2021年4月30日金曜日

アイゼン修理

アイゼンの底についているアイゼンプレート。くっつきやすい雪が底についてぽっくり下駄のようになって、こけるのを防ぐために付いているもの。正直、こんなんいるんかなぁ?とず〜っと思っていた。
購入して10年ほど経つ私のアイゼン。爪もたいがい丸まってきているので、そろそろ買い替えか?と思いつつ、たまに爪を研いで使っている。しかしプレートの方は、ずたぼろ状態。そんな状態で西穂と中アに行った。中アの山行では歩いている途中で、ポロポロとプレートがくずれて落ちていく始末。
ハズと「こんなんいるんかなぁ?そんなに役に立ったような記憶ないけどなぁ」なんて話をしながら登っていた。

二日目。いやぁ、怖かった。腐った雪がどんどん私の足裏で発達し、ぽっくり下駄の底になる。前を進むハズのアイゼンも同じようになるものの、ある程度成長したら「ぼろ」っと雪の塊が取れる。私のとはいえば...。なんせプレートのほとんどがない状態なので、そのままゴロンと転がりそうになる。ずぼずぼ足がはまってバランスを崩すので余計に悪い。
あってもなくてもその役割がよく分からなかったプレートですが、やっぱり必要でした。で、帰宅後ロッジに行ったけど古いアイゼンなんで取り寄せに。入荷するまでの間(あと一回くらいか、雪上山行)、ハズが応急処置をしてくれた。
私のアイデアでは、テキト〜に切ったプラスチックのまな板をビニルテープでぐるぐる巻きにするだけ、というもの💧 
それをハズがここまでしっかりしたものにしてくれた。こちら↓
プラスチックまな板をいい大きさに切り、
穴を開けタイロックで固定するというアイデア
すばらしい🎉
左側がぼろぼろのプレート。原型をとどめちゃいない...

最後に先日の中アの山行で気に入った写真を。六合目の小屋場の真ん中にすっと立っていた木。なんの木かは不明なんですが、伸ばした枝がなにかを語りかけているようなたたずまいが気に入って撮影。
一眼レフとかやったらもっといい感じに撮れるんだろうなぁ...📸