見て、すごいなぁ、と思って写真を撮っておりました。当時は、まだクライミングをしておりませんでしたから、すごいなぁ、でしたが、今は、ハイカーが「きゃあ、あんなところに人がいる!」なんて響く声を聞く側に立っているとは。まさに人生どうなるか分かりません。

今回は、2回分まとめて書きます。
御在所へ行った後、たしかハイキング山行を主な活動としている山岳会に見学入会したんですよね。例会に1回、山行に1回行ったんですが、ちょっと違うなぁ、と思って正式入会はしませんでした。
その後、ドキドキしながら1人で行ったのが、曽爾高原と倶留尊山。倶留尊山は、入山料500円を払うのですが、なんか山に登るのにお金払うっていうのが違和感ありましたが、後で聞くと個人の所有らしいので、それなら納得か、と思った次第です。

10月上旬で、まだススキの穂は開いてませんでした。見下ろすと、歩道がくっきり見えて面白いなぁ、と思いました。ハイカーの人がたくさんいたので、心細いということはなかったのですが、古光山にも行ってみようと向かっていた時でした。両脇が笹とススキに覆われた道を進んでいると草むらの中で、ガサガサっと大きな音がしたのでびっくりし、そのまま踵を返して下山したのを思い出します。鹿とか猪とか?何だったのかは不明ですが、びっくりしましたね〜。やっぱり1人は心細い、と思ったものでした。