2022年5月28日土曜日

戸隠山(長野県 1904m)

日時 2022年5月24日(火)
天気 晴れ 快晴!

黒姫山で少し疲れたけれど、今回のメイン山行である戸隠山へ。天気予報では、1日通して天気がいいのはこの日だけ。水曜は夕方から雨降りの予報。際どいルートの戸隠山なので天気のいい日に登りたいので少し無理をした。

午前4時起き。キャビンにはコンセントがあるので炊飯器と無洗米を持ち込んでおにぎりを作っておけるのがありがたい。ただ、しゃもじを忘れてしまった。スプーンで代用したがやはりしゃもじはあったほうがよい。

さて大きいおにぎり2つ持って5時出発。

「ささやきの小径」から戸隠神社奥社の随身門へ向かいます。約1時間のハイキング
ヒンヤリした空気ですが歩いているとちょうどよい。

戸隠神社奥社といえばこの杉並木。何年か前に冬、雪が積もっているときに来たことがありますが、普通のズック靴でよく歩いたなぁ。

随神門から半時間ほどで登山口のある奥社の社務所に到着。腹ごしらえのためおにぎりを頬張ります。計画書も提出。色々と注意事項が書いてあります。
戸隠山といえば「蟻の塔渡」など危険箇所で有名。危険箇所の解説が書かれた看板が設置されていました。読んでみましたが、情報量多すぎて覚えきれない...(汗)

そうこうしていると女性3人を連れたガイドさんツアーが追い越して行きました。

最初は普通の登山道です。半時間ほど行くと岩場が現れます。新しい鎖が設置されていますが、鎖はなるべく使わず岩をつかんで登ります。


そして核心の蟻の塔渡へ到着。ガイドさんたちは一服入れていたため、私たちが先行。
私たちも一応ハーネスを装着しています。だんさんは30mロープを持ってくれています。

こんな感じでだんさんはすたすた行きます。私も後に続きます。ロープを出そうか?と言ってくれましたが、場所が場所なので断り自力で進みます。トレッキング用手袋は滑るので脱いで気合いを入れました。
よく見ると、左に右にスタンスがあるので、少し下がるか、尾根をまたいで進むとよいです。

通過すると出だしが恐ろしいだけで、後はなんとかなりました。この後、またクサリ場があり、それを登ると「八方睨」に到着。見晴らしがいい場所です。
ガイドツアーさん達がちょうど塔渡を歩いているところでした。
戸隠山山頂はここから15分ほど進んだところにあります。
稜線から10mほど下でしょうか。山肌に鎖が設置されておりこちらを進むこともできます。
でもどうなんだろう?足元が滑りそうでこっちはこっちで恐ろしそう...。

戸隠山と九頭龍山を過ぎ一不動避難小屋へ向かいます。

途中、ところどころ残雪があります。踏み抜くのが嫌ですが、地面を歩くとドロドロでそれまた汚れるのが気になる...。笹などを持って進みます。アイゼンが必要なほどではなかったですが、ここ以外で両側が切れ落ちてるところがあるので滑らないよう要注意。

九頭龍山からが〜〜っと下りが続き、もう少しかな?もう少しかな?と思ったところで避難小屋に到着。
小屋の隣に携帯トイレブースがありますが、この日はまだ開放されていませんでした。小屋の中は涼しくて寒いほど。20分ほど大休憩。

一不動から大洞沢を下るルートは、出だしのところに残雪があり出だしが少しいやらしそう。もしここを下りるのであればアイゼンとピッケルあったほうがいいと思います。
私たちは尾根づたいに五地蔵山まで進みます。

一番奥のピークが五地蔵山。う。ちょっと遠い...💦

五地蔵山は標識があるピークが二ヶ所あります。五地蔵山のあとあっという間に六弥勒。左に行くと高妻山へ。右へ進むと戸隠キャンプ場へ。単独の方が登ってこられました。

弥勒コースというコース。いやぁ、急なこと、急なこと。よっこいしょ、よっこいしょ、と膝を気にしながら足を進めます。
天気よくて暑いです。行動用のお茶が底をつきそうです...。

時々、平坦な道になりますが、八割以上は急傾斜
眼下に戸隠牧場 正面に飯縄山

標高が下がるとすばらしいブナ林 新緑が目にしみます

六弥勒から約2時間で牧場の登山口に到着しました。はぁ、よぉ歩いたぁ。牧場の中を散歩気分で歩いてキャンプ場へ。
牧場内にある「カフェ・フレール」が営業していたので、立ち寄ってソフトクリームを食べることに。だんさんはプリンの上にソフトクリームが乗ったのを注文。
牛乳の味がしっかりするおいしいソフトクリームでした。プリンもまた絶品。カラメルの苦味がさいこ〜!でした。
お店のご主人が気さくな方で、戸隠に登ってきたことを話しすると、14サミッターの竹内洋岳が、NHKの日本百名山の取材でこないだ(?)登りに来たとおっしゃってた。

カフェ・フルーリーのテラス席から戸隠山 午前中はあの稜線を歩いていたんだわ〜 
あ、ソフトクリームを写真に入れるの忘れてた